上関原子力発電所について

安定供給と地球温暖化防止に向けて安全を最優先に、原子力発電の開発を着実に進めます。

  上関原子力発電所の建設計画は,2001年に国の電源開発基本計画に組み入れられ,2009年4月からは敷地造成等の準備工事に着手するなど,一歩一歩計画を進めてまいりました。東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故を踏まえ,現在は工事を一時中断しています。

  上関原子力発電所は,当社にとって,電力の安定供給確保,価格の安定性,地球温暖化防止の観点から,バランスのとれた電源構成を実現するための重要な電源です。

  温室効果ガスの削減を継続的に進めていくためには再生可能エネルギーの拡大とともに「実用段階にある脱炭素化の選択肢」として位置付けられている原子力発電を活用していくことが重要であり,これを将来に亘り一定規模確保していくためにも,新規原子力発電所開発を計画的に進めていくことが必要です。当社にとってのみならず,わが国において唯一の新地点であり,非常に重要な地点であると考えています。

  当社は,皆さまにご安心いただける発電所となるよう,原子力規制委員会が定めた「新規制基準」に適切に対応することはもちろん,今後,新たに得られる知見に対してもしっかり対応してまいります。さらに,多くの皆さまにご理解いただくための活動にも最大限取り組んでまいります。

計画概要

上関原子力発電所の建設計画および特徴をご説明します。

手続き概要

運転開始までの立地手続きについてご説明します。

主要経緯

建設計画の主な経緯についてご説明します。

準備工事

準備工事の主要な内容や進捗状況などを紹介します。