6月前半(7月7日公表)
不適合の管理状況(2022年6月前半審議分)
2022年6月1日~2022年6月15日の間に、不適合判定検討会にて審議し、不適合と判定したもの。
なお、不適合事象は重要度に応じて、グレード分けを行い、管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は、ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は、ありませんでした。
Cグレード 0件
対象となる事象は、ありませんでした。
Dグレード 8件
No | 審議日 | 号機 | プラント 状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 6月3日 | 共通 | - | 2号機タービン建物2階工具室の巡視において、恒常物品が金属製容器に収納されていないことを確認した。 当該恒常物品を金属製容器に収納する。 |
2 | 6月3日 | 共通 | - | 2号機タービン建物2階北東階段室付近の巡視において、仮置中の可燃物品が不燃または難燃シートで隙間なく覆われていないことを確認した。 当該可燃物品を適切に養生する。 |
3 | 6月7日 | 共通 | - | 所内ボイラーの運転中において、計装用空気圧力の異常を知らせる警報が発報し、通常値より低い値であることを確認した。また、調査結果より当該空気圧縮機の部品が経年使用により摩耗していることで、圧縮空気の供給量が低下していると推定した。 当該部品を取り替える。 (所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置) |
4 | 6月7日 | 共通 | - | 2号機の除染ポンプから消火ポンプへの切替操作において、水ろ過装置のポンプのメカニカルシールへの通水が停止することが手順書に記載されておらず、メカニカルシールに通水されていない状態で運転していることを確認した。 当該手順書を修正する。また、メカニカルシールに通水し、当該ポンプに異常が無いことを確認する。 (除染ポンプ:機器の洗浄やタンクの水張り等に使用する水を供給するポンプ) (メカニカルシール:流体機器などの軸の貫通部分から流体が漏れるのを防止する装置) (水ろ過装置:凝集沈殿およびろ過処理により淡水中の濁度成分を除去する装置) |
5 | 6月10日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 原子炉建物のダスト放射線モニタにおいて、ろ紙送り装置の異常を知らせる警報が発報したことを確認した。また、現地確認にてろ紙送り装置の部品が一部破損していることを確認した。 当該部品を取り替える。 (ダスト放射線モニタ:建物内の選択された場所の空気を捕集し、空気中の放射性物質濃度を測定する装置) |
6 | 6月10日 | 共通 | - | 2号機原子炉建物の火災感知器の移設作業において、感知器の移設先に他の感知器の電線管が干渉していたため、撤去の可否を確認したが、現在使用されていない感知器と誤認し、撤去したことで異常を知らせる警報が発報したことを確認した。 当該感知器を復旧する。 |
7 | 6月14日 | 共通 | - | 使用前事業者検査(施設)の検査準備において、調達先から提出された資料に当社の要求事項が反映されていないことを確認した。 当該資料に要求事項を反映する。 (使用前事業者検査(施設):原子力施設を設置又は変更する工事について、設工認等の手続き内容(認可、届出)に従って行われたものであることおよび技術基準に適合していることを確認する検査) |
8 | 6月14日 | 共通 | - | 1号機原子炉建物空気冷却設備の移設工事後の水張り時において、冷却ポンプ出口配管の溶接部に施工不良があることを確認した。 当該配管を補修する。 (原子炉建物空気冷却設備:原子炉建物内の作業環境改善(冷却)のために、作業エリアの雰囲気(空気)を冷却する設備) (冷却ポンプ:空気冷却設備の構成機器であり、空調機器に冷水を供給するポンプ) |