5月前半(6月7日公表)

不適合の管理状況(2022年5月前半審議分)

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2022年5月1日~2022年5月15日の間に、不適合判定検討会にて審議し、不適合と判定したもの。

なお、不適合事象は重要度に応じて、グレード分けを行い、管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

対象となる事象は、ありませんでした。

Bグレード 0件

対象となる事象は、ありませんでした。

Cグレード 1件

No 審議日 号機 プラント
状態
不適合事象・処置計画
1 5月10日 2号機 定期事業者検査中 非常用ディーゼル発電設備の点検後の試運転において、分解点検した燃料噴射弁の組み立て時に塗布した潤滑剤の余剰分が燃料ドレンに混入し、燃料ドレンが変色していることを確認した。

当該燃料噴射弁を取替える。また、潤滑剤が混入した燃料ドレンを廃棄する。

(非常用ディーゼル発電設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を緊急冷却する設備に電力を供給するための設備)
(燃料噴射弁:燃焼室に噴霧状の燃料油を噴射するための弁)
(燃料ドレン:燃料供給系統から燃料噴射弁に供給された余剰の燃料(必要とする燃料量より多めに供給する必要がある))

Dグレード 3件

No 審議日 号機 プラント
状態
不適合事象・処置計画
1 5月6日 共通 サイトバンカ建物の固体廃棄物貯蔵プール周辺の作業において、工事監督者の着用している保護メガネが当該プールに落下したことを確認した。なお、落下防止紐は未着用であった。

当該保護メガネを回収し、汚染検査を行い廃棄する。

(サイトバンカ建物:使用済のチャンネルボックスや制御棒等の放射性固体廃棄物を貯蔵・保管するための建物)
2 5月9日 2号機 定期事業者検査中 中央制御室の盤面監視において、非常用ガス処理設備のフィルタ入口に設置している温度記録計に動作不良が見られ、内部機構の劣化があることを確認した。

当該記録計を補修し、校正する。

(非常用ガス処理設備:事故時に原子炉建物を負圧にするとともに放出される気体に含まれる放射性物質を高性能フィルタ等を通して除去し排気筒へ導く設備)
3 5月13日 共通 2号機原子炉建物2階の作業において、既存の床貫通部に新規ケーブルを敷設する作業中に既設ケーブルを損傷させたことを確認した。

当該ケーブル損傷箇所を補修する。