8月前半(9月9日公表)

不適合の管理状況(2024年8月前半審議分)

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2024年8月1日~2024年8月15日の間に、不適合判定検討会にて審議し、不適合と判定したもの。

なお、不適合事象は重要度に応じて、グレード分けを行い、管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

対象となる事象は、ありませんでした。

Bグレード 0件

対象となる事象は、ありませんでした。

Cグレード 1件

No 審議日 号機 プラント
状態
不適合事象・処置計画
1 8月6日 2号機 定期事業者検査中 非常用ディーゼル発電機設備の点検において、過給機冷却水配管取付ボルトのねじ部が損傷していることを確認した。

当該ボルトを取り替える。

(非常用ディーゼル発電機設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を冷却する設備に電力を供給するための設備)

Dグレード 50件

No 審議日 号機 プラント
状態
不適合事象・処置計画
1 8月2日 共通 水ろ過装置の巡視において、消火ポンプ流量計出口弁の下流側配管からわずかな水の漏えいがあることを確認した。

当該配管を取り替える。

(水ろ過装置:凝集沈殿およびろ過処理により淡水中の濁度成分を除去する装置)
2 8月2日 3号機 建設中 海水電解装置の停止作業において、注入ポンプ出口圧力計の指示針が固着していることを確認した。

当該圧力計を取り替える。

(海水電解装置:海生生物の付着を抑制するため、海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリウムを生成し、海水を使用している機器に注入する装置)
3 8月2日 1号機 廃止措置中 タービン建物1階の巡視において、計装用空気圧縮出口ヘッダのフランジ継手部からわずかな空気の漏えいがあることを確認した。

当該継手部を増し締めする。

(計装用空気圧縮機:計測制御機器へ供給する作動用空気を作る機器)
(フランジ:配管継手の一種)
4 8月2日 共通 電離箱式サーベイメーターの点検において、指示値の誤差が精度外であることを確認した。

当該サーベイメーターを使用禁止とする。

(電離箱式サーベイメーター:放射線測定機器の一種であり、内部に充填されたガスが放射線により電離することを利用して線量の測定を行う機器)
5 8月2日 1号機 廃止措置中 廃樹脂タンクの樹脂量測定作業において、測定器のワイヤーが切れたことを確認した。

当該ワイヤーを補修する。

(廃樹脂タンク:原子炉に送られる水を浄化するための機器で使用した樹脂を貯蔵するタンク)
6 8月2日 共通 2号機床ドレンポンプ出口弁の隔離復旧作業において、ポンプケーシング水抜き弁の全閉操作が不十分であったことから、わずかな水が床面にこぼれたことを確認した。

当該弁を増し締めし、こぼれた水を拭き取る。

(床ドレンポンプ:発電所建物内で発生する廃液を中和処理したのち濃縮器に送るポンプ)
(ケーシング:ポンプの羽根車が収まるケース)
7 8月2日 共通 可搬計器の点検において、照度計の誤差が精度外であることを確認した。

当該照度計を校正する。
8 8月2日 共通 2号機モニタリングポストに係る使用前事業者検査の検査要領書を確認したところ、該当する条文が記載されていないことを確認した。

検査要領書に該当する条文を追記する。

(モニタリングポスト:空間放射線量を測定するため原子力施設周辺に設置された放射線観測装置)
9 8月2日 共通 2号機原子炉補機冷却水設備に係る使用前事業者検査において、検査要領書および検査成績書に通水確認の方法が記載されていないことを確認した。

当該検査要領書を改正し、再検査を行う。

(原子炉補機冷却水設備:原子炉の運転に必要な各系統の機器(ポンプ、冷凍機、熱交換器等)へ冷却水を供給する設備)
10 8月2日 共通 2号機高圧炉心スプレイ補機海水ポンプに係る使用前事業者検査の検査成績書を確認したところ、検査記録に誤記があることおよび検査に使用した計器が記載されていないことを確認した。

当該検査成績書を修正する。

(高圧炉心スプレイ補機海水ポンプ:高圧炉心スプレイ設備の熱交換器へ海水を供給するポンプ)
(高圧炉心スプレイ設備:原子炉内の冷却水が減少したり配管が破れて急速に冷却水が流失したとき等に緊急に炉心を冷却するための設備)
11 8月2日 共通 2号機ほう酸水注入設備に係る使用前事業者検査の検査成績書を確認したところ、検査記録に誤記があることおよび検査に使用した計器が記載されていないことを確認した。

当該検査成績書を修正する。

(ほう酸水注入設備:中性子を良く吸収するほう酸水を注入し原子炉を停止するための設備)
12 8月2日 2号機 定期事業者検査中 移動式代替熱交換設備を使用した訓練において、当該車両のエンジンを始動しようとしたところ、バッテリー切離しスイッチの不良により、エンジンがかからないことを確認した。

当該スイッチを取り替える。

(移動式代替熱交換設備:海水ポンプが使用不能(原子炉冷却機能喪失)となった場合において、代替手段として原子炉の熱を海に逃がす設備)
13 8月6日 2号機 定期事業者検査中 排ガス処理設備の運転操作において、フィルタの異常を知らせる警報が発報したことを確認した。現場を確認したところ、フィルタ差圧計の指示が振り切れていることを確認した。

当該差圧計を点検する。

(排ガス処理設備:主復水器等からの排ガスを処理し周辺環境に放出される放射性物質の量を低減するための設備)
14 8月6日 3号機 建設中 重油受入設備の塗装作業において、所内ボイラー重油サービスタンクのアース線の被覆に傷があることを確認した。

当該アース線を補修する。

(所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置)
(重油サービスタンク:屋外の重油タンクの燃料を一時的に受けて、所内ボイラーに供給するタンク)
15 8月6日 3号機 建設中 所内ボイラーの試運転において、連続ブロー装置入口弁の動作不良を確認した。

当該弁を点検する。

(連続ブロー装置:ボイラー水の濃縮を防ぐために、ボイラー水を連続して排出する装置)
16 8月6日 3号機 建設中 所内ボイラーの試運転において、連続ブロー装置のサンプリング受け皿排水管が詰まっていることを確認した。

当該配管を取り替える。
17 8月6日 共通 2号機残留熱代替除去ポンプに係る使用前事業者検査において、検査要領書の検査用計器一覧表に誤記があることを確認した。

当該検査は継続中であり、計器一覧表を修正して検査を継続する。

(残留熱代替除去ポンプ:原子炉格納容器内の温度と圧力が上昇し、既設の残留熱除去設備が使えない場合でも、原子炉格納容器内の冷却を図ることを目的としたポンプ)
18 8月6日 共通 APDの年次点検において、3号機モニタ校正装置の「校正条件算出」画面で確認した照射時間が、γ線校正用パソコンにおける照射時間と差異があることを確認した。調査したところ3号機モニタ校正装置の基準線量当量率更新時に合わせてγ線校正用パソコンのデータ更新を実施していないことを確認した。

当該γ線校正用パソコンの基準線量当量率を更新する。
※一定距離における基準線量当量率の値から当該パソコンで計算した照射時間を用いてAPDの校正を行う。

(APD:警報付ポケット線量計。被ばく線量を管理する機器)
19 8月6日 共通 ガラスバッジの線量読取作業において、作業員のガラスバッジが破損しており、被ばく線量が測定できないことを確認した。

当該作業員の被ばく線量を評価する。

(ガラスバッジ:一定期間の被ばく放射線を測る個人積算線量計)
20 8月6日 1号機 廃止措置中 原子炉補機冷却水設備の点検において、熱交換器水室内のライニングにひび割れがあることを確認した。

当該ひび割れ部を補修する。

(ライニング:腐食を防止する表面処理)
21 8月6日 1号機 廃止措置中 制御室建物の巡視において、排水管ろ過装置のフィルタを内包する容器からわずかな水の漏えいがあることを確認した。

当該フィルタ容器を補修する。
22 8月6日 共通 2号機主蒸気逃がし安全弁に係る使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、検査記録に使用した計器が記載されていないことを確認した。

当該検査成績書を修正する。

(主蒸気逃がし安全弁:原子炉内の圧力が上昇した場合、圧力を低下させるための弁)
23 8月6日 共通 2号機残留熱代替除去設備の系統試運転において、運転流路の新設手動弁の開操作がされておらず、ポンプが一時的に締切り運転状態になったことを確認した。

当該ポンプおよび運転範囲の機器について健全性確認を行う。

(残留熱代替除去設備:原子炉格納容器内の温度と圧力が上昇し、既設の残留熱除去設備が使えない場合でも、原子炉格納容器内の冷却を図ることを目的とした設備)
24 8月6日 共通 2号機非常用ガス処理設備に係る使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、検査記録に使用した計器の記載がないことを確認した。

当該検査成績書を修正する。

(非常用ガス処理設備:事故時に原子炉建物を負圧にするとともに放出される気体に含まれる放射性物質を高性能フィルタ等を通して除去し排気筒へ導く設備)
25 8月6日 3号機 建設中 所内蒸気設備凝縮水移送ポンプの試運転準備作業において、冷却水配管に水張りを行ったところ、配管継手部からわずかな水の漏えいがあることを確認した。

当該配管を取り替える。

(所内蒸気設備:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する設備)
(凝縮水移送ポンプ:回収した蒸気の凝縮水を所内ボイラーに送るポンプ)
26 8月6日 共通 2号機非常用電源設備(蓄電池)に係る使用前事業者検査の検査成績書を確認していたところ、検査計器一覧表に不要な計器を記載していることを確認した。

当該検査成績書を修正する。
27 8月8日 共通 通信連絡設備に係る使用前事業者検査の検査要領書を確認したところ、該当する条文が記載されていないことを確認した。

当該検査要領書に該当する条文を追記する。
28 8月8日 2号機 定期事業者検査中 大量送水車出口ライン送水用ホースを使用前事業者検査のためホース同士を接続しようとしたところ、継手部の金具が変形し、接続できないことを確認した。

当該検査要領書に予備ホースの検査を追加して検査を行う。
29 8月9日 3号機 建設中 排ガス除湿冷凍機の試運転において、保護継電器の動作確認を行ったところ、動作信号を伝達する補助継電器の接点不良を確認した。

当該補助継電器を取り替える。

(排ガス除湿冷凍機:主復水器からの排ガスを冷却することでガスに含まれる湿分を除去する冷却器に冷媒を供給する機器)
30 8月9日 3号機 建設中 所内ボイラーの試運転において、連続ブロー装置の流量計の指示が振り切れていることを確認した。

当該流量計を点検する。
31 8月9日 2号機 定期事業者検査中 海水電解装置の注入配管(海中部)の点検において、注入配管の先端部が破損していることを確認した。

当該配管の取替を行う。

(海水電解装置:海生生物の付着を抑制するため、海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリウムを生成し、海水を使用している機器に注入する装置)
32 8月9日 共通 固体廃棄物貯蔵庫A棟の管理区域境界扉の点検において、東側扉に腐食があることを確認した。

当該扉を補修する。
33 8月9日 3号機 建設中 残留塩素測定装置の計器点検において、残留塩素濃度計の誤差が精度外であることを確認した。

当該計器を校正する。

(残留塩素測定装置:放水口における塩素の濃度を測定する計器)
34 8月9日 共通 所内ボイラーの巡視において、給水温度計の指示が振り切れていることを確認した。

当該温度計を点検する。
35 8月9日 2号機 定期事業者検査中 原子炉建物地下2階の巡視において、固定式消火装置の起動用ガスユニットの銅配管が変形していることを確認した。

当該配管を補修する。
36 8月9日 2号機 定期事業者検査中 取水槽に設置しているクレーンにおいて、走行装置レールクランプのグリスニップルが折損していることを確認した。

当該ニップルを取り替える。

(グリスニップル:機械にグリスを注入するための接続口)
37 8月9日 共通 2号機中央制御室において、モニタリングポストNo.3局舎内の温度異常を知らせる警報が発報したことを確認した。調査の結果、当該局舎のエアコンが停止していることを確認した。

当該エアコンを点検する。

(モニタリングポスト:空間放射線量を測定するため原子力施設周辺に設置された放射線観測装置)
38 8月9日 3号機 建設中 タービン建物の点検において、ブローアウトパネルの緩衝ゴムが剥がれていることを確認した。

当該部を補修する。

(ブローアウトパネル:建物の圧力が上昇した時に、自動的に圧力を逃がし建物の破壊を防ぐ装置)
39 8月9日 2号機 定期事業者検査中 主タービンの計器点検において、低圧タービンの排気室温度計(A)の誤差が精度外であることを確認した。

当該温度計を校正する。
40 8月9日 2号機 定期事業者検査中 主タービンの計器点検において、低圧タービンの排気室温度計(C)の誤差が精度外であることを確認した。

当該温度計を校正する。
41 8月9日 共通 1,2号機チェックポイントにおいて、作業員が放射線管理区域用下着を着用したまま体表面モニタ前まで退出したことに気付き、脱衣エリアに戻ったことを確認した。

当該作業員の足および歩行経路に汚染が無いことを確認する。また、関係各所に当該事象を周知する。

(体表面モニタ:体の表面に放射性物質が付着していないかを検査する装置)
42 8月9日 3号機 建設中 タービン建物地下中1階に設置している自動火災報知設備感知器が結露により発報・復帰を繰り返していることを確認した。

当該感知器を取り替える。
43 8月9日 3号機 建設中 原子炉建物およびタービン建物に設置している複数の自動火災報知設備感知器が結露により発報・復帰を繰り返していることを確認した。

当該感知器を取り替える。
44 8月9日 共通 残留熱除去設備の配管支持構造物に係る使用前事業者検査において、据付検査に使用した検査記録が最新の記録でないことを確認した。

当該検査の検査要領書を改正し、最新の記録を用いて再検査を行う。

(残留熱除去設備:原子炉が停止した後に燃料から発生する熱を除去する設備)
45 8月13日 共通 免震重要棟1階の自動扉点検において、コントロール基板の故障により、ヘルメット置き場の自動扉が開閉できないことを確認した。また、駆動用モーターも故障していることを確認した。

当該扉の基板およびモーターを取り替える。

(免震重要棟:事故発生時に使用を計画している免震構造の建物)
46 8月13日 3号機 建設中 中央制御室の巡視において、スクラムタイミングレコーダ盤内の作業用コンピュータにアラームランプが点灯していることを確認した。

当該コンピュータを取り替える。

(スクラムタイミングレコーダ:原子炉がスクラムした時の制御棒の挿入時間を記録する装置)
47 8月13日 共通 2号機廃棄物処理建物1階の現場確認において、計算機室内に複数の可燃物が十分な不燃養生がされない状態で仮置きされていることを確認した。

当該可燃物を片付ける。
48 8月13日 共通 3号機北側防波壁に係る使用前事業者検査において、コンクリート壁の一部区間に採用している埋設型枠について据付検査を実施していないことを確認した。また、埋設型枠背面コンクリートの健全性評価を記録として残す検査方法となっていなかった。

当該検査要領書を改正し、据付検査を実施する。また、外観検査(代替)を追加し、埋設型枠背面のコンクリートの健全性評価を記録として残す検査方法へ変更する。

(埋設型枠:コンクリート打設後も取り外すことのない型枠)
49 8月13日 共通 電離箱式サーベイメーターの点検において、内部から異音がすることを確認した。

当該サーベイメーターを識別し、使用禁止とする。
50 8月13日 共通 ガスタービン発電機建物の消防設備の点検において、消火ポンプの出口配管からわずかな水の漏えいがあることを確認した。

当該配管を補修する。

(ガスタービン発電機建物:重大事故発生時に使用するガスタービン発電機を設置している建物)