2月後半(3月23日公表)

不適合の管理状況(2026年2月後半審議分)

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2026年2月16日~2026年2月28日の間に、不適合判定検討会にて審議し、不適合と判定したもの。

なお、不適合事象は重要度に応じて、グレード分けを行い、管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

対象となる事象は、ありませんでした。

Bグレード 1件

No 審議日 号機 プラント
状態
不適合事象・処置計画
1 2月27日 2号機 定期事業者検査中 重大事故等発生時用の燃料プール水位・温度監視設備が使用できない状態となったことから、2026年2月26日17時00分、原子炉施設保安規定に定める運転上の制限を満足しない状態であると判断した。
その後、当該設備の復旧作業を実施し、使用できる状態になったことから、同日17時31分に運転上の制限を満足しない状態から復帰した。(2026年2月26日お知らせ済み

当該設備が使用できない状態となった原因を調査する。

(原子炉施設保安規定:原子炉施設において、これら施設を安全に運転・管理するために原子炉等規制法などに定められた項目について、事業所または施設毎に定める規定)
(運転上の制限:安全機能を確保するため、予備も含めて動作可能な機器(ポンプ等)の必要台数や、原子炉の状態毎に遵守すべき温度や圧力の制限を定めるもの)

Cグレード 3件

No 審議日 号機 プラント
状態
不適合事象・処置計画
1 2月17日 共通 2号機化学廃液サンプタンクが点検作業のため排水規制中であったが、濃縮器サンプリング配管の洗浄を実施し、空保管中であった当該タンクへ洗浄廃液が排水されたことを確認した。なお、タンク内に作業員はおらず、  被水はなかった。

当該タンク内に排水された廃液の抜き取りおよびタンク内清掃を実施する。

(化学廃液サンプタンク:脱塩器の樹脂再生等で発生する化学廃液を一時的に貯蔵するタンク)
2 2月20日 共通 2号機炎感知器不可視エリアの巡視において、可燃物の仮置き保管がされていないことを確認しているが、2026年2月14日から相互監視区画の適用除外により、2号機原子炉建物非常用電気室が施錠管理となったため、2月14日から2月15日の巡視ができなかった。

当該期間の運転員の巡視記録から異常がないことおよび作業実績予定表から可燃物保管を行っていないことを確認する。

(相互監視区画:重要設備が設置され原子炉運転中に2人以上での入域を必要としている区画)
3 2月27日 2号機 定期事業者検査中 原子炉建物中2階の巡視において、主蒸気トンネル室ブローアウトパネルに傷があることを確認した。

当該ブローアウトパネルを取り替える。

(主蒸気トンネル室ブローアウトパネル:主蒸気トンネル室内で主蒸気管破断事故時等により急激な圧力上昇が生じた際に開放し、周辺機器を保護するために設置されている装置)
(主蒸気トンネル室:主蒸気配管および主蒸気外側隔離弁が設置されている部屋)

Dグレード 36件

No 審議日 号機 プラント
状態
不適合事象・処置計画
1 2月17日 1号機 廃止措置中 ページング装置点検において、使用できないハンドセットが4台あることを確認した。

当該ハンドセットの不具合箇所を取り替える。

(ページング:通話機能を備えた放送設備)
2 2月17日 共通 電離箱式サーベイメータの使用前点検において、検出器のマイラー膜の一部が破損していることを破損した。

当該サーベイメータを使用禁止とする。

(電離箱式サーベイメータ:サーベイメータの一種であり、内部に充填されたガスが放射線により電離することを利用して線量の測定を行う機器)
(マイラー膜:検出部内部に充填したガスの漏えいを防止するためのフィルム)
3 2月17日 共通 サイトバンカ建物チェックポイントにおいて、作業員が放射線管理区域用下着(上)を着用したまま体表面モニタで汚染検査を実施し、退域したことを確認した。

当該作業員の放射線管理区域用下着(上)を回収する。また、体表面モニタ付近の汚染がないことを確認する。

(サイトバンカ建物:使用済のチャンネルボックスや制御棒等の放射性固体廃棄物を貯蔵・保管するための建物)
(チェックポイント:管理区域への人の出入りを管理する場所)
(体表面モニタ:体の表面に放射性物質が付着していないかを検査する装置)
4 2月17日 2号機 定期事業者検査中 50m盤非常用ろ過水タンクの巡視において、非常用ろ過水タンク流出管出口弁の保温材カバー留め具を外したところ、留め具の固定部が破損した。

当該留め具を取り替える。
5 2月17日 共通 50m盤消火タンクの水位計点検において、当該水位計の発信器カバーが開かないことを確認した。

当該水位計の発信器を取り替える。
6 2月17日 2号機 定期事業者検査中 廃棄物処理建物ベイラー室でドラム缶詰め作業を行っていたところ、油圧プレス装置の油供給配管の接手部から油が漏れていることを確認した。

当該接手を取り替える。

(ベイラー室:作業等で発生した廃棄物のドラム缶詰め作業や一時的に廃棄物を保管する部屋)
(油圧プレス:廃棄物をドラム缶に詰める際、減容のため圧縮する装置)
7 2月17日 共通 降雪に伴い、ホイルローダにて技術訓練棟付近のアクセスルートを除雪していたところ、マンホールを損傷させた。

破損したマンホールを補修する。
8 2月17日 1号機 廃止措置中 運転中の床ドレン脱塩器において、床ドレン脱塩器出口導電率計の指示がダウンスケールしていることを確認した。

当該計器を調整する。

(導電率計:電気の通りやすさにより不純物の有無を計測する計器)
(ダウンスケール:指示値が計測可能範囲から外れること、または指示値を表示しなくなること)
9 2月17日 共通 純水装置イオン交換樹脂塔の再生作業において、苛性ソーダが注入されていないことを確認した。調査したところ、イオン交換樹脂塔再生水入口弁が全開せず、イオン交換樹脂塔の再生工程が進まなくなっていたことを確認した。

当該弁を取り替える。

(純水装置:発電所の運転に使用する純水(水ろ過装置で製造したろ過水から不純物を除去したもの)を作る装置)
(イオン交換樹脂塔:水に含まれる不純物を化学的に除去する装置)
(水ろ過装置:凝集沈殿およびろ過処理により淡水中の濁度成分を除去する装置)
(苛性ソーダ(水酸化ナトリウム(NaOH):樹脂の再生、排液の中和などに使用される)
10 2月17日 共通 降雪に伴い、ホイルローダにて技術訓練棟付近のアクセスルートを除雪していたところ、溝蓋のグレーチングを損傷させた。

破損したグレーチングを補修する。
11 2月20日 3号機 建設中 主タービン電気油圧式制御装置の計器点検において、電気油圧式制御盤のCPUおよび制御電源の異常を知らせる警報が発報した。調査したところ、電源装置入力部の故障と推定した。

当該電源装置を取り替える。
12 2月20日 共通 2号機再稼働時の使用前事業者検査対象工事の品質保証計画書の押印漏れの訂正について、QMS手順書通りに訂正していないことを確認した。

QMS手順書通りに訂正する。

(QMS:品質マネジメントシステム)
13 2月20日 共通 3号機原子炉建物、制御室建物の消火器点検において、消火器が作業場所の養生の中や開口部の上にあり取り出せないものや、消火器標識がないもの、作業により本来の場所とは違う場所に移設されているものがあることを確認した。

それぞれの消火器について処置を行う。
14 2月20日 3号機 建設中 原子炉建物ストームドレンサンプポンプの点検において、吸い込み口ケースに腐食があることを確認した。

当該部品を取り替える。

(ストームドレンサンプポンプ:一時的に集水されたストームドレンを収集タンクへ移送するポンプ)
(ストームドレン:管理区域内(放射線被ばくの恐れがある区域)で発生した結露水等)
15 2月20日 2号機 定期事業者検査中 緊急時対策所の巡視において、建物東側の雨水配管が破損していることを確認した。

当該配管を補修する。

(緊急時対策所:発電所の緊急時に対応等を指揮する場所)
16 2月20日 2号機 定期事業者検査中 中央制御室の消防設備表示盤から異常を知らせる警報が発報した。当該表示盤を確認したところ、原子炉格納容器地下1階に設置している感知器に異常があることを確認した。

当該感知器を取り替える。

(原子炉格納容器:原子炉の炉心が収納された容器やポンプ等の重要な機器を覆っている鋼鉄製の容器。冷却材喪失時などに原子炉から出てきた放射性物質を閉じ込める設備)
17 2月20日 2号機 定期事業者検査中 中央制御室の消防設備表示盤から異常を知らせる警報が発報した。当該表示盤を確認したところ、原子炉格納容器1階に設置している感知器に異常があることを確認した。

当該感知器を取り替える。
18 2月20日 共通 2号機力量付与訓練のうち、「大規模損壊発生時における対応」の教育訓練プログラム添付の原子力災害対策手順書が2025年8月に改正されていたが、補完教育訓練マニュアルに基づく、添付手順書の更新および補完教育訓練要否の判断を失念していた。また、2025年度の力量維持向上教育について教育プログラムが更新されていない状態で教育が行われていた。

教育訓練プログラムの更新および補完教育訓練要否の判断を実施する。
19 2月20日 2号機 定期事業者検査中 原子炉格納容器内の火災感知器復旧作業において、消防表示盤に感知器の異常を知らせる警報が発報した。

警報を発報した感知器を取り替える。
20 2月20日 3号機 建設中 タービン建物地下3階の巡視において、コンクリートのひびから湧水が発生していることを確認した。

当該部の止水を行う。
21 2月20日 共通 モルタル固化設備においてモルタル充填を行った8体の廃棄体のうち1体について、廃棄体の上部空隙値が基準に適合しないことを確認した。

当該廃棄体を識別し、保管する。

(モルタル固化設備:配管廃材等の不燃性の放射性固体廃棄物をモルタルで固化する設備)
(廃棄体:配管廃材等の不燃性の放射性固体廃棄物を溶融設備で溶融した物や溶融できない物を切断してドラム缶に詰め、モルタルを充填し、固化したもの)
22 2月20日 共通 ダストサンプラの点検において、流量試験を行ったところ、流量が許容範囲を外れていることを確認した。

当該サンプラに内蔵している流量計を取り替える。

(ダストサンプラ:空気中の放射性物質濃度を測定するため、空気中の塵をろ紙上に集める装置)
23 2月20日 共通 点検計画に基づき実施を予定していた雑固体廃棄物処理設備の電動機6台の取替について、設備の試運転予定日までに納入ができず、取替できないことを確認した。

対象電動機の取替実績は未実施とし、評価のうえ次回点検まで継続使用する。

(雑固体廃棄物処理設備:配管廃材等の不燃性の放射性廃棄物を溶融、固化処理する設備)
24 2月24日 2号機 定期事業者検査中 中央制御室において、自然現象監視カメラ監視端末に一部の監視映像が映らないことを確認した。なお、通信機器の電源を再投入し、監視映像は復旧している。

当該事象に対する原因調査を実施する。
25 2月24日 共通 1,2号機チェックポイントにおいて、作業員が放射線管理区域用帽子を着用したまま体表面モニタで汚染検査を行い、退出したことを確認した。

当該作業員の放射線管理区域用帽子を回収する。関係箇所に注意喚起を行う。
26 2月24日 2号機 定期事業者検査中 発電機密封油設備再密封油ポンプ電動機の点検において、負荷側、反負荷側のブラケット内径寸法が基準値を外れていることを確認した。

当該ブラケットを補修する。

(ブラケット:ベアリングを固定するための部品)
27 2月27日 2号機 定期事業者検査中 廃棄物処理建物地下2階の巡視において、濃縮廃液ポンプのメカニカルシール部からわずかな水の滴下があることを確認した。

当該ポンプを点検する。

(濃縮廃液ポンプ:濃縮処理した液体廃棄物を固化設備に送るポンプ)
(メカニカルシール:ポンプなどの軸の貫通部分から流体が漏れるのを防止する装置)
28 2月27日 共通 2026年度搬出対象廃棄体の自主検査において、低レベル放射性廃棄物検査装置の搬送装置がドラム缶上昇中に途中で停止し、検査装置の異常を知らせる警報が発報し、装置が停止した。調査したところ、搬送装置のチェーンが摩耗し、正常に巻き取れないことを確認した。

当該チェーンを取り替える。
29 2月27日 共通 所内ボイラーの巡視において、4号所内ボイラー排ガス濃度記録計に誤った記録用紙が取り付けられていることを確認した。

当該記録計の記録用紙を所定の記録用紙に取り替える。また、誤って取り付けた記録用紙に4号所内ボイラー排ガス濃度の記録であることの識別表示を行う。

(所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置)
30 2月27日 共通 無線式APDの点検において、中継装置使用時にデータ管理装置との通信ができないことを確認した。

当該APDを使用禁止とする。

(APD:警報付ポケット線量計。被ばく線量を管理する測定器)
31 2月27日 3号機 建設中 非常用ディーゼル発電機設備の電動機点検において、動弁注油電動ポンプ用電動機および燃料油ドレンポンプ用電動機の軸接手穴の直径が基準値から外れ、軸とのはめあい許容値を満足しないことを確認した。

当該電動機の軸接手を取り替える。

(非常用ディーゼル発電機設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を冷却する設備に電力を供給するための設備)
(動弁注油電動ポンプ:ディーゼル発電機の停止中に機器の摺動部に潤滑油を供給するポンプ)
32 2月27日 2号機 定期事業者検査中 原子炉建物地下2階の巡視において、非常用ディーゼル発電機室前通路南側扉が開かないことを確認した。

当該扉を補修する。
33 2月27日 共通 除雪作業後(雪解け後)のアクセスルートの確認において、2号機復水貯蔵タンク周辺の縁石が破損していることを確認した。

当該縁石を補修する。

(復水貯蔵タンク:発電所の運転に必要な水を貯蔵するタンク(非常用炉心冷却系の水源としても使用する))
34 2月27日 共通 2号機タービン建物北側風除室北側に新たに扉を設置し、2026年2月9日から運用を開始したが、緊急時に参照する当該扉の開閉操作方法を示した手順書の改正を行っていないことを確認した。同様な事象がないか確認したところ、2号機タービン建物大物搬入口子扉についても1月29日に運用開始したものの、同手順書を改正していなかった。

当該手順書を改正する。
35 2月27日 共通 2号機廃棄物処理建物1階の巡視において、ベイラー室南東側扉の扉監視設備センサーの固定金具が変形していることを確認した。

当該固定金具を補修する。
36 2月27日 共通 2号機タービン建物の扉取替工事に伴い、鍵開錠のための鍵が配備された。鍵の配備について使用者へ周知したが、鍵の使用開始時点までに、鍵使用箇所の長が発行する指示書による周知が実施されていなかった。

鍵使用箇所の長が発行する指示書により周知を行う。