8月後半(9月22日公表)
不適合の管理状況(平成26年8月後半審議分)
平成26年8月16日~平成26年8月31日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Cグレード 13件
No | 審議日 | 号機 | プラント運転状態 | 不適合事象・処置計画 |
1 | 8月18日 | 共通 | ― | 固体廃棄物貯蔵所において,貯蔵所内を除湿する除湿機が故障していることを確認した。 当該除湿機を補修する。 (固体廃棄物貯蔵所:放射性廃棄物を詰めたドラム缶を保管するための建物) |
2 | 8月18日 | 共通 | ― | 可搬式消防ポンプ[PDF:134KB]の点検において,ポンプ圧力が規定値より若干低いことを確認した。 当該消防ポンプを補修する。 (可搬式消防ポンプ[PDF:134KB]:代替注水用送水車等(原子炉冷却機能喪失時に,代替手段として,貯水槽,海等から取水し炉心を冷却する設備)の代替手段として,使用する可搬式のポンプ) |
3 | 8月19日 | 共通 | ― | 官庁関係に提出する許認可申請等の計画と実績を管理する記録において,QMS文書番号が記載されていないものがあることを確認した。 当該記録を修正する。 |
4 | 8月19日 | 共通 | ― | 手順書で定めた様式に基づき他部署へ出した依頼書に,QMS文書番号が記載されていないものがあることを確認した。 依頼書の様式が最新版であることを確認する。 |
5 | 8月19日 | 共通 | ― | 協力会社社員が管理区域の脱衣エリアにおいて,衣服とAPD,ガラスバッジ[PDF:30KB]を一緒に脱衣したことを確認した。 APD,ガラスバッジ[PDF:30KB]を外した時間の被ばく線量について,評価を行う。 (APD[PDF:30KB]:警報付ポケット線量計。日々の被ばく線量を管理する器具) (ガラスバッジ[PDF:30KB]:放射線業務従事者の一定期間の被ばく線量を測定する器具) |
6 | 8月20日 | 共通 | ― | 可搬式消防ポンプ[PDF:134KB]の点検において,ポンプ圧力が規定値より若干低いことを確認した。 当該消防ポンプを補修する。 |
7 | 8月22日 | 共通 | ― | 水ろ過装置の加圧水用空気圧縮機において,圧力計の指示が正常でないことを確認した。 当該圧力計を補修する。 (水ろ過装置:凝集沈殿およびろ過処理により淡水中の濁度成分を除去する装置) (加圧水用空気圧縮機:水をろ過処理する際に使用する圧縮空気を作る機器) |
8 | 8月25日 | 1号機 | 定期検査中 | 不活性ガス消火設備の点検において,タービン建物に設置された不活性ガス消火設備用火災感知器の一つが動作しないことを確認した。 当該火災感知器を補修する。 (不活性ガス消火設備:火災発生時に二酸化炭素を放出し消火を行う設備) (火災感知機:火災の発生を感知する機器) |
9 | 8月26日 | 2号機 | 定期検査中 | 非常用ディーゼル発電設備において,燃料ドレンに水分が混入していることを確認した。 当該部を補修する。 (非常用ディーゼル発電設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を緊急冷却する設備に電力を供給するための設備) (燃料ドレン:燃料供給系統から燃料噴射装置に供給された余剰の燃料(必要とする燃料量より多めに供給する必要がある)を回収する配管) |
10 | 8月26日 | 2号機 | 定期検査中 | 廃棄物処理建物において,空気冷却機の制御装置に異常があることを確認した。 当該制御装置を補修する。 (空気冷却機:作業環境改善(冷却)のために使用する空調機器) |
11 | 8月29日 | 1号機 | 定期検査中 | 固体廃棄物処理設備において,ホッパー振動用電動機のケーブルの被覆に損傷があることを確認した。 当該ケーブルを補修する。 (固体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する固体廃棄物を処理する設備) (ホッパー:遠心分離機で脱水した使用済みの樹脂をドラム缶に充填する際に適正な量の樹脂を排出する機器) |
12 | 8月29日 | 2号機 | 定期検査中 | 固体廃棄物処理設備において,乾燥機凝縮水ポンプ[PDF:27KB]の軸封水がポンプ内側に流入していることを確認した。 当該ポンプを補修する。 (乾燥機凝縮水ポンプ[PDF:27KB]:乾燥機(廃液を粉体化するための機器)で発生した凝縮水を回収するポンプ) (軸封水:ポンプ軸部から内部流体が漏れ出ないように軸部へ供給している水) |
13 | 8月29日 | 共通 | ― | ガスタービン発電機用泡消火設備の点検において,ガスタービン発電機用消火ポンプの仮設ブレーカーの容量が不足していることを確認した。 適正な容量のブレーカーに変更する。 (ガスタービン発電機:燃料の燃焼で発生した高温ガスでタービンを回して発電する設備) (泡消火設備:水による消火方法では効果が得られない、または、散水することによって火災を拡大してしまう恐れのある可燃性液体の火災の消火に用いる設備) |