
配 電
Shougo Adachi
配電設備の取り替え工事のため
岡山エリアの予算や進捗を管理
岡山ネットワークセンター 企画課
安達 奨悟2019年入社
システム工学系
岡山県の配電関係業務に関する予算管理と、古くなった設備の更新工事に関する進捗管理を担当しています。日常的に予算実績や工事・業務の進捗を把握し、必要な改善策を提案、実施します。予算実績が計画から大きく異なった場合は、その要因をデータ分析や現場担当者への聞取りから探っていきます。本質的な要因を究明するには、工事の進捗だけでなく、工事内容や工事単価、資材代など多角的なデータを分析することが不可欠です。加えて、配電全体の業務・工事について知識を得て、予算超過・未達リスクを把握する必要があります。

仕事の
やりがい
電力設備は高度成長期に設置されたものが多いため、それらの多くの設備が経年化対策を必要としています。また、同じ岡山県内でも地域によって地理的な特徴や気象がそれぞれに異なるため、一律の条件ですべての工事を進めることはできません。私は知識も経験もまだまだなので頭を悩ませることも少なくないですが、業務を通じて携わった経験のないさまざまな工事について学ぶことができ、自分にとって得るものが多い仕事だと感じています。岡山県エリアの配電予算を一手に担うという責任感も、やりがいにつながっています。
今後の
チャレンジ
2023年度からの新託送料金制度では、規制期間の5年以内に達成すべき目標が明確化されました。高経年化対策工事における「リスク削減量」という評価基準では、例えば1本の電柱の更新によってどれだけ停電リスクを低減できたのかといったことを評価し、限られた予算と施工能力の中で 「更新の物量」と「リスク削減量」を同時に達成することが求められます。評価基準が増えて現場の負担感が増しているため、現在は、現場の進捗管理を支援するために、設備管理表の改良に取り組んでおり、少しでも現場の負担が軽減できる施策を提案していきたいです。

学生へのメッセージ
就職はこれから先の人生を決める大きな分岐点です。私自身、いろんな会社を調べたり、考えたりすることがしんどくなることもありましたが、逃げずに向き合うことで、自分に合う会社を見つけることができました。周囲が内定をもらい始めると焦る気持ちになると思いますが、最後まで諦めず前向きに頑張ってください!