5月後半(6月22日公表)

不適合の管理状況(平成27年5月後半審議分)

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 平成27年5月16日~平成27年5月31日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
 なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Bグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Cグレード 14件

No 審議日 号機 プラント
運転状態
不適合事象・処置計画
1 5月19日 共通 消防設備の点検において,消火器の圧力が低いものがあることを確認した。
当該消火器を補修する。
2 5月19日 3号機 建設中 原子炉建物のサポート据付工事において,火災感知器本体が外れ,警報が発報したことを確認した。
当該火災感知器を取付ける。
3 5月19日 1号機 施設定期
検査中
タービン建物のダスト放射線モニタにおいて,異常を知らせる警報が発報し,ダストサンプラーが停止したことを確認した。
当該ダストサンプラーを補修する。
(ダスト放射線モニタ:建物内の選択された場所の空気を捕集し,空気中の放射性物質濃度を測定する計測器)
(ダストサンプラー:空気中の放射性物質濃度を測定するため,空気中の塵をろ紙上に集める装置)
4 5月21日 2号機 施設定期
検査中
ドライウェル冷凍機において,温度計の指示が正常でないことを確認した。
当該温度計を補修する。
(ドライウェル冷凍機:ドライウェル内の雰囲気温度・湿度を適正範囲に保持するための冷水を供給する設備)
(ドライウェル:圧力抑制室とともに格納容器を構成する設備)
5 5月21日 2号機 施設定期
検査中
非常用ディーゼル発電設備において,燃料噴射ポンプの継手部にわずかな油のにじみを確認した。
当該継手部を補修する。
(非常用ディーゼル発電設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を緊急冷却する設備に電力を供給するための設備)
(燃料噴射ポンプ:燃料を噴射するため燃焼室に燃料を供給するポンプ)
6 5月21日 共通 純水装置において,配管の継手部からのわずかな水の漏えいを確認した。
当該継手部を補修する。
(純水装置:発電所の運転に必要な浄化した水を作る装置)
7 5月21日 共通 可搬式消防ポンプ[PDF:133KB]の点検において,ポンプが起動しないことを確認した。
当該ポンプを点検する。
(可搬式消防ポンプ[PDF:133KB]:代替注水用送水車等(原子炉冷却機能喪失時に,代替手段として,貯水槽,海等から取水し炉心を冷却する設備)の代替手段として使用する可搬式のポンプ)
8 5月26日 共通 大量送水車(8号車)の点検において,真空ポンプの停止スイッチが復帰しないことを確認した。
当該停止スイッチを補修する。
(大量送水車:原子炉冷却機能喪失時に,代替手段として,貯水槽,海等から取水し炉心を冷却する設備のうちのひとつ)
9 5月26日 共通 大量送水車(10号車)の点検において,真空ポンプの起動スイッチが復帰しないことを確認した。
当該起動スイッチを補修する。
10 5月28日 共通 モニタリングポスト[PDF:55KB]において,指示値が低下していることを確認した。
当該モニタリングポスト[PDF:55KB]を補修する。
(モニタリングポスト[PDF:55KB]:環境放射線量を測定するため原子力施設周辺に設置された放射線観測装置)
11 5月28日 共通 燃料抜取り用ポンプの点検において,当該ポンプからのわずかな空気の漏えいを確認した。
当該ポンプを補修する。
(燃料抜取り用ポンプ:燃料貯蔵タンクから燃料を抜き取るためのポンプ)
12 5月28日 3号機 建設中 原子炉建物のボーリング作業において,埋設されていたケーブルを切断したことを確認した。
当該ケーブルを補修する。
(ボーリング作業:建物の床や壁に配管,ケーブル等を通す穴をあける作業)
13 5月29日 共通 純水装置の空気作動弁において,シート部からのわずかな水の漏えいを確認した。
当該弁を補修する。
(空気作動弁:圧縮空気を利用し駆動する弁)
14 5月29日 2号機 施設定期
検査中
放水路水モニタにおいて,異常を知らせる警報が発報したことを確認した。
当該モニタを点検する。
(放水路水モニタ:放水路中の放射線レベルを測定する装置)