11月後半(12月20日公表)
不適合の管理状況(平成30年11月後半審議分)
平成30年11月16日~平成30年11月30日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Cグレード 32件
No | 審議日 | 号機 | プラント 運転状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 11月19日 | 3号機 | 建設中 | 純水設備の配管耐圧漏えい試験において,ドレン弁のシート部からわずかな水の漏えいを確認した。 当該弁を取替える。 (純水設備:浄化した水を供給する設備) |
2 | 11月19日 | 3号機 | 建設中 | ピット排水ポンプの点検において,当該排水ポンプが腐食していることを確認した。 当該排水ポンプを取替える。 |
3 | 11月19日 | 3号機 | 建設中 | SPDSにおいて,記憶媒体が故障していることを確認した。 当該記憶媒体を取替える。 (SPDS[緊急時原子力発電所情報伝送システム]:原子力発電所からプラント状態等の各種運転監視パラメータを原子力規制庁に伝送するシステム) |
4 | 11月19日 | 3号機 | 建設中 | サービス建物空調換気設備の点検において,湿度計の誤差が大きいことを確認した。 当該湿度計を取替える。 (サービス建物:洗濯設備やチェックポイントを設置している建物) |
5 | 11月20日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
原子炉補機海水設備において,ドレン配管に詰まりがあることを確認した。 当該ドレン配管を清掃する。 (原子炉補機海水設備:原子炉関係のポンプ,電動機等の機器へ供給している冷却水を冷やす熱交換器へ海水を供給する設備) |
6 | 11月20日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
所内蒸気設備の耐圧漏えい試験において,弁のシート部からわずかな水の漏えいを確認した。 当該弁を補修する。 (所内蒸気設備:所内ボイラーで発生した蒸気を空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する設備) |
7 | 11月20日 | 3号機 | 建設中 | 屋外ダクト内排水設備において,ピット排水ポンプが異常により停止したことを確認した。 当該排水ポンプを取替える。 |
8 | 11月21日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
所内電気設備において,温度記録計が故障していることを確認した。 当該記録計を補修する。 |
9 | 11月21日 | 共通 | ― | 提出書類「施設定期検査申請内容の変更について」において,記載に誤りがあることを確認した。 当該提出書類を修正する。 |
10 | 11月21日 | 共通 | ― | 「島根原子力発電所文書管理手順書」において,文書一覧表に立案回議・決定回議の確認者の変更が反映されていないことを確認した。 当該文書一覧表に反映する。 |
11 | 11月22日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
タービン建物において,非常用照明のしゃ断器が動作したことを確認した。 動作したしゃ断器の照明機器を取替える。 (しゃ断器:電気回路を入切する装置) |
12 | 11月22日 | 共通 | ― | 提出書類「保全の有効性評価の結果に関する説明書」において,記載に誤りがあることを確認した。 当該提出書類を修正する。 |
13 | 11月22日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
洗濯廃液処理設備の点検において,ポンプのオイラーが損傷していることを確認した。 当該オイラーを取替える。 (洗濯廃液処理設備:管理区域内で使用する作業着等の洗濯後の廃液を処理する設備) (オイラー:ポンプの軸受部に潤滑油を供給する部品) |
14 | 11月26日 | 共通 | ― | 除じん設備において,当該設備が停止中にもかかわらず,異常を知らせる警報が発報したことを確認した。 異常のないことを確認し当該警報を復旧する。 (除じん設備:発電所で使用する冷却水(海水)を取水する際にゴミ等を除去するための設備) |
15 | 11月26日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
原子炉補機海水設備において,ベント弁のシート部からわずかな海水の漏えいを確認した。 当該弁を取替える。 (ベント弁:機器および配管系統の水張り時に内部に滞留している空気を排気する弁) |
16 | 11月26日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
除じん設備の点検において,手動操作用スイッチの接触不良を確認した。 当該スイッチを補修する。 |
17 | 11月26日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
非常用ディーゼル発電設備において,ブースターからわずかな油のにじみを確認した。 当該ブースターを取替える。 (非常用ディーゼル発電設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を冷却する設備に電力を供給するための設備) (ブースター:ディーゼル機関の起動時に圧縮空気により作動油圧を発生させ,燃料噴射量を増加させる機器) |
18 | 11月27日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
原子炉補機海水設備において,ドレン弁のシート部からわずかな海水の漏えいを確認した。 当該弁を取替える。 |
19 | 11月28日 | 共通 | ― | 夜間休日の連絡体制において,作業に伴い構内PHS等が使用できないため代替の携帯電話を配備したが,一時的に代替の携帯電話に電話連絡ができない状態となっていたことを確認した。 通常の連絡体制に戻っていることを確認する。 |
20 | 11月29日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
原子炉補機冷却水設備において,空気作動弁の駆動空気系統を構成している機器からわずかな空気の漏えいを確認した。 当該機器を取替える。 (原子炉補機冷却水設備:原子炉関係のポンプ,電動機等の機器へ冷却水を供給する設備) |
21 | 11月29日 | 3号機 | 建設中 | 所内ボイラーにおいて,空気圧縮機の電磁弁接続用配管の継手部からわずかな空気の漏えいを確認した。 当該継手部を取替える。 (所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置) (電磁弁:電磁石で作動する弁) |
22 | 11月29日 | 共通 | ― | 所内ボイラーの点検において,給水ポンプ用電動機を組立の際,誤って当該電動機の部品が損傷したことを確認した。 当該部品を取替える。 |
23 | 11月29日 | 共通 | ― | モニタリングポストの点検において,無停電電源装置用バッテリーの正常状態表示が消灯していることを確認した。 なお,放射線モニタの測定値は異常のないことを確認している。 当該バッテリーを取替える。 (モニタリングポスト:空間放射線量を測定するため原子力施設周辺に設置された放射線観測装置) |
24 | 11月29日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
原子炉浄化設備において,ポンプ冷却水用フローグラスの構成部品が動かないことを確認した。 当該フローグラスを補修する。 (原子炉浄化設備:原子炉内を循環する冷却水中の不純物を取り除き水質を管理するための設備) (フローグラス:透明なガラス等でできており配管路の途中に設置し配管内を通る流体の状況を目視により監視する機器) |
25 | 11月30日 | 共通 | ― | 原子炉建物の巡視において,仮置中の可燃物品が難燃シートで覆われていないことを確認した。 当該可燃物品を撤去する。 |
26 | 11月30日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
消火設備において,配管継手部が腐食していることを確認した。 当該継手部を取替える。 |
27 | 11月30日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
消火設備において,手動弁のシート部からわずかな水の漏えいを確認した。 当該弁を補修する。 |
28 | 11月30日 | 共通 | ― | 制御建物(3階)の巡視において,恒常的に置いている可燃物品が難燃シートで覆われていないことを確認した。 当該可燃物品を適切に養生する。 |
29 | 11月30日 | 共通 | ― | 制御建物(3階)の巡視において,恒常的に置いている可燃物品が難燃シートで覆われていないことおよび保管表示がないことを確認した。 当該可燃物品を適切に養生する。保管表示を行う。 |
30 | 11月30日 | 共通 | ― | 制御建物(2中階)の巡視において,恒常的に置いている可燃物品が難燃シートで覆われていないことを確認した。 当該可燃物品を適切に養生する。 |
31 | 11月30日 | 共通 | ― | 排気筒モニター室の巡視において,仮置中の可燃物品が難燃シートで覆われていないことを確認した。 当該可燃物品を適切に養生する。 |
32 | 11月30日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
所内ボイラーの点検において,電磁弁からわずかな空気の漏えいを確認した。 当該電磁弁を取替える。 |