1月前半(2月7日公表)

不適合の管理状況(平成25年1月前半審議分)

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 平成25年1月1日~平成25年1月15日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
 なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Bグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Cグレード 7件

No 審議日 号機 プラント
運転状態
不適合事象・処置計画
1 1月7日 2号機 定期検査中 管理区域内において,APD[PDF:13KB]の電池切れにより一時的に被ばく線量の測定ができなかった。
当該作業者の被ばく線量を評価する。
APD[PDF:13KB]:警報付ポケット線量計。日々の被ばく線量を管理する機器)
2 1月8日 共通 No.3モニタリングポスト[PDF:55KB]に設置されたダストよう素モニタの高圧電源装置の不調により,中央制御室に「ダストよう素異常」の警報が発報した。
当該よう素モニタ高圧電源装置の取替を行う。
モニタリングポスト[PDF:55KB]:環境モニタリングのため原子力施設周辺に設置された放射線観測装置)
(ダストよう素モニタ:大気中の浮遊塵に含まれる放射性物質を測定するために設置された観測装置)
3 1月8日 1号機 定期検査中 トリチウム捕集装置において,サンプルポンプからの異音の発生および流量の低下を確認した。
(ポンプは予備機があることから測定に支障なし)
当該ポンプを補修する。
(トリチウム捕集装置:建物からの排気中に含まれるトリチウムの濃度を測定するために,排気を採取する装置)
(サンプルポンプ:測定用空気を収集しているポンプ)
4 1月8日 1号機 定期検査中 片句周辺の海水温度を測定する計器の点検において,計器の測定値を表示するディスプレイが故障していることを確認した。
当該ディスプレイを補修する。
5 1月9日 2号機 定期検査中 原子炉建物ダストモニタ用のサンプルポンプ運転中,当該ポンプの不調により中央制御室に「サンプルポンプ入口圧力異常」の警報が発報し,当該ポンプが停止したことを確認した。
(ポンプは予備機があることから測定に支障なし)
当該ポンプを補修する。
(ダストモニタ:空気中の放射性物質濃度を測定している計測器)
6 1月9日 2号機 定期検査中 タービン建物ユニットヒータに供給される蒸気の圧力を調整する弁の動きが緩慢であることを確認した。
当該弁を補修する。
(ユニットヒータ:作業環境改善のための暖房機器)
7 1月9日 1号機 定期検査中 非常用ディーゼル発電設備の点検において,ディーゼル機関の吸気弁用ばねに変形を確認した。
当該ばねを予備品と取り替える。
(非常用ディーゼル発電設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を緊急冷却する設備に電力を供給するための設備)
(吸気弁:ディーゼル機関に燃焼用の空気を送り込んでいる弁)