Energia 中国電力

社長メッセージ

株主・投資家の皆さまへ

  株主・投資家のみなさまには,平素から格別のご高配を賜り,厚くお礼申しあげます。

  当社を取り巻く経営環境をみますと,昨年4月の電力の小売全面自由化に続き,本年4月からガスの小売全面自由化も開始され,今後,地域間やエネルギー間の垣根をこえた競争がますます激化するものと見込まれます。また,2020年4月までに送配電部門の法的分離が求められており,電気事業は大きな変革の時代を迎えています。
  一方,当社グループにおいては,抜本的な経営基盤の回復・経営の安定化に不可欠な原子力発電所の稼働は依然見通しが立っておらず,引き続き厳しい状況に変わりはありません。

  このような中,当社グループといたしましては,徹底した経営効率化などにより収支の改善・財務体質の悪化抑制を図るとともに,当社グループの強みが活かせる成長事業の育成・拡大に取り組んでまいります。

  電力の小売全面自由化への対応につきましては,家庭から事業用までエネルギーに関する多様なニーズに対し,付加価値の高いサービスを提供していくことなどにより,事業基盤である中国地域のお客さまに引き続き選択していただけるよう努めてまいります。加えて,新たな収益基盤の確立に向け,中国地域外における電気事業や海外における発電事業などに取り組んでまいります。

  また,島根原子力発電所につきましては,新規制基準への適合はもちろんのこと,引き続き安全性を一層高める取り組みを積み重ね,地域のみなさまのご理解を得ながら再稼働・運転開始に向けて最大限取り組んでまいります。

  2017年3月期の期末配当につきましては,当年度の連結収支が減収・減益と厳しい結果ではありましたが,安定配当継続の基本方針を踏まえ,中間配当に引き続き1株につき25円といたしたいと存じます。

  当社グループといたしましては,中国電力グループ経営ビジョンで掲げる「地域で選ばれ,地域をこえて成長する企業グループ」を目指して取り組んでいくことで,株主のみなさまのご期待に応えることができるよう全力を傾注してまいります。

  株主・投資家のみなさまにおかれましては,今後とも格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2017年6月

代表取締役 社長執行役員 清水 希茂