10月後半(11月20日公表)
不適合の管理状況(平成25年10月後半審議分)
平成25年10月16日~平成25年10月31日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Cグレード 9件
No | 審議日 | 号機 | プラント 運転状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 10月16日 | 1号機 | 定期検査中 | 原子炉浄化設備,所内蒸気系設備および補給水系設備の配管サポートの点検において,一部の配管サポートについて劣化によるがたつきがあることを確認した。 当該配管サポートを補修する。 (原子炉浄化設備:原子炉内を循環する冷却水から不純物を取り除き,水質を管理するための設備) (所内蒸気系設備:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する設備) (補給水系設備:1・2号機の各設備への補給および洗浄等で純水を必要とする箇所へ必要水量を供給する設備) (サポート:荷重等を支持するために使用される支持金具) |
2 | 10月18日 | 共通 | - | 「教育訓練手順書」の改正において,品質保証運営委員会での審議を要しない軽微な改正である旨を立案書に記載していなかった。 審議不要とした理由を当該立案書に追記する。 (教育訓練手順書:発電所員の力量を管理する手順等を定めた文書) (品質保証運営委員会:発電所における品質保証業務の運営に関する事項を審議し確認する会議) (立案書:手順書等の改正を行う際に承認者の決済をもらう書類) |
3 | 10月22日 | 1,2号機 共通 |
- | 4号所内ボイラーにおいて,缶水循環ポンプ[PDF:143KB]の入口配管からのわずかな蒸気の漏えいを確認した。 当該配管を補修する。 (所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置(1,2号機共用として所内ボイラー2基を設置)) (缶水循環ポンプ[PDF:143KB]:熱効率を上げるためボイラー内の水を循環するポンプ) |
4 | 10月25日 | 1号機 | 定期検査中 | タービン補機冷却水熱交換器の点検において,腐食防止用アースおよびその取り付けボルトが損傷していることを確認した。 当該部を補修する。 (タービン補機冷却水熱交換器:主タービン関係のポンプ電動機等の機器へ供給している冷却水を冷やす機器) |
5 | 10月25日 | 1号機 | 定期検査中 | 協力会社社員が,汚染区域境界付近に設置されたダストサンプラーのろ紙交換を行う際,境界付近で行う作業手順が明確でなく,汚染区域の外側からろ紙交換を行ったことを確認した。(防護上の処置は行っていたため,汚染の拡大はなかった) 当該作業に伴う汚染の拡大がないことを確認済み。 (ダストサンプラー:空気中の放射性物質濃度を測定するため,空気中の塵をろ紙上に集める装置) |
6 | 10月28日 | 3号機 | - | 廃棄物処理建物内に一時的に設置した消火器について,定められた期間内に点検を実施していないものがあることを確認した。 当該消火器を点検する。 |
7 | 10月29日 | 1号機 | 定期検査中 | タービン建物(非管理区域)において,雨漏りがあることを確認した。 当該部を点検する。 |
8 | 10月29日 | 2号機 | 定期検査中 | 廃棄物処理建物のダストモニタ用のサンプルポンプ運転中,故障により,当該ポンプが停止したことを確認した。 当該ポンプを点検する。 (ダストモニタ:空気中の放射性物質濃度を測定する計測器) (サンプルポンプ:測定用空気を収集するポンプ) |
9 | 10月30日 | 共通 | - | 水ろ過装置において,ろ過水タンク水位計の誤差が大きいことを確認した。 当該水位計を点検する。 (水ろ過装置:凝集沈殿およびろ過処理により淡水中の濁度成分を除去する装置) (ろ過水タンク:ろ過処理された水を貯蔵するタンク) |