2月前半(3月7日公表)
不適合の管理状況(2025年2月前半審議分)
2025年2月1日~2025年2月15日の間に、不適合判定検討会にて審議し、不適合と判定したもの。
なお、不適合事象は重要度に応じて、グレード分けを行い、管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は、ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は、ありませんでした。
Cグレード 0件
対象となる事象は、ありませんでした。
Dグレード 24件
No | 審議日 | 号機 | プラント 状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 2月4日 | 2号機 | 運転中 | 原子炉建物空調換気設備において、温水ユニットの異常を知らせる警報が発報したことを確認した。現場を確認したところ、温水ユニット熱交換器の伝熱管から温水の漏えいがあることを確認した。 当該熱交換器を取り替える。 (温水ユニット:暖房用として外気処理装置に温水を供給する機器) |
2 | 2月4日 | 共通 | - | 所内ボイラーの計器点検において、排ガス分析計の誤差が精度外であることを確認した。 当該排ガス分析計を校正する。 (所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置) (排ガス分析計:ボイラーから排出される燃焼ガス中の硫黄酸化物、窒素酸化物の濃度を測定する計器) |
3 | 2月4日 | 共通 | - | 所内ボイラーの計器点検において、pH計の誤差が精度外であることを確認した。 当該pH計を校正する。 (排ガス分析計:ボイラーから排出される燃焼ガス中の硫黄酸化物、窒素酸化物の濃度を測定する計器) (pH計:酸性、アルカリ性の度合を示す計器) |
4 | 2月4日 | 3号機 | 建設中 | 開閉所監視補助盤の計器点検において、タイマーの誤差が精度外であることを確認した。 当該タイマーを取り替える。 |
5 | 2月4日 | 3号機 | 建設中 | 発電機変圧器保護継電器盤の計器点検において、タイマーの誤差が精度外であることを確認した。 当該タイマーを取り替える。 |
6 | 2月4日 | 2号機 | 運転中 | ガスタービン建物近傍に設置している自動火災報知設備サーモカメラの現場確認において、サーモカメラ表示盤に表示されるマップに記載しているサーモカメラ番号に誤りがあることを確認した。 当該表示盤の表示を修正する。 (サーモカメラ表示盤:サーモカメラの映像を確認するために使用する盤) |
7 | 2月4日 | 共通 | - | 3号機東側の津波防波壁周辺において、通行していた車両がグラウンドアンカーのヘッドキャップに接触し、ヘッドキャップが破損したことを確認した。 当該ヘッドキャップを取り替える。 (グラウンドアンカー:地盤と構造物を繋いだ高強度の引張材を強い力で引っ張って構造物の安定化を図るもの。) |
8 | 2月4日 | 共通 | - | QMS手順書で定める官庁関係申請等の実績管理において、官庁関係申請等計画・実績表に2024年12月の実績を入力していないことを確認した。 当該計画・実績表に2024年12月の実績を反映する。 (QMS:品質マネジメントシステム) |
9 | 2月7日 | 2号機 | 運転中 | 2号機再稼働前の現場確認において、原子炉建物内の端子ボックスの蓋のハンドルが破損している箇所、ケーブルボックスの蓋のビスがない箇所があることを確認した。 当該ハンドルの取り換え、ビスの取り付けを行う。 |
10 | 2月7日 | 2号機 | 運転中 | 2号機再稼働前の現場確認において、タービン建物内の配電盤の扉を止めるツマミが破損している箇所、取水槽内の凍結防止ヒータの電線管で腐食している箇所があることを確認した。 当該ツマミの取り付け、電線管の補修を行う。 (取水槽:冷却用の海水を取水するための設備) |
11 | 2月7日 | 1号機 | 廃止措置中 | 廃棄物処理建物制御室の巡視において、フィルタスラッジ貯蔵タンクレベル記録計にエラーが表示されていることを確認した。また断続的に異音が発生していることを確認した。 当該記録計を補修する。 (フィルタスラッジ貯蔵タンク:廃液,原子炉水,燃料プール水等を浄化するためのフィルタに堆積した不純物を貯蔵するタンク) |
12 | 2月7日 | 2号機 | 運転中 | 復水貯蔵タンク廻りの作業において、復水貯蔵タンク、補助復水貯蔵タンク、トーラス水受入タンク廻りの配管の保温材にへこみがあることを確認した。 当該保温材を取り替える。 (復水貯蔵タンク:発電所の運転に必要な水を貯蔵するタンク(非常用炉心冷却系の水源としても使用する)) (トーラス水受入タンク:トーラスに内包する水を点検時等に一時的に受け入れるタンク) |
13 | 2月7日 | 1号機 | 廃止措置中 | 放水路水モニタにおいて、現場指示計から中央制御室記録計への信号変更器の不調により、中央制御室記録計の指示値が安定しないことを確認した。なお、運転監視計算機のデータおよび現場の記録計の指示に異常がないことを確認している。 信号変換器を取り替える。 (放水路水モニタ:放水路中の放射線レベルを測定する装置) |
14 | 2月7日 | 共通 | - | モルタル固化設備において、充填容器番号の読み取り異常を知らせる警報が頻繁に発生していることを確認した。現場を確認したところ、モルタル充填固化室内のデータ送信アンテナにモルタルが付着していることを確認した。 当該アンテナを取り替える。 (モルタル固化設備:配管廃材等の不燃性の放射性固体廃棄物をモルタルで固化する設備) |
15 | 2月14日 | 3号機 | 建設中 | 主タービンの点検において、低圧タービンの内部車室とダイヤフラムのはめ合い部に微小な凹みがあることを確認した。 当該部を手入れする。 (車室:蒸気タービンを収納するカバー) (ダイヤフラム:蒸気の流れが効率よく蒸気タービンへ流れるよう導くために、車室に固定された回転しない翼) |
16 | 2月14日 | 2号機 | 運転中 | 排ガス処理設備の計器点検において、排ガス予熱器入口水素濃度計の誤差が精度外であることを確認した。 当該水素濃度計を校正する。 (排ガス処理設備:主復水器等からの排ガスを処理し周辺環境に放出される放射性物質の量を低減するための設備) (排ガス予熱器:排ガス再結合器触媒の反応に必要な温度以上に加熱するとともに触媒に悪影響を与える水滴同伴を防止するための設備) |
17 | 2月14日 | 2号機 | 運転中 | 廃棄物処理排水モニタ記録計の記録紙交換において、ディスプレイのヒンジ部が破損していることを確認した。 当該ディスプレイを取り替える。 |
18 | 2月14日 | 3号機 | 建設中 | 所内ボイラー建物の巡視において、東側扉の丁番が扉の枠から外れており、扉が閉まらないことを確認した。 当該扉の枠を補修する。 |
19 | 2月14日 | 2号機 | 運転中 | タービン建物屋上の巡視において、タービン建物屋上とタービン建物4階部分の接続部の防水シートが剥がれていることを確認した。 当該箇所を補修する。 |
20 | 2月14日 | 共通 | - | サイトバンカ建物入口付近において、駐車していた協力会社の車両が後退発進したところ、扉開閉用スイッチボックスおよびガードレールに接触したことを確認した。 ガードレールを補修塗装する。また、扉開閉用スイッチボックスは、現在使用していないことから撤去する。 (サイトバンカ建物:使用済のチャンネルボックスや制御棒等の放射性固体廃棄物を貯蔵・保管するための建物) |
21 | 2月14日 | 2号機 | 運転中 | 洗濯廃液処理設備の計器点検において、ランドリ・ドレン乾燥機系内圧力計の誤差が精度外であることを確認した。 当該圧力計を校正する。 (ランドリ・ドレン乾燥機:洗濯排水を乾燥する機器) |
22 | 2月14日 | 1号機 | 廃止措置中 | 計装用圧縮空気設備において、再生中の除湿装置の異常を知らせる警報が発報し、再生工程が自動停止したことを確認した。現場を確認したところ、露点計の不具合であることを確認した。 当該計器を取り替える。 (計装用圧縮機空気設備:計測制御機器に作動用空気を供給する設備) (除湿装置:計装制御機器に供給する作動用空気を除湿する機器) |
23 | 2月14日 | 3号機 | 建設中 | 所内ボイラーの巡視において、排水処理装置排水ピットポンプ出口流量計のガラス管が凍結により破損していることを確認した。 当該計器の取替および凍結防止対策を行う。 |
24 | 2月14日 | 共通 | - | 1号機放水路水モニタの警報試験において、試験終了後、当該モニタの対数計数率計の測定状態への切替を失念し、誤った数値を伝送していることを確認した。 当該モニタの対数計数率計を測定状態に復旧する。 |