
送 電
Naotaka Naito
多くの工事関係者と協力し
後世に残る送電鉄塔を建設する
送変電部(送電工事グループ)
内藤 直敬2016年入社
情報通信工学科
本社内の組織である送電工事グループでは、電気の通り道となる送電線を支える「送電鉄塔」を建設しています。中でも、日本全国に張り巡らされた超高圧(220kV・500kV)の「基幹送電線」の鉄塔を建設しており、中国地方の全ての超高圧送電線の工事を管理しています。現在私は、建設から60~70年が経過した岡山県内の鉄塔13基の建て替えを担当しています。位置選定から始まり、設計、建設、送電線の張り替えまで、工事期間は約5年にも及びます。

仕事の
やりがい
入社してから現在までずっと送電業務に携わってきて、小規模な工事から、少しずつ大きな工事を任せてもらえるようになりました。工事の規模が大きくなると、連携する関係者や影響を及ぼす範囲が広がるため、プレッシャーを感じることもあります。建設する鉄塔は高さが50m〜100mあり、今後100年近くインフラを支えていくものです。自分たちよりも長く後世に残っていくものを、多くの工事関係者とともに協力して建設することができ、非常にやりがいのある仕事です。
今後の
チャレンジ
学生時代は送電の業務とは関わりのない情報通信工学の専攻でしたが、社内外の先輩たちに恵まれ、いい環境で仕事を覚えることができたお陰で、送電業務にのめり込み、技術者として成長することができました。今後、私がチームを束ねる立場になったら、お世話になった先輩たちのように、いいチームを作れる技術者になることが目標です。経験したい工事はまだまだたくさんあるので、より良い技術者になれるよう、研鑽を重ねていきたいと思っています。

学生へのメッセージ
入社以来、私が心がけてきたのは、仕事はなんでも楽しんでやろう!ということ。技術的に難しいことや業務の好き嫌い、壁にぶつかることもありますが、前向きな気持ちで臨むことが、どんな仕事でも好きになる秘訣だと思います。周囲を見てみると、送電で培った経験を活かして海外の事業や、ドローンの活用などの分野で活躍している先輩もいます。就職活動も、前向きに楽しむ気持ちで、ワクワクする方向に進んでいってください!