Energia 中国電力

社長メッセージ

株主・投資家の皆さまへ

  株主・投資家のみなさまには,平素から格別のご高配を賜り,厚くお礼申しあげます。

  当第2四半期の連結収支につきましては,競争進展などによる販売電力量の減少により電気料金収入が減少しましたが,経営全般にわたる効率化の取り組みや,燃料費調整制度の期ずれ影響が改善したことから,減収・増益となりました。加えて,原子力発電工事償却準備引当金を取り崩したことから,親会社株主に帰属する四半期純利益が大幅に増益となりました。

  通期の収支見通しについては,2018年度に比べ,販売電力量の減による売上高の減収はありますが,燃料費調整制度の期ずれ影響の改善や経営全般にわたる効率化への取り組み等により,増益となる見込みです。

  中間配当につきましては,2018年度決算の公表時にお示ししたとおり,安定配当継続の基本方針に従い1株につき25円の配当を実施いたします。また,期末配当についても25円を予定しております。

  電力小売全面自由化から3年が経過し,競合他社との競争が激化している中,当社グループは,抜本的な経営基盤の回復・経営の安定化に不可欠な原子力発電所の稼働も依然見通しが立っておらず,これまで以上に厳しい状況が続いております。引き続き,徹底した経営効率化により収支の改善・財務体質の悪化抑制を図るとともに,当社グループの強みが活かせる成長事業の育成・拡大に取り組んでまいります。

  電力の小売全面自由化への対応につきましては,家庭から事業用までエネルギーに関する多様なニーズに対し,付加価値の高いサービスを提供していくことなどで,事業基盤である中国地域のお客さまに引き続き選択していただくことを目指してまいります。加えて,新たな収益基盤を確立するため,中国地域外における電気の販売や海外における発電事業などに取り組むとともに,既成概念にとらわれない新たな発想で,既存ビジネスの革新や新ビジネスの創出を推進してまいります。

  また,島根原子力発電所につきましては,新規制基準への適合はもちろんのこと,さらなる安全性を不断に追及し,地域のみなさまのご理解をいただきながら,早期の再稼働・運転開始に向け,最大限取り組んでまいります。

  送配電部門の法的分離につきましては,本年4月に分割準備会社「中国電力ネットワーク株式会社」を設立し,安定供給や効率性を阻害することなく円滑に移行できるよう,2020年4月に向けて着実に準備をすすめているところです。

  このように,経営環境が大きく変化する中においても,当社グループは,引き続き,「地域で選ばれ,地域をこえて成長する企業グループ」を目指して取り組むことで,地域の発展に貢献しつつ,株主・投資家のみなさまのご期待に応えることができるよう努めてまいります。

  株主・投資家のみなさまにおかれましては,今後とも格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2019年12月

代表取締役 社長執行役員 清水 希茂