2月後半(3月20日公表)
不適合の管理状況(平成26年2月後半審議分)
平成26年2月16日~平成26年2月28日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Cグレード 12件
No | 審議日 | 号機 | プラント 運転状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 2月21日 | 共通 | - | 自治体に報告した「島根原子力発電所環境放射線測定結果のうち積算線量(平成23年度 第1四半期)」において,記載の一部に誤りがあることを確認した。 当該資料の記載を修正し自治体へ提出した。 (環境放射線測定結果:発電所に起因する放射線量の推定・評価のため,発電所周辺における放射線量を測定したもの) |
2 | 2月24日 | 1号機 | 定期検査中 | 固体廃棄物処理設備の点検において,濃縮廃液貯蔵タンク温水出口弁用の電線管の一部が破損していることを確認した。 当該電線管を補修する。 (固体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する固体廃棄物を処理する設備) (濃縮廃液貯蔵タンク:管理区域内で発生する再使用できない水を濃縮処理した後に一時的に貯蔵するタンク) |
3 | 2月24日 | 2号機 | 定期検査中 | 固体廃棄物処理設備の点検において,硫酸注入ポンプ出口配管(接続部)の表面に傷があることを確認した。 当該配管を補修する。 (硫酸注入ポンプ:廃液のPHを調整するため,硫酸を注入するポンプ) |
4 | 2月24日 | 2号機 | 定期検査中 | 非常用ディーゼル発電設備の点検において,温度計用の電線管の一部が破損していることを確認した。 当該電線管を補修する。 (非常用ディーゼル発電設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を緊急冷却する設備に電力を供給するための設備) |
5 | 2月25日 | 1号機 | 定期検査中 | 野外放射線モニタ盤において,シーケンサの不調により,システム異常ランプが点灯した。 当該シーケンサを点検する。 (野外放射線モニタ盤:モニタリングポスト(環境放射線量を測定するため原子力施設周辺に設置された放射線観測装置)用の制御盤) (シーケンサ:予め定められたプログラムに従って制御を行う機器) |
6 | 2月25日 | 1号機 | 定期検査中 | 純水装置の点検において,イオン交換樹脂塔に硫酸を送るラインに設置された弁の弁座に膨らみがあることを確認した。 当該弁を補修する。 (純水装置:発電所の運転に必要な浄化した水を作る装置) (イオン交換樹脂塔:水に含まれる不純物を化学的に除去する装置) |
7 | 2月25日 | 1号機 | 定期検査中 | 不活性ガス消火設備の点検において,制御室建物に設置された火災感知器の一つが動作しないことを確認した。 当該感知器を補修する。 (不活性ガス消火設備:火災発生時に二酸化炭素を放出し消火を行う設備) (火災感知機:火災の発生を感知する機器) |
8 | 2月26日 | 2号機 | 定期検査中 | 原子炉建物空調換気設備の点検において,原子炉建物排気隔離弁の開動作が遅いことを確認した。 当該弁を補修する。 (原子炉建物排気隔離弁:原子炉建物からの排気ラインに設置された弁であり,事故時等に原子炉建物を隔離する機能を持っている) |
9 | 2月26日 | 2号機 | 定期検査中 | 原子炉建物空調換気設備の点検において,原子炉建物排気隔離弁の開閉状態を検知するためのリミットスイッチの動きが悪いことを確認した。 当該リミットスイッチを補修する。 |
10 | 2月28日 | 2号機 | 定期検査中 | 固体廃棄物処理設備の点検において,粉体化された廃棄物を処理する機器の排気ラインに設置された酸素濃度検出器用の流量計表示窓内部に汚れがあり,指示値が読み取れないことを確認した。 当該流量計を点検する。 |
11 | 2月28日 | 1号機 | 定期検査中 | 不活性ガス消火設備の点検において,当該設備の配線の一部に絶縁低下があることを確認した。 当該設備を点検し,補修する。 |
12 | 2月28日 | 3号機 | 建設中 | 原子炉建物において,床面の掘削作業時に,火災感知器内部に掘削作業用の水が浸入し感知器が故障した。 当該感知器を補修する。 |