4月後半(5月20日公表)
不適合の管理状況(平成27年4月後半審議分)
平成27年4月16日~平成27年4月30日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Cグレード 7件
No | 審議日 | 号機 | プラント 運転状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 4月20日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
ランドリ・ドレン濃縮器において,廃液流量が少ないことを確認した。 当該ランドリ・ドレン濃縮器を点検する。 (ランドリ・ドレン濃縮器:洗濯排水を濃縮処理する機器) |
2 | 4月20日 | 共通 | ― | 原子力防災関連資機材として配備しているテレビのうち1台の電源が入らないことを確認した。 当該テレビを補修する。 (原子力防災関連資機材:緊急時に対策組織が活動するにあたって使用する資機材) |
3 | 4月21日 | 共通 | ― | 緊急時対策支援システム(ERSS)への一時的な伝送不良を確認した。 データ伝送を再開する。 (緊急時対策支援システム[ERSS Emergency Response Support System]:原子力施設から常時伝送されるプラントパラメータ情報を受け,原子力施設の状況を把握するための国のシステム) |
4 | 4月22日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
原子炉建物の搬入口において,インフレートパッキンからのわずかな空気の漏えいを確認した。 当該パッキンを補修する。 (インフレートパッキン:空気を注入し,膨張させることで隙間の気密を保持するパッキン) |
5 | 4月23日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
海水電解装置[PDF:97KB]において,循環ポンプの出口逆止弁のシート部からのわずかな水の漏えいを確認した。 当該弁を補修する。 (海水電解装置[PDF:97KB]:海生生物の付着を抑制するため,海水を電気分解して電解液を生成し,海水を使用している機器に注入する装置) (循環ポンプ:電解液の濃度を調整するために循環させるポンプ) (逆止弁:流体の逆流を防止する弁) |
6 | 4月23日 | 共通 | ― | 自治体に報告した「温排水等調査結果(平成27年3月実績)」において,誤記があることを確認した。 当該資料の記載を修正し自治体へ提出する。 (温排水等調査結果:取水口と放水口の水温を測定し,その水温の温度差を調査したもの) |
7 | 4月24日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
原子炉建物床ドレンサンプタンクの点検において,仮設ポンプに接続していたホースが外れ,ホース内の放射性物質を含む水が飛散し,協力会社社員が被水したことを確認した。(平成27年4月28日お知らせ済) 協力会社社員が被水した箇所を除染する。床・壁に飛散した箇所を除染する。 (床ドレンサンプタンク:建物内で発生したほこり・錆等の不純物を多く含んだ水を一時的に受け入れるタンク) |