7月後半(8月20日公表)
不適合の管理状況(2024年7月後半審議分)
2024年7月16日~2024年7月31日の間に、不適合判定検討会にて審議し、不適合と判定したもの。
なお、不適合事象は重要度に応じて、グレード分けを行い、管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は、ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は、ありませんでした。
Cグレード 1件
No | 審議日 | 号機 | プラント 状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 7月26日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 原子炉給水ポンプ駆動用蒸気タービンの主油ポンプの試運転において、電動機の軸受部から異音があることを確認した。 当該電動機を点検する。 (原子炉給水ポンプ:原子炉へ水を送るポンプ) |
Dグレード 90件
No | 審議日 | 号機 | プラント 状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 7月16日 | 3号機 | 建設中 | 中央制御室において、安全保護系補助盤の異常を知らせる警報が発報したことを確認した。 原因を調査し、必要な処置を行う。 |
2 | 7月16日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | ガスタービン発電機建物内の燃料移送配管の現場確認作業において、当該配管は設工認の火災防護設備基本設計方針で溶接構造としているところ、予備座の閉止にフランジを使用していることを確認した。 当該予備座を溶接構造に変更する。 (ガスタービン発電機:原子炉や燃料プールの冷却等に必要な電源を確保するため、外部電源や非常用ディーゼル発電機が使用できない場合の対策として、耐震性を備え、発電所高台に設置したガスタ―ビンによる発電設備) |
3 | 7月16日 | 3号機 | 建設中 | タービン建物の巡視において、タービン系多重伝送現場盤の盤内ファンから異音がしていることを確認した。 原因を調査し、必要な処置を行う。 (多重伝送現場盤:現場に配置している検出器からの信号をまとめて中央制御室制御盤に伝送する現場盤) |
4 | 7月16日 | 3号機 | 建設中 | 原子炉建物の巡視において、燃料取替機電動機制御盤に故障コードが表示されていることを確認した。 原因を調査し、必要な処置を行う。 |
5 | 7月16日 | 共通 | - | 2022,2023年度のヒューマンファクターに関する教育を取りやめたが、教育訓練に係るQMS手順に定める実効性の評価において、教育取りやめに対する影響評価の報告をしていないことを確認した。 2022,2023年度の教育未実施による影響が無いことについて「技術教育等実効性評価および次年度への反映事項」に追記する。 (ヒューマンファクター:人間や組織・機械・設備等で構成されるシステムが、安全かつ経済的に動作・運用できるために考慮しなければならない人間側の要因) (QMS:品質マネジメントシステム) |
6 | 7月16日 | 共通 | - | 1,2号機チェックポイントから1号機タービン建物に台車で物品を運搬していたところ、タービン建物入口の防火扉に台車が接触し、目仕合せ部を損傷させたことを確認した。 当該部を補修する。 (チェックポイント:管理区域への人の出入りを管理する場所) (目仕合せ部:両開きの扉の、双方の扉の合わさる部分) |
7 | 7月16日 | 共通 | - | 管理事務所2号館2階の通信連絡設備の点検において、緊急時対策所のページング第一通話回線および支援室のスピーカーの音量が小さいことを確認した。 当該ページングの補修およびスピーカーの取替を行う。 (緊急時対策所:発電所の緊急時に対応等を指揮する場所) (ページング:通話機能を備えた放送設備) |
8 | 7月16日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 碍子水洗タンクの隔離作業において、補給水バックアップ弁のグランド押さえボルトが腐食し、折損していることを確認した。 当該ボルトまたは弁一式を取り替える。 |
9 | 7月16日 | 3号機 | 建設中 | サービス建物1階に設置している自動火災報知設備感知器が結露により発報・復帰を繰り返していることを確認した。 当該感知器を取り替える。 (サービス建物:洗濯設備やチェックポイントを設置している建物) |
10 | 7月16日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | タービン建物1階の自動扉点検作業において、作業員用ロッカー室の自動扉の手動操作用の非常用押しボタンを押しても電気錠が開錠されず、手動で開閉できないことを確認した。 当該扉の電気錠、押しボタン他を取り替える。 |
11 | 7月16日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | タービン建物2階の自動扉点検作業において、常用電気室の自動扉の手動操作用の非常用押しボタンを押しても電気錠が開錠されず、手動で開閉できないことを確認した。 当該扉の電気錠、押しボタン他を取り替える。 |
12 | 7月16日 | 3号機 | 建設中 | サービス建物の照明の取付状況調査において、玄関ホールの天井照明器具が腐食していることを確認した。 当該照明器具を取り替える。 |
13 | 7月16日 | 共通 | - | 2号機液体廃棄物処理設備の使用前事業者検査において、使用した計器が検査用計器一覧表に記載されていないことを確認した。 当該検査の検査要領書および検査成績書の検査用計器一覧表を修正する。 |
14 | 7月16日 | 共通 | - | 1号機主排気筒モニタサンプル装置の警報試験において、サンプルポンプを起動したところ、誤ってポンプ入口弁および出口弁を強制閉止していたことにより、サンプルガス流量の異常を知らせる警報が発報したことを確認した。 当該弁の強制閉止を解除し、警報試験を実施する。 (排気筒モニタ:排気筒から放出する気体廃棄物の放射線量を測定する装置) |
15 | 7月16日 | 共通 | - | サーベイメーターの使用前点検において、GM計数管式サーベイメーターの測定値指示部の動作不良を確認した。 当該サーベイメーターの指示部を取り替える。 (GM計数管式サーベイメーター:サーベイメーターの一種であり、内部に充填されたガスが放射線により電離することを利用して線量の測定を行う機器) |
16 | 7月16日 | 共通 | - | モルタル固化設備においてモルタル充填を行った4体の廃棄体のうち1体について、廃棄体の上部空隙値が基準に適合しないことを確認した。 当該廃棄体を識別し、保管する。 (モルタル固化設備:配管廃材等の不燃性の放射性固体廃棄物をモルタルで固化する設備) (廃棄体:配管廃材等の不燃性の放射性固体廃棄物を溶融設備で溶融した物や溶融できない物を切断してドラム缶に詰め、モルタルを充填し、固化したもの) |
17 | 7月16日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | ランドリ・ドレン濃縮器供給ポンプの点検において、羽根車内部に異物があることを確認した。また、その影響によりケーシングリングの取付ネジの一部が破損していることを確認した。 羽根車内の異物を除去し、当該ポンプのケーシングリングを取り替える。 (ランドリ・ドレン濃縮器供給ポンプ:洗濯排水を濃縮処理する機器に洗濯排水を供給するポンプ) (ケーシングリング:ポンプの羽根車とケーシングとの摺動部分に取付けられた部品) (ケーシング:ポンプの羽根車が納まるケース) |
18 | 7月16日 | 共通 | - | 2号機火災防護設備の使用前事業者検査において、フレキシブル継手の外観検査でメッシュ外装や塗装により表面を直接確認できないことから検査を中断した。 当該検査要領書を改訂し、検査を再開する。 |
19 | 7月16日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 運転監視用計算機の点検において、LANボックスの点検後電源を入れたところ、エラーを表示し、起動しないことを確認した。 当該LANボックスの取り替えまたは補修を行う。 (LANボックス:通信ネットワーク上でデータを受信し、目的の機器へ転送する装置) |
20 | 7月16日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 運転監視用計算機の点検において、基板接続用変換アダプタの爪嵌め合い部にひびが入っていることを確認した。 当該部品を取り替える。 |
21 | 7月19日 | 共通 | - | 山林消火栓設備において、ポンプ起動試験を行ったところ、消火栓用配管からわずかな水の漏えいがあることを確認した。 当該配管を補修する。 |
22 | 7月19日 | 共通 | - | ガスタービン発電機3号機の消火設備の点検において、制御盤内に保管していた予備品がないことを確認した。 当該消火設備の予備品を設置する。 |
23 | 7月19日 | 共通 | - | ガスタービン発電機予備号機の消火設備の点検において、消火設備の手動起動装置内の起動スイッチ操作後、受信機側の設定の不具合により連動でダンパが作動しないことを確認した。 当該受信機のソフトの変更を行う。 |
24 | 7月19日 | 共通 | - | 4号所内ボイラーの巡視において、計装用空気圧縮機のドレントラップが動作不良により自動排水しないことを確認した。 当該ドレントラップの点検または取替を行う。 (所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置) (計装用空気圧縮機:計測制御機器へ供給する作動用空気を作る機器) (ドレントラップ:配管や容器内に溜まった水を抜く機器) |
25 | 7月19日 | 共通 | - | 1,2号機チェックポイントにおいて、作業員が誤って管理区域内にタバコを持ち込んでいることを確認した。なお、管理区域内での喫煙は行っていないことを確認している。 当該タバコを非管理区域へ搬出し、協力会社に対して注意喚起を行う。 |
26 | 7月19日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 常用電気室の巡視において、電灯盤の電圧計指示値が表示されず、接地変圧器一次側のヒューズが断線していることを確認した。 当該ヒューズを取り替える。 |
27 | 7月19日 | 3号機 | 建設中 | 制御室建物2階およびタービン建物1階の巡視において、消灯している誘導灯があることを確認した。 当該誘導灯を取り替える。 |
28 | 7月19日 | 共通 | - | 2号機原子炉建物地下2階の巡視において北側通路の設備ガードのポールが破損していることを確認した。 当該ポールを取り替える。 (設備ガード:保護対象機器を不用意な接触等から保護する区画) |
29 | 7月19日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 復水貯蔵タンクの計器点検において、タンク水位計の誤差が精度外であることを確認した。 当該計器を校正する。 (復水貯蔵タンク:発電所の運転に必要な水を貯蔵するタンク(非常用炉心冷却系の水源としても使用する)) |
30 | 7月19日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 運転中のタービン油処理系において、電気式油分離器の異常を知らせる警報が発報し、自動停止したことを確認した。 当該電気式油分離機の内部エレメントを取り替える。 (タービン油処理系:主タービンの潤滑油を清浄にする系統) (電気式油分離器:浮遊している油に電荷を与え、捕集する機器) |
31 | 7月19日 | 共通 | - | 2号機通信連絡設備の使用前事業者検査において、一部の通信連絡設備に係るQA検査を実施せず使用前事業者検査を開始していることを確認した。 該当する通信連絡設備についてQA検査を実施する。 (QA検査:使用前事業者検査に係る一連のPDCAが確実に実施されていることをプロセスの信頼性および記録の信頼性の観点により確認する検査) |
32 | 7月19日 | 3号機 | 建設中 | 所内ボイラーの計器点検において、排ガス分析計の酸素ガス測定値の誤差が精度外であることを確認した。 当該計器を校正する。 (排ガス分析計:ボイラーから排出される燃焼ガス中の硫黄酸化物、窒素酸化物の濃度を測定する計器) |
33 | 7月19日 | 共通 | - | 管理区域境界に設置している積算線量計において、データ回収時に配備期間の一部データが欠落していることを確認した。 当該線量計のバッテリーを取り替える。また、境界積算線量当量測定の欠測期間の評価を行う。 (積算線量計:特定の場所に設置し、放射線を一定の期間に受けた線量の積算量として測定する計測器) |
34 | 7月23日 | 共通 | - | 4号所内ボイラーの計器点検において、排ガス分析計の窒素酸化物および酸素ガス測定値の誤差が精度外であることを確認した。 当該計器を校正する。 |
35 | 7月23日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 2号機廃棄物処理建物3階の巡視において、ランドリモニタ室内の分電盤内が結露していることを確認した。 当該分電盤内を乾燥させる。 |
36 | 7月23日 | 3号機 | 建設中 | タービン補機海水設備の計器弁取合い部の修理作業において、タービン補機海水ポンプ出口圧力計廻りの保温を取り外したところ計器弁下流側継手部に漏えい跡があることを確認した。 当該圧力計入口弁および継手を取り替える。 (タービン補機海水設備(ポンプ):主タービン関係のポンプ、電動機等の機器へ供給している冷却水を冷やす熱交換器へ海水を供給する設備(ポンプ)) |
37 | 7月23日 | 共通 | - | 1,2号機チェックポイントにおいて、放射線管理区域に入域直後、作業員がタバコを所持していることに気付き、放射線管理員に連絡したことを確認した。なお、管理区域内での喫煙は行っていないことを確認している。 当該タバコを非管理区域へ搬出し、協力会社に対して注意喚起を行う。 |
38 | 7月23日 | 共通 | - | 2号機高圧炉心スプレイ設備改造後の機能試験において、ポンプの水源切替スイッチを復水貯蔵タンクに切り替えたところ、高圧炉心スプレイポンプ復水貯蔵タンク水入口弁が開動作しないことを確認した。 当該弁の展開接続図を修正し、制御回路を改造する。 (高圧炉心スプレイ設備:原子炉内の冷却水が減少したり配管破断により冷却水が流失したとき等に炉心を冷却するための設備) |
39 | 7月23日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 主蒸気逃し安全弁窒素ガス供給設備の機能試験において、窒素ガス供給元弁のシート部からわずかな漏えいがあることを確認した。 当該弁を点検する。 (主蒸気逃し安全弁:原子炉内の圧力が上昇した場合、圧力を低下させるための弁) |
40 | 7月23日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 屋外設備の塗装作業において、碍子水洗タンクの塗装をしていたところ、タンク入口配管のフランジ部および補給水バックアップ弁のボルトの腐食があることを確認した。 当該フランジ及びボルトを取り替える。 |
41 | 7月23日 | 共通 | - | サイトバンカ建物のチェックポイントにおいて、放射線管理区域に入域直後、作業員が放射線管理区域用綿手袋を着用していないことに気付き、放射線管理員に連絡したことを確認した。 関係箇所に対して事例を周知する。 |
42 | 7月23日 | 共通 | - | 1号機タービン建物2階に設置しているハンドフットクロズモニタが故障していることを確認した。 当該モニタを補修する。 (ハンドフットクロズモニタ:手、足および衣服の表面に放射性物質が付着していないかを検査する装置) |
43 | 7月23日 | 共通 | - | 3号所内ボイラーの巡視において、計装用空気圧縮機のドレン配管の継手部からわずかな空気の漏えいがあることを確認した。 当該配管を取り替える。 (ドレン配管:機器や配管内の水を排水する配管) |
44 | 7月23日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | タービン補機冷却水設備の点検において、B-タービン補機冷却水熱交換器のドレン配管取付ボルトおよびナットに腐食があることを確認した。 当該ボルトおよびナットを取り替える。 (タービン補機冷却水設備:主にタービン関係のポンプ、電動機等の機器へ冷却水を供給する設備) (熱交換器:ポンプ電動機等の機器へ供給している冷却水を冷やすための機器) |
45 | 7月23日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | タービン補機冷却水設備の点検において、C-タービン補機冷却水熱交換器のドレン配管取付ボルトおよびナットに腐食があることを確認した。 当該ボルトおよびナットを取り替える。 |
46 | 7月23日 | 1号機 | 廃止措置中 | 復水貯蔵タンク廻りの地下配管ダクトにおいて、ダクトのひび割れ部から雨水の流入があることを確認した。 当該ひび割れ部を補修する。 |
47 | 7月23日 | 共通 | - | 2号機取水槽ヤードにおいて、工事用車両がヤード内に設置してる現地制御盤に接触したことを確認した。 当該制御盤を補修する。 (取水槽:冷却用の海水を取水するための設備) |
48 | 7月23日 | 共通 | - | 2号機原子炉補機海水設備の使用前事業者検査において、通水確認の具体的な方法が検査要領書および検査成績書に記載されていないことを確認した。 当該検査の検査要領書を改正し、追加検査を実施する。 (原子炉補機海水設備:原子炉関係のポンプ電動機等の機器へ供給している冷却水を冷やす熱交換器へ海水を供給する設備) |
49 | 7月23日 | 共通 | - | 2号機地下水位低下設備の使用前事業者検査において、検査要領書の検査整理表検査方法欄に検査を実施しない検査項目を記載していることを確認した。 当該検査整理表を修正する。 (地下水位低下設備:原子炉建物等に作用する揚圧力を低減させるため、地下水位を一定の範囲に保持する設備) |
50 | 7月23日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | タービン建物2階常用電気室において、タービン建物排風機の保護継電器カバーガラスが外れていることを確認した。 当該保護継電器のカバーを取り替える。 (保護継電器:電流や電圧の急激な変化から電気回路を保護するための装置) |
51 | 7月23日 | 共通 | - | 2号機火災防護設備の使用前事業者検査において、フレキシブル継手が消防認定品でないことが確認されたため、検査を中断した。 当該フレキシブル継手の外観検査を行うよう検査要領書を改訂し、検査を再開する。 |
52 | 7月23日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 燃料プール冷却設備の点検において、燃料プールろ過脱塩器ホールディングポンプ出口弁の駆動用電磁弁からわずかな空気の漏えいを確認した。 当該電磁弁を取り替える。 (燃料プール冷却設備:燃料プールに保管されている使用済燃料から発生する熱の除去およびプール水の浄化を行う設備) (ろ過脱塩器:水の浄化を行う機器) (ホールディングポンプ:ろ過脱塩器に張り付けているイオン交換樹脂の張り替え時等に運転し、イオン交換樹脂が剥がれ落ちるのを防止するポンプ) |
53 | 7月23日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 2024年7月9日に発生した大雨による影響確認において、屋外貫通部からの雨水流入、区画内の排水不具合による浸水等が2号機取水槽およびガスタービン建物周辺の複数箇所で確認された。 原因を調査し、止水処理等の必要な処置を行う。 |
54 | 7月23日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 中央制御室において、制御棒駆動機構温度記録計の印字不良を確認した。 当該記録計の打点機構を調整する。 |
55 | 7月23日 | 共通 | - | 純水装置の巡視において、空気圧縮機エアドライヤのブレーカーが動作し、停止していることを確認した。 当該エアドライヤを取り替える。 (純水装置:発電所の運転に使用する純水(水ろ過装置で製造したろ過水から不純物を除去したもの)を作る装置) |
56 | 7月23日 | 共通 | - | 一矢案内所において、警備員の電動ゲート誤操作により、通勤バス側面にゲートが接触したことを確認した。 当該通勤バスを補修する。また、警備員に対して注意喚起を行う。 |
57 | 7月23日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | 運転監視用計算機の点検において、ネットワーク監視装置の電源を切ったところ、エラーを表示し、警報が発報したことを確認した。 当該ネットワーク監視装置内の機器の取り替えまたは補修を行う。 |
58 | 7月23日 | 共通 | - | 純水装置の巡視において、空気圧縮機のドレントラップが連続動作していることを確認した。 当該ドレントラップを取り替える。 |
59 | 7月23日 | 共通 | - | 純水装置において、ドレントラップの連続動作に伴い前弁を閉止したところ、弁のシート部から空気が漏えいしていることを確認した。 当該弁を取り替える。 |
60 | 7月23日 | 共通 | - | 雑固体廃棄物焼却設備において、排ガスブロワ出口流量記録計の指示が不規則に変動していることを確認した。 当該計器および計装配管を点検する。 (雑固体廃棄物焼却設備:可燃性の廃棄物を焼却する設備) (排ガスブロワ:燃焼ガスを排出するための機器) |
61 | 7月23日 | 共通 | - | 2号機火災防護設備の使用前事業者検査において、中断したフレキシブル継手の外観検査の不適合についてEAMの処置が未完了のまま当該検査を再開したことを確認した。 当該検査への影響の有無を確認する。 (EAM(統合型保全システム):保守管理活動全体を管理するシステム) |
62 | 7月26日 | 共通 | - | 1,2号機チェックポイントにおいて、作業員が脇にファイルを挟んだまま体表面モニタで汚染検査を実施し、放射線管理区域から退域したことを確認した。 当該ファイルの汚染がないことを確認し、関係箇所に事象を周知する。また、当該協力会社に注意喚起を行う。 (体表面モニタ:体の表面に放射性物質が付着していないかを検査する装置) |
63 | 7月26日 | 共通 | - | 1,2号機の消防設備点検において、消防設備配置図面集に記載のない火災感知器があることを確認した。また、当該図面集に記載している消火器、防火ダンパの管理番号に誤りがあることを確認した。 当該図面集を修正する。 |
64 | 7月26日 | 共通 | - | 3号機可搬型計装用圧縮空気除湿装置の試運転において、流量計内部にシールテープの切れ端が混入していることを確認した。 当該シールテープを除去する。 |
65 | 7月26日 | 共通 | - | 2号機消火設備の使用前事業者検査において、補助消火ポンプおよび補助消火水槽の公称値確認を記録で確認するところ、実検査で実施していることを確認した。 当該検査要領書を改訂し、記録にて公称値の検査をおこなう。 |
66 | 7月26日 | 共通 | - | 2号機大型送水ポンプ車(3号車)に係る使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、大型送水車付燃料タンクの公称値を確認していないことを確認した。 当該検査要領書を改訂し、記録にて公称値の検査をおこなう。 |
67 | 7月26日 | 共通 | - | 2号機大型送水ポンプ車(1,2,4号車)に係る使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、大型送水車付燃料タンクの公称値を確認していないことを確認した。 当該検査要領書を改訂し、記録にて公称値の検査をおこなう。 |
68 | 7月26日 | 共通 | - | 2号機燃料プールスプレイ設備に係る使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、一部の記録に合否判定日等の記載がないことを確認した。 当該検査成績書を修正する。 |
69 | 7月26日 | 共通 | - | 2号機の内部溢水に係る使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、検査に使用した計器の記載がないことを確認した。 当該検査成績書を修正する。 |
70 | 7月26日 | 共通 | - | 2号機原子炉補機冷却水設備の使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、B系統の検査記録にA系統の範囲が含まれていること、判定結果チェックシートの検査項目に「漏えい検査」の記載がないことを確認した。 当該検査成績書を修正する。 (原子炉補機冷却水設備:原子炉の運転に必要な各系統の機器(ポンプ、冷凍機、熱交換器等)へ冷却水を供給する設備) |
71 | 7月26日 | 共通 | - | 2号機原子炉補機冷却水設備に係る使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、合否判定日に誤記があること、検査用計器一覧表のうち、圧力計の測定範囲が記載されていないことを確認した。 当該検査成績書を修正する。 |
72 | 7月26日 | 共通 | - | 2号機原子炉補機冷却水設備の使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、検査に使用した計器の記載がないことを確認した。 当該検査成績書を修正する。 |
73 | 7月26日 | 共通 | - | 2号機主蒸気逃し安全弁に係る使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、検査用計器一覧表の校正確認結果欄を「良」と記載するところ、有効期限を記載していることを確認した。 当該検査成績書を修正する。 |
74 | 7月26日 | 3号機 | 建設中 | 現場監視カメラ盤の点検において、南側法面用および原子炉建物地上5階用カメラの無停電電源装置用バッテリーの寿命を知らせる警報が発報していることを確認した。 当該バッテリーを取り替える。 |
75 | 7月26日 | 3号機 | 建設中 | 海水電解装置の巡視において、海水電解装置注入ポンプ出口圧力計内に水がたまっていることを確認した。 当該圧力計を取り替える。 (海水電解装置:海生生物の付着を抑制するため、海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリウムを生成し、海水を使用している機器に注入する装置) |
76 | 7月26日 | 3号機 | 建設中 | 所内蒸気設備 凝縮水移送ポンプの試運転準備作業において、冷却水配管に水張りを行ったところ、配管継手部からわずかな水の漏えいがあることを確認した。 当該配管を取り替える。 (所内蒸気設備:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する設備) (凝縮水移送ポンプ:回収した蒸気の凝縮水を所内ボイラーに送るポンプ) |
77 | 7月26日 | 2号機 | 定期事業者検査中 | タービン建物換気空調設備の点検において、タービン建物送風機出口ダクトに設置している風量測定口が脱落していることを確認した。 当該箇所に新たな測定口を取り付ける。 |
78 | 7月26日 | 3号機 | 建設中 | 海水電解装置の巡視において、海水電解装置海水取水ポンプ出口逆止弁のネジ部からわずかな海水が漏えいしていることを確認した。 当該ネジ部を点検する。 |
79 | 7月26日 | 3号機 | 建設中 | 海水電解装置の定期補機切替において、海水電解装置送風機を切り替えたところ、停止させた送風機の出口逆止弁が開状態で固着していることを確認した。 当該逆止弁を点検する。 |
80 | 7月26日 | 3号機 | 建設中 | 原子炉建物5階の巡視において、燃料取替制御室内に雨漏りと思われる水溜りがあることを確認した。 当該箇所を補修する。 |
81 | 7月26日 | 1号機 | 廃止措置中 | タービン建物屋上階において、管理区域境界扉に腐食が発生し、穴が開いている部分があることを確認した。 当該箇所を補修する。 |
82 | 7月30日 | 1号機 | 廃止措置中 | 排気筒モニタサンプル装置のB系統のフィルタ取替作業において、通気側からバイパス側に切り替えたところ、サンプルポンプの圧力異常を知らせる警報が発報し、ポンプが自動停止したことを確認した。また、A系統も点検中であったため、排気筒モニタが両系統停止した。 当該系統の復旧および圧力調整を行う。 |
83 | 7月30日 | 3号機 | 建設中 | 消火用水タンク連絡トレンチにおいて、本設ポンプ不調により、レベルスイッチ付き仮設ポンプを配置していたところ、降雨により水位の異常を知らせる警報が発報した。 当該レベルスイッチを点検する。 |
84 | 7月30日 | 3号機 | 建設中 | 中央制御室において、配管ダクト内排水ピットの水位の異常を知らせる警報が発報した。現場を確認したところ、隣接する配管ダクトの配管貫通部から漏水していることを確認した。 当該配管貫通部の止水処理を行う。 |
85 | 7月30日 | 3号機 | 建設中 | 中央制御室において、配管ダクト内排水ピットの水位の異常を知らせる警報が発報した。現場を確認したところ、隣接する配管ダクトのケーブル貫通部から漏水していることを確認した。 当該ケーブル貫通部の穴仕舞を行う。 |
86 | 7月30日 | 共通 | - | 固体廃棄物貯蔵所B棟において、雑固体廃棄物封入ドラム缶1本の表面に錆が発生していることを確認した。 当該ドラム缶の内容物を詰め替える。 |
87 | 7月30日 | 共通 | - | 1,2号機チェックポイントにおいて、作業員が放射線管理区域用作業服を着用したまま体表面モニタで汚染検査を行い、退出したことを確認した。 関係箇所に対して事例を周知する。 |
88 | 7月30日 | 共通 | - | モルタル固化設備においてモルタル充填を行った9体の廃棄体のうち1体について、廃棄体の上部空隙値が基準に適合しないことを確認した。 当該廃棄体を識別し、保管する。 |
89 | 7月30日 | 共通 | - | 2号機廃棄物処理建物2階の足場組立作業において、足場上に仮置きした足場パイプが落下し、近傍にあった消火器が損傷し、消火剤が噴出した。 当該消火器の取替および清掃を行う。 |
90 | 7月30日 | 共通 | - | 可搬式窒素供給装置車の点検において、車両エンジンの異常を知らせる警告を表示していることを確認した。 当該窒素供給装置車を点検する。 (可搬式窒素供給装置車:重大事故等発生時に原子炉格納容器内他の水素爆発を防止するための窒素ガスを製造する装置を搭載した車両) |