1月前半(2月8日公表)
不適合の管理状況(平成28年1月前半審議分)
平成28年1月1日~平成28年1月15日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Cグレード 13件
No | 審議日 | 号機 | プラント 運転状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 1月4日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
非常用ディーゼル発電設備の予備シリンダーヘッドの点検において,シリンダーヘッドと給気弁座のすきまが管理値を外れていることを確認した。 当該給気弁座を補修する。 (非常用ディーゼル発電設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を冷却する設備に電力を供給するための設備) (シリンダーヘッド:エンジンを構成する主要部分) (給気弁:燃焼用の空気を送り込んでいる弁) |
2 | 1月5日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
所内蒸気設備において,減圧弁が正常に動作しないことを確認した。 当該減圧弁を補修する。 (所内蒸気設備:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する設備) (減圧弁:圧力を調整する弁) |
3 | 1月5日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
固体廃棄物処理設備において,電磁弁からのわずかな空気の漏えいを確認した。 当該電磁弁を補修する。 (固体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する固体廃棄物を処理する設備) (電磁弁:電磁石で作動する弁) |
4 | 1月5日 | 1,2号機 共通 |
― | 所内ボイラーにおいて,ストレーナの継手部からのわずかな水の漏えいを確認した。 当該継手部を補修する。 (所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置) (ストレーナ:ゴミを除去する機器) |
5 | 1月6日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
風向風速計の予備品の点検において,リミッタ回路が取付けられていないことを確認した。 リミッタ回路を取付ける。 (リミッタ回路:測定する風速の範囲を制限する回路) |
6 | 1月7日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
所内蒸気設備において,手動弁のシート部からのわずかな蒸気の漏えいを確認した。 当該弁を補修する。 |
7 | 1月8日 | 共通 | ― | サイトバンカ建物のエリア放射線モニタの点検において,回路の抵抗値が低下していることを確認した。 当該モニタを補修する。 (サイトバンカ建物:使用済のチャンネルボックスや制御棒等の放射性固体廃棄物を貯蔵・保管するための建物) (エリア放射線モニタ:特定のエリアの放射線レベルを連続監視する装置) |
8 | 1月12日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
固体廃棄物処理設備において,温度調節弁のグランド部からのわずかな水の漏えいを確認した。 当該調節弁を補修する。 (温度調節弁:設定した温度になるよう調節する弁) (グランド部:弁棒貫通部のシール部) |
9 | 1月12日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
非常用ディーゼル発電設備の排気管の点検において,温度計の取付け部が損傷していることを確認した。 当該取付け部を補修する。 (排気管:燃焼ガスを建物外に排出する管) |
10 | 1月12日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
液体廃棄物処理設備のpH計の点検において,計器の異常を知らせる表示がでていることを確認した。 当該pH計を補修する。 (液体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する廃液を処理する設備) (pH:酸性,アルカリ性の度合いを示す単位) |
11 | 1月13日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
風向風速計の点検において,ヒータの絶縁が低下していることを確認した。 当該ヒータを補修する。 |
12 | 1月13日 | 共通 | ― | 自治体に報告した「温排水等調査結果(平成27年8月~11月)」において,記載に誤りがあることを確認した。 当該資料を訂正する。 (温排水等調査結果:取水口と放水口の水温を測定し,その水温の温度差を調査したもの) |
13 | 1月15日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
シャワードレンポンプ用電動機の点検において,カップリングのはめ合い寸法が管理値からわずかに外れていることを確認した。 当該カップリングを補修する。 (シャワードレンポンプ:管理区域内にある手洗い場等からの排水を排水受槽から収集タンクへ送るポンプ) (カップリング:電動機等からポンプ等へ動力を伝達するための部品) (はめ合い寸法:穴と軸が互いにはまりあうための寸法) |