12月前半(1月12日公表)

不適合の管理状況(平成27年12月前半審議分)

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 平成27年12月1日~平成27年12月15日 の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
 なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Bグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Cグレード 34件

No 審議日 号機 プラント
運転状態
不適合事象・処置計画
1 12月1日 2号機 施設定期
検査中
非常用ディーゼル発電設備の点検において,一部の燃料噴射弁に噴霧不良があることを確認した。

当該弁を補修する。

(非常用ディーゼル発電設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を冷却する設備に電力を供給するための設備)
(燃料噴射弁:燃焼室に燃料を供給するラインに設置された弁)
2 12月1日 共通 技術部において,訓練実施後に作成する報告書を作成していないものがあることを確認した。

当該報告書を作成する。
3 12月1日 共通 品質保証部において,訓練実施後に作成する報告書を作成していないものがあることを確認した。

当該報告書を作成する。
4 12月1日 共通 移動式ホールボディカウンターに使用しているパソコンにおいて,画面が表示されないことを確認した。

当該パソコンを補修する。

(ホールボディカウンター:体内に取り込まれた放射性物質から放出される放射線を測定する装置)
5 12月2日 1,2号機
共通
所内ボイラーにおいて,ドラム水面計からのわずかな蒸気の漏えいを確認した。

当該水面計を補修する。

(所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置)
(ドラム:ボイラーの上部に設置し蒸気を取り出す設備)
(水面計:容器内の液面の位置を外部から測る計測器)
6 12月2日 2号機 施設定期
検査中
非常用ディーゼル発電設備の点検において,シリンダヘッドと燃料噴射弁の取付部からのわずかな水のにじみを確認した。

当該取付部を補修する。

(シリンダーヘッド:エンジンを構成する主要部分)
7 12月2日 1号機 施設定期
検査中
廃液濃縮器の蒸気流量計の点検において,指示が正常でないことを確認した。

当該計器を点検する。

(廃液濃縮器:液体廃棄物を濃縮処理する機器)
8 12月2日 2号機 施設定期
検査中
B-原子炉補機海水ポンプの点検において,コラムパイプのライニングに傷があることを確認した。

当該ポンプを補修する。

(原子炉補機海水ポンプ:原子炉関係のポンプ,電動機等の機器へ供給している冷却水を冷やす熱交換器へ海水を供給するポンプ)
(コラムパイプ:ポンプ羽根車からの水を系統へ送る流路の管)
(ライニング:腐食を防止するための表面処理)
9 12月3日 2号機 施設定期
検査中
C-原子炉補機海水ポンプの点検において,ケーシングのライニングにはく離を確認した。

当該ポンプを補修する。

(ケーシング:ポンプの羽根車が収まるケース)
10 12月3日 3号機 建設中 原子炉建物のボーリング作業において,埋設されていたコンセント用および社内電話用ケーブルを切断したことを確認した。

当該ケーブルを補修する。

(ボーリング作業:建物の床や壁に配管,ケーブル等を通す穴をあける作業)
11 12月3日 共通 自治体への島根原子力情報伝送システムにおいて,作業に伴うデータ伝送停止をしなかったことを確認した。

当該事象を関係箇所へ連絡する。

(島根原子力情報伝送システム:原子力施設からモニタリングポスト等のプラント情報を自治体へ常時伝送するシステム)
12 12月4日 2号機 施設定期
検査中
A-原子炉補機海水ポンプの点検において,ケーシングのライニングにはく離を確認した。

当該ポンプを補修する。
13 12月4日 2号機 施設定期
検査中
A-タービン補機海水ポンプの点検において,ケーシングのライニングにはく離を確認した。

当該ポンプを補修する。

(タービン補機海水ポンプ:主タービン関係のポンプ,電動機等の機器へ供給している冷却水を冷やす熱交換器へ海水を供給するポンプ)
14 12月7日 共通 個人毎に作成している原子力部門力量認定票において,旧様式を用いて作成していることを確認した。

当該力量認定票を新様式で作成する。

(力量認定票:業務に対する要員の力量に関する記録)
15 12月8日 共通 サーベイメーター[PDF:124KB]の点検において,電離箱式サーベイメーター(電離箱番号:VIC-116)の誤差が大きいことを確認した。

当該サーベイメーター[PDF:124KB]を補修する。

(サーベイメーター[PDF:124KB]:持ち運び可能な放射線量を測定する機器)
(電離箱:サーベイメーターの一種であり,内部に充填されたガスが放射線により電離することを利用して線量の測定を行う機器)
16 12月8日 共通 サーベイメーター[PDF:124KB]の点検において,電離箱式サーベイメーター(電離箱番号:VIC-49)が故障していることを確認した。

当該サーベイメーター[PDF:124KB]を補修する。
17 12月8日 2号機 施設定期
検査中
がいし汚損検出器において,検出器の異常を知らせる警報が発報したことを確認した。

当該検出器を補修する。

(がいし汚損検出器:がいしの汚損を検出する装置)
18 12月9日 2号機 施設定期
検査中
B-タービン補機海水ポンプの点検において,ケーシングのライニングにはく離を確認した。

当該ポンプを補修する。
19 12月9日 2号機 施設定期
検査中
B-タービン補機海水ポンプの点検において,ブラケットのライニングに傷があることを確認した。

当該ポンプを補修する。

(ブラケット:ベアリングを固定するための部品)
20 12月10日 1号機 施設定期
検査中
原子炉建物の消火設備の配管において,継手部からのわずかな水の漏えいを確認した。

当該継手部を補修する。
21 12月10日 1号機 施設定期
検査中
海水電解装置の空気除湿器において,ドレントラップのシート部からのわずかな空気の漏えいを確認した。

当該ドレントラップを補修する。

(海水電解装置:海生生物の付着を抑制するため,海水を電気分解して電解液を生成し,海水を使用している機器に注入する装置)
(空気除湿器:機器を制御する圧縮空気の湿分を除去する機器)
(ドレントラップ:配管内に溜まった水を抜く機器)
22 12月10日 共通 工事の設計変更の際に作成する「設計変更書」を作成していないものがあることを確認した。

当該設計変更書を作成する。
23 12月10日 2号機 施設定期
検査中
原子炉建物空調換気設備の点検において,ダンパが開閉できないことを確認した。

当該ダンパを補修する。

(ダンパ:流量を調節する装置)
24 12月11日 2号機 施設定期
検査中
液体廃棄物処理設備の放射線モニタの点検において,検出器が正常でないことを確認した。

当該検出器を補修する。

(液体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する廃液を処理する設備)
(放射線モニタ:放射線レベルを連続監視する装置)
25 12月11日 3号機 建設中 消火設備において,弁のシート部からのわずかな水の漏えいを確認した。

当該弁を補修する。
26 12月11日 2号機 施設定期
検査中
所内用空気圧縮機用電動機の点検において,ブラケット軸受部が摩耗していることを確認した。

当該ブラケットを補修する。

(所内用空気圧縮機:所内で使用する作業用圧縮空気を作る機器)
27 12月11日 2号機 施設定期
検査中
固体廃棄物処理設備の電磁弁において,シート部からのわずかな空気の漏えいを確認した。

当該電磁弁を補修する。

(固体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する固体廃棄物を処理する設備)
(電磁弁:電磁石の磁力を用いて開閉する弁)
28 12月11日 1号機 施設定期
検査中
濃縮器供給ポンプ用電動機の点検において,軸のカップリングのはめ合い寸法が管理値から外れていることを確認した。

当該軸を補修する。

(濃縮器供給ポンプ:中和処理した廃液を濃縮器へ送るポンプ)
(カップリング:電動機等からポンプ等へ動力を伝達するための部品)
(はめ合い寸法:穴と軸が互いにはまりあうための寸法)
29 12月11日 2号機 施設定期
検査中
C-原子炉補機海水ポンプの点検において,軸受に傷があることを確認した。

当該軸受を補修する。
30 12月11日 2号機 施設定期
検査中
A-原子炉補機海水ポンプの点検において,軸受に膨れがあることを確認した。

当該軸受を補修する。
31 12月14日 共通 溶融設備において,溶融物投入容器のピンが脱落していことを確認した。

当該容器を補修する。

(溶融設備:配管廃材等の不燃性の放射性固体廃棄物を溶かし減容する設備)
32 12月15日 共通 サーベイメーター[PDF:124KB]の点検において,電離箱式サーベイメーター(電離箱番号:VIC-204)が故障していることを確認した。

当該サーベイメーター[PDF:124KB]を補修する。
33 12月15日 共通 サーベイメーター[PDF:124KB]の点検において,電離箱式サーベイメーター(電離箱番号:VIC-202)の誤差が大きいことを確認した。

当該サーベイメーター[PDF:124KB]を補修する。
34 12月15日 3号機 建設中 屋外消火栓において,ホース接続口が損傷していることを確認した。

当該消火栓を補修する。