12月前半(1月11日公表)
不適合の管理状況(平成30年12月前半審議分)
平成30年12月1日~平成30年12月15日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Cグレード 15件
No | 審議日 | 号機 | プラント 運転状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 12月4日 | 共通 | ― | 原子炉建物空調換気設備において,誤ってリミットスイッチに接触し,原子炉建物送排風機が停止したことを確認した。 異常のないことを確認し,当該原子炉建物送排風機を起動する。 |
2 | 12月5日 | 共通 | ― | 警報設定値変更において,「保守管理要領に基づく警報設定値の変更報告書」を作成していないことを確認した。 当該変更報告書を作成する。 |
3 | 12月5日 | 共通 | ― | Ge核種分析装置において,液体窒素の量が通常より減少していることを確認した。 当該分析装置を補修する。 (Ge核種分析装置:放射線のエネルギーを測定し,線源である放射性物質の特定を行う装置) |
4 | 12月5日 | 共通 | ― | 窒素ガス供給装置車の試運転において,安全弁のシート部からわずかな窒素ガスの漏えいを確認した。 当該安全弁を補修する。 (安全弁:装置機器類や配管等に取り付けあらかじめ定められた圧力になった時,自動的に開弁し内部流体を排出して装置機器類や配管を圧力的に保護するための安全装置) |
5 | 12月7日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
原子炉建物の搬入口の点検において,電磁弁からわずかな空気の漏えいを確認した。 当該電磁弁を補修する。 |
6 | 12月7日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
原子炉建物のエアロック扉の点検において,駆動空気系統を構成している機器が故障していることを確認した。 当該機器を取替える。 (エアロック扉:原子炉建物を負圧に維持するための二重扉) |
7 | 12月7日 | 3号機 | 建設中 | 制御建物の点検において,床面の一部にひび割れがあることを確認した。 当該床面を補修する。 |
8 | 12月7日 | 共通 | ― | 除染ポンプにおいて,ポンプ出口配管からわずかな水の漏えいを確認した。 当該配管を補修する。 (除染ポンプ:機器の洗浄やタンクの水張り等に使用する水を供給するポンプ) |
9 | 12月11日 | 共通 | ― | 雑固体廃棄物焼却設備において,プロパンガス圧力の異常を知らせる警報が発報したことを確認した。 当該プロパンガスの圧力を調整する。 (雑固体廃棄物焼却設備:可燃性の廃棄物を焼却する設備) |
10 | 12月11日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
原子炉浄化設備において,当該設備が停止中にもかかわらず,異常を知らせる警報が発報したことを確認した。 当該設備の警報用計器を取替える。 (原子炉浄化設備:原子炉内を循環する冷却水中の不純物を取り除き水質を管理するための設備) |
11 | 12月11日 | 1,2号機 共通 |
― | 所内ボイラーにおいて,計器用配管に詰まりがあることを確認した。 当該配管を清掃する。 (所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置) |
12 | 12月11日 | 2号機 | 施設定期 検査中 |
運転監視用計算機において,プリンターが損傷していることを確認した。 当該プリンターを補修する。 |
13 | 12月11日 | 共通 | ― | 水ろ過装置において,ポンプ出口配管からわずかな水の漏えいを確認した。 当該配管を取替える。 (水ろ過装置:凝集沈殿およびろ過処理により淡水中の濁度成分を除去する装置) |
14 | 12月12日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
燃料プール冷却設備において,流量計の継手部からわずかな水の漏えいを確認した。 当該継手部を補修する。 |
15 | 12月13日 | 1号機 | 廃止措置 段階 |
原子炉補機海水設備の点検において,配管の内面ライニングがはく離していることを確認した。 当該配管を取替える。 (原子炉補機海水設備:原子炉関係のポンプ,電動機等の機器へ供給している冷却水を冷やす熱交換器へ海水を供給する設備) (ライニング:腐食を防止するための表面処理) |