10月後半(11月20日公表)
不適合の管理状況(2025年10月後半審議分)
2025年10月16日~2025年10月31日の間に、不適合判定検討会にて審議し、不適合と判定したもの。
なお、不適合事象は重要度に応じて、グレード分けを行い、管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は、ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は、ありませんでした。
Cグレード 5件
| No | 審議日 | 号機 | プラント 状態 |
不適合事象・処置計画 |
| 1 | 10月24日 | 共通 | - | 2号機原子炉補機冷却設備配管支持構造物の供用期間中検査10年計画において、該当する支持構造物の設備数が1箇所不足していることを確認した。なお、当該支持構造物は設備数の7.5%を抜き取って検査を行っており、設備数を1箇所追加しても検査数に変更はなく、検査計画に影響はない。 当該10年計画の記載誤り箇所を修正する。 (原子炉補機冷却水設備:原子炉の運転に必要な各系統の機器(ポンプ、冷凍機、熱交換器等)へ冷却水を供給する設備) (供用期間中検査:定期検査期間中に非破壊検査を実施し、機器に要求される安全上の機能の確認を行う検査) |
| 2 | 10月24日 | 共通 | - | 2号機原子炉建物4階で実施していた新燃料受取検査において、容器の立て起こし作業中に容器から燃料集合体2体が転倒した。(事象発生:2025年10月20日お知らせ済み)(原因・対策:2025年11月10日お知らせ済み) 当該燃料集合体は変形が生じているため、識別を実施し、新燃料輸送容器の外容器に収納して原子炉建物4階で仮置きする。 (新燃料受取検査:新燃料に、輸送による損傷・形状変化がないことや、異物の混入がないこと等を確認する検査) |
| 3 | 10月28日 | 共通 | - | 2号機低圧原子炉代替注水ポンプ格納槽内の電線管接続ボックスからの雨水流入事象に関連して類似箇所を調査したところ、サイトバンカ建物1階プール水循環ポンプ室の壁貫通部(1箇所)の止水処理が不十分であることを確認した。 当該壁貫通部の止水処理を行う。 (低圧原子炉代替注水ポンプ格納槽:想定される重大事故等に対処するために貯蔵している水を原子炉へ注水するポンプを設置している躯体) (サイトバンカ建物:使用済制御棒等の貯蔵保管や雑固体廃棄物等の焼却、溶融、固化等の処理を行うための建物) |
| 4 | 10月28日 | 2号機 | 運転中 | 2号機低圧原子炉代替注水ポンプ格納槽内の電線管接続ボックスからの雨水流入事象に関連して類似箇所を調査したところ、同格納槽内の壁貫通部(1箇所)の止水処理が不十分であることを確認した。 当該壁貫通部の止水処理を行う。 |
| 5 | 10月28日 | 2号機 | 運転中 | 格納容器雰囲気モニタの水素・酸素濃度計の点検において、酸素濃度計の誤差が精度外であることを確認した。 当該濃度計を校正する。 (格納容器雰囲気モニタ:原子炉格納容器内の酸素濃度および水素濃度を監視測定する設備) |
Dグレード 65件
| No | 審議日 | 号機 | プラント 状態 |
不適合事象・処置計画 |
| 1 | 10月17日 | 2号機 | 運転中 | 原子炉建物地下1階の燃料プール冷却設備関係サンプリングラックにおいて、燃料プール冷却系フィルタ入口のサンプリング終了後、サンプリング弁および流量調整弁を閉じたところ、シート部からわずかな水の漏えいがあることを確認した。 当該弁を補修する。 (燃料プール冷却系フィルタ:燃料プールの保有水の水質を維持するために浄化する設備) |
| 2 | 10月17日 | 共通 | - | モニタリングポスト(手結局)において、局舎近傍に設置している支柱が倒れていることを確認した。 当該支柱の建て替えまたは補修を行う。また、影響を受けた箇所の取り替えを行う。 |
| 3 | 10月17日 | 共通 | - | 1号機タービン建物3階に設置している大物物品搬出モニタの遮光膜が破損していることを確認した。 当該モニタの遮光膜の取替および動作確認を行う。 (大物物品搬出モニタ:放射線管理区域から搬出する足場材等の大物物品を効率的に汚染測定するための装置) |
| 4 | 10月17日 | 2号機 | 運転中 | 液体廃棄物処理設備関係の計器点検において、化学廃液タンク出口pH計の誤差が精度外であることを確認した。 当該pH計を校正する。 (化学廃液タンク:脱塩器の樹脂再生等で発生する化学廃液を貯蔵するタンク) (pH計:酸性、アルカリ性の度合を示す計器) |
| 5 | 10月17日 | 2号機 | 運転中 | 液体廃棄物処理設備関係の計器点検において、床ドレンタンク出口pH計の誤差が精度外であることを確認した。 当該pH計を校正する。 (床ドレンタンク:建物内で発生したほこり・錆び等の不純物を多く含んだ水を貯蔵するタンク) |
| 6 | 10月17日 | 共通 | - | 新2号倉庫の自動火災報知設備の点検において、煙感知器の感度試験を行ったところ、基準値を満たさない感知器があることを確認した。 当該感知器を取り替える。 |
| 7 | 10月17日 | 共通 | - | 所内ボイラー(4号)の調節弁点検において、噴霧蒸気/重油差圧調節弁の動作用減圧弁に付属する圧力計の指示針が固着していることを確認した。 当該減圧弁を取り替える。 (所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置) |
| 8 | 10月17日 | 共通 | - | モルタル設備において、停止中の上澄水ポンプ出口圧力計が振り切れていることを確認した。 当該圧力計の点検を行う。 (上澄水ポンプ:モルタル製造用の水を計量槽に送るポンプ) |
| 9 | 10月17日 | 3号機 | 建設中 | 中央制御室において、取水槽廻りの作業用分電盤の異常を知らせる警報が発報した。現場を調査したところ、仮設塩素注入設備本体カバー内に雨水が侵入し、電気回路の絶縁抵抗値が低くなっていることを確認した。 当該本体カバーの雨水浸入対策を行う。 (仮設塩素注入装置:海水電解装置に代わって次亜塩素酸ナトリウムを注入する仮設設備) (海水電解装置:海水が通水する復水器等の機器に海生生物の付着を抑制するため、海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリウムを生成し、海水取水路に注入する装置) |
| 10 | 10月17日 | 共通 | - | 3号機循環水ポンプ吊り上げクレーンの修理作業において、一部の作業員が保護メガネを着用していないことを確認した。 当該作業員に保護メガネの着用を指示する。 |
| 11 | 10月17日 | 共通 | - | 3号機海水電解装置の撤去作業において、一部の作業員が保護メガネを着用していないことを確認した。 当該作業員に保護メガネの着用を指示する。 |
| 12 | 10月17日 | 共通 | - | 2号機西側事務所の自動火災報知設備の点検において、煙感知器の感度試験を行ったところ、基準値を満たさない感知器があることを確認した。 当該感知器を取り替える。 |
| 13 | 10月17日 | 共通 | - | 3号機放射化学分析室に設置しているイオンクロマトグラフの点検において、濃縮カラムが破損していることを確認した。 当該濃縮カラムを取り替える。 (イオンクロマトグラフ:液体中に溶解しているイオン種の濃度を定量する分析機器) (濃縮カラム:試料中の微量イオンを濃縮・分離し、分析感度を向上させるための装置) |
| 14 | 10月17日 | 共通 | - | 2号機18回定期事業者検査で実施する制御棒取替に係る工事の立案・決定票の決定者が、個別決定権限表と異なっていることを確認した。 当該立案・決定票を改訂し、個別決定権限表に定める所定の決定者の承認を受ける。 |
| 15 | 10月17日 | 1号機 | 廃止措置中 | ろ過水タンクの塗装修理作業において、当該タンク内面の底板に孔食があることを確認した。 当該孔食部を補修する。 (ろ過水タンク:水ろ過装置で製造した水を貯蔵するタンク) (水ろ過装置:凝集沈殿およびろ過処理により淡水中の濁度成分を除去する装置) |
| 16 | 10月17日 | 共通 | - | 所内ボイラー(4号)の計器点検において、重油タンク温度計の支持金具が外れていることを確認した。 当該支持金具を補修する。 |
| 17 | 10月17日 | 共通 | - | 2号機原子炉建物廻りのトンネル設置工事において、コンクリート打設中にトンネル端部の型枠が崩れ、コンクリートが抜け出した。 抜け出したコンクリートを撤去し、トンネル躯体を再構築する。 |
| 18 | 10月17日 | 共通 | - | 屋外消火系統の弁点検において、配管と弁の取り合いフランジのボルト・ナットが腐食していることを確認した。 当該のボルト・ナットを取り替える。 |
| 19 | 10月17日 | 共通 | - | 2号機18回定期事業者検査で実施する主蒸気圧力検出器の更新に係る工事に係る立案決定において、計画変更立案報告票を作成していないことを確認した。 当該工事の計画変更立案報告票を作成し、所定の決定者の承認を受ける。 |
| 20 | 10月17日 | 共通 | - | 2号機18回定期事業者検査で実施する蒸気タービンの点検に係る工事の立案決定において、計画変更立案報告票を作成していないことを確認した。 当該工事の計画変更立案報告票を作成し、所定の決定者の承認を受ける。 |
| 21 | 10月17日 | 共通 | - | 所内ボイラー(3号)において、噴霧媒体圧力の異常を知らせる警報が発報し、当該ボイラーが自動停止した。 当該警報の発報について原因調査を行い、必要な処置を行う。 |
| 22 | 10月21日 | 共通 | - | 2号機廃棄物処理建物地下1階工具室のハロゲン化物消火設備点検において、ハロゲン化物消火装置の起動用ガスボンベ格納容器周辺に物品が仮置きされていることを確認した。 当該物品を移動する。 |
| 23 | 10月21日 | 1号機 | 廃止措置中 | 所内圧縮空気設備の巡視において、空気槽のドレントラップが連続動作していることを確認した。 当該ドレントラップを取り替える。 (ドレントラップ:配管や容器内に溜まった水を抜く機器) |
| 24 | 10月21日 | 共通 | - | GM計数管式サーベイメータの使用前点検において、測定値指示部の針が動かないことを確認した。 当該サーベイメータの指示部を取り替える。 (GM計数管式サーベイメータ:サーベイメータの一種であり、内部に充填されたガスが放射線により電離することを利用して線量の測定を行う機器) |
| 25 | 10月21日 | 共通 | - | 所内ボイラー(3号)の隔離作業において、通常閉である補助バーナーパージ蒸気止弁の全閉を確認しようとしたところ弁棒が折損した。 当該弁の弁棒、弁体を取り替える。 |
| 26 | 10月21日 | 1号機 | 廃止措置中 | 所内用圧縮空気設備において、B号機の異常を知らせる警報が発報し、自動停止した。現場を確認したところ、「給油異常、圧力低下」を表示していた。 当該空気圧縮機の潤滑油ストレーナ、潤滑油フィルタおよび潤滑油の取り替えを行う。 |
| 27 | 10月21日 | 共通 | - | 所内ボイラー(3号)の隔離作業において、常用バーナーパージ蒸気止弁を全閉しようとしたところ、全閉付近で弁棒が曲がっており、全閉できないことを確認した。 当該弁の弁棒、弁体を取り替える。 |
| 28 | 10月24日 | 共通 | - | 3号機原子炉建物地下2階で実施していた支持構造物の取付作業において、削孔を行ったところ、コンセント用埋設電線管およびケーブルを損傷させた。 当該電線管内のケーブルを別経路で再敷設する。 |
| 29 | 10月24日 | 3号機 | 建設中 | 3号機北側防波壁陸側ヤードの巡視において、ハンドホールの蓋が破損していることを確認した。 当該ハンドホールをコンクリートで閉塞する。 |
| 30 | 10月24日 | 共通 | - | 1,2号機チェックポイントにおいて、作業員ロッカー室の区域区分表示装置の液晶モニタが故障していることを確認した。 区域区分表示装置は、2台運用としていたが、1台でも運用上支障はないため、当該モニタを廃棄する。 (チェックポイント:管理区域への人の出入りを管理する場所) |
| 31 | 10月24日 | 1号機 | 廃止措置中 | 計装用空気圧縮機の点検において、クランク軸の軸受外輪が軸受ケースから外れないことを確認した。 当該軸受ケースを取り替える。 (計装用空気圧縮機:計測制御機器へ供給する作動用空気を作る機器) |
| 32 | 10月24日 | 共通 | - | 1,2号機チェックポイントにおいて、作業員ロッカー室の区域区分表示装置用パソコンの液晶画面が破損していることおよびパソコン本体が膨れていることを確認した。 当該パソコンを取り替える。 |
| 33 | 10月24日 | 共通 | - | 水ろ過装置除だく槽排水槽撹拌機の取替作業において、除だく槽排水槽の空気抜き配管にひび割れ、亀裂および破損があることを確認した。 当該配管を取り替える。 (水ろ過装置:凝集沈殿およびろ過処理により淡水中の濁度成分を除去する装置) (除だく槽:渓流水に含まれる濁度成分を凝集沈殿させる装置) |
| 34 | 10月24日 | 2号機 | 運転中 | 廃棄物処理建物のドラム積出口において、当該積出口の電動扉の閉止操作を行ったところ、片側の扉が動作しないことを確認した。調査したところ、リミットスイッチの不具合を確認した。 当該扉は取替工事中であり、リミットスイッチ単体の取替は行わない。 |
| 35 | 10月24日 | 3号機 | 建設中 | 3号機西側配管ダクト入域時の入口扉を解錠しようとしたところ、鍵が空回りし、解錠できないことを確認した。 当該扉の鍵を補修する。 |
| 36 | 10月24日 | 2号機 | 運転中 | 放射化学分析室の実験台シンクの排水配管トラップ部に腐食があり、わずかな水の漏洩があることを確認した。 当該配管のトラップ部を取り変える。 |
| 37 | 10月24日 | 共通 | - | 純水装置廃液中和槽排水ポンプのポンプ本体水抜き配管の接手部からわずかな水の漏洩を確認した。 当該接手部を補修する。 |
| 38 | 10月24日 | 共通 | - | 所内ボイラー(3号)の計器点検において、バーナ噴霧媒体圧力発信器の誤差が精度外であることを確認した。 当該発信器を校正する。 |
| 39 | 10月24日 | 共通 | - | 所内ボイラー(3号)の計器点検において、噴霧蒸気圧力計の誤差が精度外であることを確認した。 当該圧力計を校正する。 |
| 40 | 10月24日 | 共通 | - | 3号機東側津波防波扉(北側)の巡視において、扉のロックピン吊り金具が破損していることを確認した。 当該吊り金具を補修する。 |
| 41 | 10月24日 | 2号機 | 運転中 | 中央制御室において、防護設備制御盤に中央制御室横会議室の床漏洩を知らせる警報が発報した。調査したところ、中央制御室横会議室の漏えい検知器の水位スイッチが誤動作していることを確認した。 当該水位スイッチを取り替える。 |
| 42 | 10月24日 | 共通 | - | 水ろ過装置において、PAC注入ポンプの確認運転を行ったところ、当該ポンプ入口配管の詰まりにより、PACの注入不良を確認した。 当該配管内部を清掃する。 (PAC:淡水中に含まれる浮遊物を沈殿させるための凝集剤(ポリ塩化アルミニウム)) |
| 43 | 10月24日 | 2号機 | 運転中 | 海水電解装置の電解液受槽の液位計点検において、当該液位計の誤差が精度外であることを確認した。 当該液位計を取り替える。 |
| 44 | 10月28日 | 共通 | - | 1,2号機チェックポイントに設置している小物物品汚染検査装置の点検において、無停電電源装置用バッテリーの劣化を知らせるブザー音を確認した。 当該バッテリーを取り替える。 (小物汚染検査装置:物品の表面に放射性物質が付着していないかを検査する装置) |
| 45 | 10月28日 | 共通 | - | 1号機処理水タンクの巡視において、当該タンクに設置している電子式積算線量計が側溝に落下し、積算線量計の養生袋に側溝内の水が浸入して画面が消えていることを確認した。 当該積算線量計を使用禁止とする。また、プラントの運転状況、周辺での作業の実施状況を考慮して測定値を評価する。 (積算線量計:特定の場所に設置し、放射線を一定の期間に受けた線量の積算量として測定する計測器) |
| 46 | 10月28日 | 1号機 | 廃止措置中 | 自動火災報知設備の点検において、タービン建物屋上階北東階段付近の煙感知器の感度試験を実施したところ、基準を満たしていない感知器があることを確認した。 当該感知器を取り替える。 |
| 47 | 10月28日 | 2号機 | 運転中 | 中央制御室の消防設備表示盤から異常を知らせる警報が発報したことを確認した。当該表示盤を確認したところ、タービン建物2階主蒸気ヘッダ周りに設置している感知器(1199)に異常があることを確認した。 当該感知器を取り替える。 |
| 48 | 10月28日 | 2号機 | 運転中 | 中央制御室の消防設備表示盤から異常を知らせる警報が発報したことを確認した。当該表示盤を確認したところ、タービン建物2階主蒸気ヘッダ周りに設置している感知器(1202)に異常があることを確認した。 当該感知器を取り替える。 |
| 49 | 10月28日 | 共通 | - | 3号機西側ヤードの宇中第2貯水槽廻りの巡視において、防火帯上に仮置きと思われる物品が置かれていることを確認した。 当該物品を片付ける。 |
| 50 | 10月28日 | 2号機 | 運転中 | 放射化学分析室において、ドラフトチャンバーの排ガス処理装置起動時に当該処理装置の前面窓から水が漏洩していることを確認した。 当該部のパッキンを取り替える。 (ドラフトチャンバー:実験などで発生する有害なガスや蒸気などを、作業者の安全と室内環境を保護するため放射化学分析室外へ排気する局所排気装置) |
| 51 | 10月28日 | 共通 | - | 地震観測装置の点検において、タービン建物主変圧器近傍に設置されている検出器中継端子箱扉のハンドルが腐食して開けにくいことを確認した。 当該端子箱の扉のハンドルを取り替える。 |
| 52 | 10月28日 | 共通 | - | 2号機原子炉建物4階で実施していた新燃料受取検査において、容器の立て起こし作業中に容器から新燃料2体が転倒し、作業員1名に接触して負傷した。 病院で診察を受けるため、当該作業員を搬送する。 |
| 53 | 10月28日 | 共通 | - | 2号機原子炉建物西側のトンネル設置作業において、打設したコンクリートが硬化した箇所の型枠を取り外したところ、止水板の曲がり、ひび割れの発生および仕上がり不良が発生していることを確認した。 当該箇所のコンクリートを撤去し、補修する。 |
| 54 | 10月31日 | 2号機 | 運転中 | 排気筒モニタサンプルラックのフィルタ交換作業において、A側のパージスイッチを入操作したところ、A側の「流量高」を知らせる警報が発報した。パージ時のA側、B側の流量バランスの不良、またはA側定流量弁の動作不良と推定している。 A側サンプルラックパージ中の流量調整およびA側定流量弁の分解点検を実施する。 (排気筒モニタ:排気筒から放出する気体廃棄物の放射線量を測定する装置) |
| 55 | 10月31日 | 2号機 | 運転中 | 45m盤消火タンクの巡視において、当該タンクの水位が判定基準を満たしていないことを確認した。 原因調査を行い、必要な対応を行う。 |
| 56 | 10月31日 | 共通 | - | 1,2号機チェックポイントにおいて、作業員ロッカー室の区域区分表示装置用パソコンの本体が膨れていることを確認した。 当該パソコンを取り替える。 |
| 57 | 10月31日 | 共通 | - | ダストサンプラの点検において、集じん流量が許容範囲を外れていることを確認した。 当該サンプラを使用禁止とする。 (ダストサンプラ:空気中の放射性物質濃度を測定するため、空気中の塵をろ紙上に集める装置) |
| 58 | 10月31日 | 2号機 | 運転中 | 総合消防訓練において、廃棄物処理建物大物搬入口を開こうとしたところ、開ボタンを押しても開かないことを確認した。一度手動で開閉したところ、開閉ボタンで動作するようになったことからリミットスイッチの不具合と推定している。 当該リミットスイッチを取り替える。 |
| 59 | 10月31日 | 共通 | - | 可搬計器の点検において、携帯用ダブルブリッジが故障しており、校正ができないことを確認した。 当該計器を廃棄する。 (携帯用ダブルブリッジ:抵抗器の抵抗測定で用いる試験器具) |
| 60 | 10月31日 | 共通 | - | 可搬計器の点検において、携帯用交流電流計が故障しており、校正ができないことを確認した。 当該計器を廃棄する。 |
| 61 | 10月31日 | 共通 | - | モルタル固化設備においてモルタル充填を行った10体の廃棄体のうち1体について、廃棄体の上部空隙値が基準に適合しないことを確認した。 当該廃棄体を識別し、保管する。 (モルタル固化設備:配管廃材等の不燃性の放射性固体廃棄物をモルタルで固化する設備) (廃棄体:配管廃材等の不燃性の放射性固体廃棄物を溶融設備で溶融した物や溶融できない物を切断してドラム缶に詰め、モルタルを充填し、固化したもの) |
| 62 | 10月31日 | 共通 | - | 2号機非常用密封油ポンプの自動起動試験の復旧操作において、密封油系統の圧力低下を検出する圧力スイッチの元弁を全開操作後、さらに開方向に操作したことにより、弁が全開状態のまま操作できなくなったことを確認した。 当該弁を点検する。 |
| 63 | 10月31日 | 2号機 | 運転中 | 中央制御室の消防設備表示盤から異常を知らせる警報が発報したことを確認した。当該表示盤を確認したところ、タービン建物2階空気抽出器室に設置している感知器に異常があることを確認した。 当該感知器を取り替える。 |
| 64 | 10月31日 | 2号機 | 運転中 | 中央制御室の消防設備表示盤から異常を知らせる警報が発報したことを確認した。当該表示盤を確認したところ、タービン建物2階第6給水加熱器廻りに設置している感知器に異常があることを確認した。 当該感知器を取り替える。 |
| 65 | 10月31日 | 3号機 | 建設中 | 電気設備干渉物の移設作業において、二酸化炭素消火設備の鳴動スピーカーを移設した後、当該消火設備制御盤の電源を入操作したところ、地絡の警報が発報したことを確認した。調査したところ、制御盤内の基板およびケーブルの不具合と推定している。 当該制御盤内の基板およびケーブルを取り替える。 |




