7月前半(8月8日公表)
不適合の管理状況(平成28年7月前半審議分)
平成28年7月1日~平成28年7月15日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Cグレード 14件
No | 審議日 | 号機 | プラント 運転状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 7月4日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
体表面モニタの点検において,液晶画面が表示されないことを確認した。 当該液晶画面を補修する。 (体表面モニタ:体の表面に放射性物質が付着していないかを検査する装置) |
2 | 7月5日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
ハンドフットクロスモニタの異常を知らせる表示を確認した。 当該モニタを補修する。 (ハンドフットクロスモニタ:手,足および衣服の表面に放射性物質が付着していないかを検査する装置) |
3 | 7月5日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
空調換気設備の点検において,空調機の構造部材が損傷していることを確認した。 当該構造部材を補修する。 |
4 | 7月5日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
液体廃棄物処理設備において,電磁弁が正常に動作しないことを確認した。 当該電磁弁を補修する。 (液体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する廃液を処理する設備) |
5 | 7月6日 | 共通 | ― | 品質記録において,旧様式を用いて作成している記録があることを確認した。 当該記録を最新の様式で作成する。 (品質記録:品質マネジメントシステムの効果的運用の証拠を示すために作成した文書) |
6 | 7月6日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
燃料取扱設備の点検において,プリンターが損傷していることを確認した。 当該プリンターを補修する。 (燃料取扱設備:炉心,燃料プール内の燃料を吊上げ移動させる設備) |
7 | 7月7日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
空調換気設備において,冷却水のベント弁のシート部からのわずかな水の漏えいを確認した。 当該ベント弁を補修する。 (ベント弁:機器および配管系統の水張り時に内部に滞留している空気を排気する弁) |
8 | 7月8日 | 共通 | ― | 放射線モニタ校正装置において,校正する測定機器の位置決めをする機能が正常でないことを確認した。 当該装置を補修する。 (放射線モニタ校正装置:放射線測定機器の校正をするための装置) (校正:計器・測定装置の指示値を正しい数値に合わせること) |
9 | 7月11日 | 共通 | ― | 雑固体廃棄物焼却設備の点検において,雑固体破砕機の軸が摩耗していることを確認した。 当該軸を取替える。 (雑固体廃棄物焼却設備:可燃性の廃棄物を焼却する設備) (雑固体破砕機:焼却前廃棄物を細かく砕く機器) |
10 | 7月12日 | 共通 | ― | 水ろ過装置において,空気圧縮機の手動弁からのわずかな空気の漏えいを確認した。 当該弁を取替える。 (水ろ過装置:凝集沈殿およびろ過処理により淡水中の濁度成分を除去する装置) |
11 | 7月12日 | 共通 | ― | GM測定装置の点検において,特性試験の測定値が管理値から外れていることを確認した。 当該GM測定装置を補修する。 (GM測定装置:重大事故等発生時,発電所およびその周辺に放射性物質が放出された場合に,空気中の放射性物質濃度を測定するための装置) (特性試験:装置の性能を確認するための試験) |
12 | 7月13日 | 1号機 | 施設定期 検査中 |
液体廃棄物処理設備において,廃液中和ポンプ入口ストレーナの詰まりにより圧力が変動していることを確認した。 当該ストレーナを清掃する。 (液体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する廃液を処理する設備) (廃液中和ポンプ:中和処理のためタンク内の廃液を循環させるポンプ) (ストレーナ:ゴミを除去する機器) |
13 | 7月14日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
洗濯廃液処理設備において,収集タンクの入口弁のシート部からのわずかな水の漏えいを確認した。 当該弁を補修する。 (洗濯廃液処理設備:洗濯後の廃液を処理する設備) (収集タンク:洗濯廃液を貯めるタンク) |
14 | 7月14日 | 共通 | ― | 消火ポンプにおいて,流量計入口弁のシート部からのわずかな水の漏えいを確認した。 当該弁を取替える。 (消火ポンプ:構内の消火栓へ水を供給するポンプ) |