2月前半(3月7日公表)

不適合の管理状況(平成28年2月前半審議分)

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 平成28年2月1日~平成28年2月15日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
 なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Bグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Cグレード 16件

No 審議日 号機 プラント
運転状態
不適合事象・処置計画
1 2月1日 共通 水ろ過装置において,手動弁が損傷していることを確認した。

当該弁を補修する。

(水ろ過装置:凝集沈殿およびろ過処理により淡水中の濁度成分を除去する装置)
2 2月2日 共通 純水設備のシリカ計の点検において,弁による流量調整ができないことを確認した。

当該弁を補修する。

(純水設備:浄化した水を供給する設備)
(シリカ:ケイ素の酸化物で岩石,土壌を構成しており,自然水(渓流水等)にも含まれている成分)
3 2月2日 共通 純水設備において,手動弁が損傷していることを確認した。

当該弁を補修する。
4 2月3日 1号機 施設定期
検査中
液体廃棄物処理設備において,記録計が正常に動作しないことを確認した。

当該記録計を補修する。

(液体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する廃液を処理する設備)
5 2月3日 共通 サイトバンカ建物の温度調節弁の点検において,正常に動作しないことを確認した。

当該調節弁を補修する。

(サイトバンカ建物:使用済のチャンネルボックスや制御棒等の放射性固体廃棄物を貯蔵・保管するための建物)
6 2月3日 1号機 施設定期
検査中
固体廃棄物処理設備において,空気作動弁のシート部からのわずかな水の漏えいを確認した。

当該弁を補修する。

(固体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する固体廃棄物を処理する設備)
(空気作動弁:圧縮空気を利用し駆動する弁)
7 2月4日 2号機 施設定期
検査中
非常用ディーゼル発電設備において,ベント弁のシート部からのわずかな油の漏えいを確認した。

当該ベント弁を補修する。

(非常用ディーゼル発電設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を冷却する設備に電力を供給するための設備)
(ベント弁:機器および配管系統の油張り時に内部に滞留している空気を排気する弁)
8 2月4日 共通 サイトバンカ建物において,扉のリミットスイッチが正常に動作しないことを確認した。

当該スイッチを補修する。
9 2月5日 共通 サイトバンカ建物の排ガスブロワの点検において,当該ブロワ停止用の流量スイッチが正常に動作しないことを確認した。

当該スイッチを補修する。

(排ガスブロワ:燃焼ガスを排出するための機器)
10 2月5日 共通 Ge核種分析装置の点検において,検出器が正常でないことを確認した。

当該検出器を補修する。

(Ge核種分析装置:放射線のエネルギーを測定し,線源である放射性物質の特定を行う装置)
11 2月8日 共通 大量送水車の点検において,真空ポンプが起動しないことを確認した。

当該真空ポンプを補修する。

(大量送水車:原子炉冷却機能喪失時に,代替手段として,貯水槽,海等から取水し炉心を冷却する設備のうちのひとつ)
12 2月9日 共通 予防処置の計画段階まで承認されていた「予防処置報告書」を紛失していることを確認した。

原本のコピーを代替とする。

(予防処置:起こり得る不適合の発生を未然に防止する処置)
13 2月9日 共通 文書改正の立案において,QMS文書で定められた立案者とは異なる者が立案していることを確認した。

適切な立案者に訂正する。

(QMS:品質マネジメントシステム)
14 2月10日 3号機 建設中 変圧器消火設備の点検において,電磁弁が正常に動作しないことを確認した。

当該電磁弁を補修する。

(変圧器消火設備:変圧器の火災が発生した場合,消火するための設備)
15 2月10日 1,2号機
共通
所内ボイラーの点検において,圧力計の指示が正常でないことを確認した。

当該圧力計を補修する。

(所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置)
16 2月15日 2号機 施設定期
検査中
非常用ディーゼル発電設備の点検において,温度計の誤差が大きいことを確認した。

当該温度計を補修する。