5月前半(6月8日公表)

不適合の管理状況(2026年5月前半審議分)

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2026年5月1日~2026年5月15日の間に、不適合判定検討会にて審議し、不適合と判定したもの。

なお、不適合事象は重要度に応じて、グレード分けを行い、管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

対象となる事象は、ありませんでした。

Bグレード 0件

対象となる事象は、ありませんでした。

Cグレード 15件

No 審議日 号機 プラント
状態
不適合事象・処置計画
1 5月8日 共通 セメント固化設備および格納容器フィルタベント設備の使用前事業者検査(溶接)のQA検査7件が検査要領書を作成せず、2号機17回定期点検工事用のQA検査要領書を用いて実施していることを確認した。

当該QA検査について影響評価を実施し、有効とする。

(QA検査:使用前事業者検査に係る一連のPDCAが確実に実施されていることをプロセスの信頼性および記録の信頼性の観点により確認する検査)
(セメント固化設備:床ドレンや化学廃液系の濃縮器から発生する濃縮廃液等をドラム詰装置で固化材(セメント)と混合してドラム缶内に固化させる装置)
(格納容器フィルタベント設備:原子力発電所の重大事故時において原子炉格納容器の過圧破損を防ぐために排気操作を行う際、排気されたガスに含まれる放射性物質をフィルタで除去する設備)
2 5月8日 2号機 定期事業者検査中 非常用ディーゼル発電機設備の点検において、基準軸受に線傷があることを確認した。

当該部品を取り替える。

(非常用ディーゼル発電機設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を冷却する設備に電力を供給するための設備)
(基準軸受:クランク軸の軸方向の荷重を受けるための部品)
3 5月8日 2号機 定期事業者検査中 非常用ディーゼル発電機設備の点検において、クランクピン軸受に線傷があることを確認した。また、浸透探傷検査において、線状指示模様があることを確認した。

当該軸受を取り替える。

(クランクピン:機関のクランク軸に連接棒を接続する部分)
4 5月8日 2号機 定期事業者検査中 中性子計測装置の点検において、IRMモーターモジュールの上部カバーの取付ボルトを緩めたところ、取付ボルト1本が破断したことを確認した。

当該ボルト、ワッシャおよびOリングを取り替える。

(IRM(中間領域計装):原子炉の中性子計測装置の一種。原子炉の起動および停止時の中性子の量を監視するもの)
(IRMモータモジュール:IRM検出器を挿入および引抜するためのモータ、クラッチ、リミットスイッチなどの駆動装置)
5 5月12日 2号機 定期事業者検査中 制御棒駆動水圧制御ユニットの計器点検において、アキュムレータ圧力スイッチの誤差が精度外であることを確認した。

当該スイッチを調整する。

(アキュムレータ:油圧系や空圧系の流体機器に使われ、高圧流体を蓄えておく容器)
6 5月12日 2号機 定期事業者検査中 サプレッションチェンバの計器点検において、サプレッションチェンバ温度計(SA用)の誤差が精度外であることを確認した。

当該計器を調整し、ループ試験を行う。

(サプレッションチェンバ(トーラス):非常用炉心冷却系で使用する水を貯蔵するドーナツ状の設備)
(ループ試験:機器の動作を確認するため、あらかじめ定めた模擬信号(基準値)を設定した時の機器の動作量(弁開度)を確認する試験)
7 5月12日 2号機 定期事業者検査中 重大事故変換器盤の点検において、盤内の端子台の端子ビスに傷があり、完全にねじ込めないことを確認した。

当該端子台を取り替える。

(重大事故変換器盤:重大事故(SA)時に必要な計測信号の電流信号(4~20mA)を電圧信号(1~5V)に変換する処理を行う制御盤
8 5月12日 2号機 定期事業者検査中 格納容器フィルタベント設備の計器点検において、スクラバ容器温度計の誤差が精度外となっていることを確認した。

当該温度計を校正する。
9 5月12日 2号機 定期事業者検査中 重大事故変換器盤内のケーブル絶縁抵抗測定作業において、盤内計器のトグルスイッチに接触し、破損させた。

当該トグルスイッチを含む計器一式を取り替える。

(トグルスイッチ:レバーを操作して電気回路のオン・オフを切り替える機械式スイッチ)
10 5月12日 2号機 定期事業者検査中 残留熱除去設備の計器点検において、残留熱除去系注水弁差圧計の誤差が精度外であることを確認した。

当該計器を校正する。

(残留熱除去設備:原子炉が停止した後に燃料から発生する熱を除去する設備)
11 5月12日 2号機 定期事業者検査中 主タービンの主蒸気止め弁点検において、キャップ締付ボルトを緩めようとしたところ、締付ボルトが折損した。

当該ボルトを取り替える。
12 5月15日 2号機 定期事業者検査中 補助盤室の光伝送盤部品の基板取替作業において、光通信基板の取り替えを実施したところ、装置の異常を示す警報が発報した。

警報が発報した原因について調査を行う。
13 5月15日 2号機 定期事業者検査中 窒素ガス制御設備の計器点検において、窒素ガス供給圧力スイッチ(PIS227-2A)の誤差が精度外であることを確認した。

当該圧力スイッチを調整する。

(窒素ガス制御設備:事故時に発生する水素および酸素ガスの反応を防ぐため、原子炉格納容器内を窒素ガスに置換し窒素ガス濃度を維持するための系統)
14 5月15日 2号機 定期事業者検査中 窒素ガス制御設備の計器点検において、窒素ガス供給圧力スイッチ(PIS227-2B)の誤差が精度外であることを確認した。

当該圧力スイッチを調整する。
15 5月15日 2号機 定期事業者検査中 原子炉浄化設備の計器点検において、原子炉浄化設備入口流量計の誤差が精度外であることを確認した。

当該流量計を校正する。

(原子炉浄化設備:原子炉内を循環する冷却水から不純物を取り除き、水質を管理するための設備)

Dグレード 35件

No 審議日 号機 プラント
状態
不適合事象・処置計画
1 5月8日 2号機 定期事業者検査中 原子炉隔離時冷却設備の計器点検において、原子炉隔離時冷却ポンプ駆動用蒸気タービン入口圧力計の誤差が精度外であることを確認した。

当該圧力計を校正する。

(原子炉隔離時冷却設備:原子炉の停止後、何らかの原因で給水が停止した場合等に原子炉水位を維持する設備)
2 5月8日 共通 2号機大型送水ポンプ車の使用前事業者検査のQA検査において、認可届出不要工事の使用前事業者検査の検討資料となる設計検討書を作成していないことを確認した。

当該QA検査について影響評価を実施する。
3 5月8日 共通 固体廃棄物貯蔵所C棟の巡視において、2階出入口扉が未施錠であることを確認した。

当該扉を施錠する。
4 5月8日 2号機 定期事業者検査中 緊急時対策所の巡視において、屋上の貫通部のコーキング(止水処理)が脱落していることを確認した。

当該部を補修する。
5 5月8日 共通 放射性廃棄物運搬作業において、廃棄物貯蔵所A棟のトラック駐車場所に後退で進入したところ、カーブミラーに接触した。

当該カーブミラーを補修する。
6 5月8日 2号機 定期事業者検査中 取水槽設備の弁点検において、取水槽床ドレン逆止弁3台のフロートに打痕があることを確認した。

当該フロートを取り替える。
7 5月8日 共通 一矢案内所において、電動ゲートの誤操作により、電動ゲートと通勤バス左側面が接触した。

当該事象を警備員に周知し、注意喚起を行う。また、通勤バスを補修する。
8 5月8日 2号機 定期事業者検査中 電源内蔵型照明の点検においてバッテリー端子部からバッテリー液が漏れていることを確認した。

当該バッテリーを取り替える。
9 5月12日 3号機 建設中 巡視において、循環水配管マンホール室内の配管貫通部から湧水が浸出し、水溜りができていることを確認した。

湧水浸出の原因を調査した上で、貫通部の穴仕舞いを再施工する。
10 5月12日 3号機 建設中 復水貯蔵タンクの計器点検において、水位計の誤差が精度外であることを確認した。

当該水位計を校正する。

(復水貯蔵タンク:発電所の運転に必要な水を貯蔵するタンク(非常用炉心冷却系の水源としても使用する))
11 5月12日 3号機 建設中 3号機への純水移送作業において、バッテリー切れにより3号純水補給水流量計のデジタル表示が消灯していることを確認した。

当該流量計のバッテリーを取り替える。
12 5月12日 共通 3号機非常用ディーゼル発電機設備の点検において、ベアリングヒーターを使用したベアリング(軸受)挿入作業を火気作業申請書を提出せずに行った。

ベアリングヒーター使用は火気作業申請対象である旨を周知徹底した。

(非常用ディーゼル発電機設備:外部からの電力供給がなくなった場合に炉心を冷却する設備に電力を供給するための設備)
(ベアリングヒーター:べアリング(軸受)を加熱して膨張させ、軸へスムーズに挿入するための装置)
13 5月12日 2号機 定期事業者検査中 廃棄物処理建物制御室において、化学廃液サンプタンクの水位の警報が発報した。現場を確認したところ、化学廃液サンプタンク上部およびタンク廻り床面に少量の溜まり水があることを確認した。

溜まり水のふき取りを行う。

(化学廃液サンプタンク:脱塩器の樹脂再生等で発生する化学廃液を一時的に貯蔵するタンク)
14 5月12日 2号機 定期事業者検査中 主変圧器冷却ファン用電動機の点検において、7つの冷却器群の電動機について負荷側および反負荷側の軸の軸受嵌め合い部の寸法が管理値を外れていることを確認した。

当該電動機の軸の軸受嵌め合い部を補修する。
15 5月12日 共通 2号機自動火災報知設備の点検において、原子炉建物2階に設置している感知器に養生がしてあり、火災感知ができていない状態となっていることを確認した。

当該感知器の養生を撤去し、外観に異常がないことを確認する。
16 5月12日 2号機 定期事業者検査中 原子炉隔離時冷却設備の計器点検において、原子炉隔離時冷却系第1テスト弁開度計の誤差が精度外であることを確認した。

当該開度計を調整する。
17 5月12日 2号機 定期事業者検査中 原子炉隔離時冷却設備の計器点検において、原子炉隔離時冷却系第2テスト弁開度計の誤差が精度外であることを確認した。

当該開度計を調整する。
18 5月12日 2号機 定期事業者検査中 気体廃棄物処理設備の計器点検において、グランドコンデンサファン出口流量計の誤差が精度外であることを確認した。

当該流量計を校正する。

(グランドコンデンサ:主タービンのグランド部をシールする蒸気を凝縮回収する装置(グランド蒸気復水器))
(グランドコンデンサファン:グランド蒸気復水器で凝縮しなかった気体を排気するファン)
19 5月12日 共通 所内ボイラーの薬品注入作業において、薬品注入ポンプのグランド部からわずかな薬品の滴下があることを確認した。

当該ポンプのグランド部の増し締めおよび滴下箇所の清掃を行う。

(所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置)
20 5月12日 1号機 廃止措置中 廃棄物処理建物1階の巡視において、廃液サンプルポンプのグランド部から漏えいがあり、床面に溜まり水があることを確認した。

当該ポンプのグランドパッキンを取り替える。

(廃液サンプルポンプ:機器(ポンプ等)からの排水等を処理した後の水をタンクへ回収するためのポンプ)
21 5月12日 2号機 定期事業者検査中 廃棄物処理建物の自動火災報知設備の点検において、廃棄物処理建物内の地区音響装置の音圧が基準値より低いことを確認した。また、廃棄物処理建物内の音圧が全体的に低下していることを確認した。

廃棄物処理建物全域における地区音響装置の音圧低下に伴う原因調査を行う。また、端子電圧等に異常がない場合は地区音響装置本体の取替を行う。
22 5月15日 共通 2号機原子炉建物2階の巡視において、非常用電気室内のダクト付近で汚物を発見した。

汚物を撤去し、床面を清掃する。
23 5月15日 3号機 建設中 タービン建物補給水系統の計器点検において、タービン建物復水補給水流量計にエラー表示が発生していることを確認した。

当該計器を取り替える。
24 5月15日 2号機 定期事業者検査中 空気抽出設備の弁の点検において、復水器真空ポンプ入口弁の駆動部から潤滑油脂の漏れを確認した。

当該弁の部品交換または漏洩部のシール処理を行う。

(空気抽出設備:復水器からガス分を抽出し復水器の真空を維持する設備)
25 5月15日 共通 第1チェックポイントにおいて、作業員が退域時に体表面モニタにて測定を行ったところ、当該作業員のこめかみ部と鼻の付け根あたりに汚染があることを確認した。

当該作業者に対して簡易除染を行い、体表面モニタにより汚染がないことを確認し、退出する。
26 5月15日 共通 2号機廃棄物処理建物ベイラー室において、不燃物・可燃物の分別ができていない廃棄物が投函されていることを確認した。

当該廃棄物を回収し、再分別を行う。

(ベイラー室:作業等で発生した廃棄物のドラム缶詰め作業や一時的に廃棄物を保管する部屋)
27 5月15日 2号機 定期事業者検査中 タービン補機冷却水設備の計器点検において、タービン補機冷却水ポンプ出口ヘッダ圧力計の誤差が精度外であることを確認した。

当該圧力計を校正する。

(タービン補機冷却水設備:主にタービン関係のポンプ、電動機等の機器へ冷却水を供給する設備)
28 5月15日 2号機 定期事業者検査中 タービン建物に設置している水素ガス漏えい検知器の点検において、水素ガス漏えい検出器3台および指示スイッチ3台の誤差が精度外であることを確認した。

当該検出器および指示スイッチを校正する。
29 5月15日 2号機 定期事業者検査中 原子炉隔離時冷却設備の計器点検において、蒸気ドレンポット水位スイッチの誤差が精度外であることを確認した。

当該水位スイッチを調整する。
30 5月15日 2号機 定期事業者検査中 制御棒駆動設備の計器点検において、制御棒駆動機構加熱器出口流量計の誤差が精度外であることを確認した。

当該流量計を校正する。

(制御棒駆動設備:原子炉内の制御棒を動かすための設備)
31 5月15日 共通 クラス2機器供用期間中検査の定期事業者検査において、検査記録を取りまとめていたところ、検査要領書に記載されている検査手順の一部に記載誤りがあることを確認した。

検査記録の誤記修正を行う。また、検査要領書を改正する。
32 5月15日 2号機 定期事業者検査中 原子炉浄化設備の計器点検において、フィルタの圧力スイッチの誤差が精度外であることを確認した。

当該圧力スイッチを調整する。
33 5月15日 共通 50m盤消火ポンプの点検において、消火ポンプ出口逆止弁近傍の消火配管から水が漏えいしていることを確認した。

当該部を補修する。
34 5月15日 共通 管理事務所2号館および2号倉庫の消防設備点検において、自動火災報知設備専用電源に漏電遮断を行うブレーカーを使用しており、消防法の設置基準に適合しないことを確認した。

当該ブレーカーを地絡遮断(漏電遮断)機能のないものに取り替える。
35 5月15日 共通 1号機廃棄物処理建物の巡視において、除染室サンプポンプが締切運転をしていることを確認した。調査の結果、床ドレンコレクタタンク入口弁(除染室)を点検作業のために弁を全閉にしたまま、復旧を失念していたものと推定した。

当該弁を全開にし、当該ポンプの健全性を確認する。

(締切運転:ポンプや送風機などで、吐出側の弁を完全に閉め、流体を全く吐き出さない状態で運転すること)