用語解説

電灯

電灯とは、蛍光灯や白熱灯といった照明器具を指します。

小型機器

小型機器とは、テレビ、洗濯機、エアコン等の単相100ボルトまたは200ボルトで使用する電気機器を指します。一般の電気機器のほとんどは、この小型機器にあたります。

動力

動力とは、電灯および小型機器以外の電気機器をいいます。三相電源で使用されるエアコン、業務用冷蔵庫、ポンプ、エレベーター、工作機械等が動力になります。

単相

当社がお客さまにお送りしている電気は大きさおよび方向が周期的に変化する「交流」と呼ばれる種類の電気です。「交流」の中で基本的な種類が「単相」です。単相の場合、基本的には2本の電線で電気をお送りします。

単相・交流の波形

単相3線式

2組の単相交流を3本の電線で送る方式です。この方式ですと、単相100ボルトと単相200ボルトの両方がお使いいただけます。

単相3線式交流方式図

3相

3組の単相交流を3本の電線で送る方式です。発電所で作られる電気は3相です。また、3相交流は単相交流に比べ電気エネルギーが大きいため、主に工場等で使用されています。

単相3線式

ワット

実際にエネルギーとして仕事をする電力をあらわします。通常、電気機器の仕事をする量(出力)をあらわす場合に用います。
1キロワット(kW)=1,000ワット(W)

ボルトアンペア

実際に加わった電圧と、実際に流れている電流との積(皮相電力)をあらわしたものです。 電気機器が動作するために必要な電力(入力)をあらわす場合に用います。
1キロボルトアンペア(kVA)=1,000ボルトアンペア(VA)

入力換算

多くの電気機器は実際に稼働する際に、電気的な出力値に無効電力や機器効率等のロス分を加えた電気エネルギー(入力値)が必要です。 その入力値を出力値から求めることをいいます。

入力換算表多くの電気機器は実際に稼働する際に、電気的な出力値に無効電力や機器効率等のロス分を加えた電気エネルギー(入力値)が必要です。 その入力値を出力値から求めることをいいます。

力率

電気の使用効率をいい、供給した電力に対し有効に使用された割合をいいます。力率の値が大きくなれば、送られてくる電力を有効に使っていることになります。

使用電力量(kWh)

ご使用いただいた電力量を表わします。電力量は従量制の場合電気のメーターで計量します。3kWの電気ヒーターを2時間使用された場合の使用電力量は3kW×2時間=6kWhとなります。

契約容量

契約上使用できる最大容量をいいます。〔ビジネス〕スマートBコースや従量電灯Bなどの契約容量は、お客さまが施設される主開閉器の容量または、お客さまがお使いになる電気機器の容量にもとづき算定いたします。(関連:主開閉器契約
契約容量の単位はキロボルトアンペア(kVA)です。

契約電力

契約上使用できる最大電力をいいます。〔ビジネス〕動力コースや低圧電力などの契約電力は、お客さまが施設される主開閉器の容量または、お客さまがお使いになる電気機器の容量にもとづき算定いたします。(関連:主開閉器契約
契約電力の単位はキロワット(kW)です。

負荷設備

電気設備をさします。

夜間蓄熱式機器

主として夜間時間に通電して蓄熱し、昼間にその熱を利用する機器をいいます。例えば、電気給湯機などがそれにあたります。