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枡田絵理奈が現地レポート! 島根原子力発電所の“いま”(前編)

島根原子力発電所特集

Ahaエネ! │ 2025.3.19

島根県松江市にある中国電力 島根原子力発電所の2号機が、2025年1月、13年ぶりに営業運転を再開しました。「安全と地域の信頼を第一に取り組んでいく」という思いを新たにした島根原子力発電所の"いま"を、フリーアナウンサーの枡田絵理奈さんがレポートします。

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枡田 絵理奈(ますだ えりな)さん

1985年生まれ、神奈川県出身。2008年にTBS入社。料理番組「チューボーですよ!」の5代目アシスタントを務めたほか、スポーツ番組「スーパーサッカー」、報道番組「NEWS23」など、さまざまな番組に出演。2014年に広島東洋カープ・堂林翔太選手と結婚し、広島に移住。現在は3人の子育てをしながら、フリーアナウンサーとして、中国電力提供番組「そ~だったのかンパニー」MCとしても活躍中。

インスタグラム

「前編ダイジェスト」
ショート動画公開中!

まずは島根原子力館へ

子どもも大人もエネルギーのワクワクを体感!

発電所や日本海を見下ろす高台に位置する「島根原子力館」は、誰もが原子力発電やエネルギーのことを楽しく学べる施設です。原子炉の一部を実物大に再現した巨大模型や、ゲーム感覚の実験装置、電気を作る体験コーナー、立体映像が楽しめるシアターなど、大人も子どももワクワクする仕掛けがいっぱい。スタッフによる館内案内(無料)もあります!

我が家には幼稚園児も小学生もいるので、いろんな世代の子どもたちが楽しめるのが嬉しいです。小さな子どもたちはプレイマットの上で安心して遊べるし、お兄ちゃん・お姉ちゃん世代はゲームや体験を通して自然にエネルギーについて学ぶことができるので、親目線で連れて行きたい施設ですね。“松江ではお馴染みのお出かけスポット”と聞いて、納得です。
個人的にすごくテンションが上がったのが、特産品センター! 地元の鹿島町をはじめ、松江市や島根県の特産品がたくさんあって、目移りしてしまいそう。スタッフの方におススメの商品を聞くと、「人気のお味噌やごはんのお供など、知る人ぞ知る名品ぞろい」なのだとか。全部食べてみたい!

島根原子力館近藤 沙耶(こんどう さや)さん
島根原子力館では、お子さまの来館が多くなる土・日曜や祝日には簡単にできる工作教室などを行っています。またゴールデンウイークや夏休み、クリスマスには、神楽やeスポーツ、わんわん大サーカスなど、楽しいイベントを開催していますので、ぜひお気軽にご来館ください。

島根原子力館

1988年の開館以来、2024年度までに述べ約250万人が来館。海抜150mにあるため、展望コーナーからは宍道湖や松江市の街並みを望むことができ、空気の澄んだ日には隠岐の島や大山が見えることも。

https://www.energia.co.jp/atom/atom14.html
住所:島根県松江市鹿島町佐陀本郷2955
TEL:0852-82-3055
開館時間:9:00〜17:00
休館日:毎月第2火曜(8月は第4火曜)、12月29日
~1月3日 ※変更の場合あり
入館無料

続いて島根原子力発電所へ

広大な敷地内で地域と環境に優しく発電中!

島根県松江市鹿島町の北部にあり、美しい日本海と緑に囲まれた島根原子力発電所。国内で5番目の原子力発電所として、1974年に営業運転を開始しました。192万㎡(マツダスタジアム約38個分)の敷地内には、運転を再開した2号機のほか、廃止措置中の1号機、建設中の3号機があります。

運転を再開した2号機の年間発電量は、島根・鳥取両県の電力需要の約6割に相当し、環境への負荷を抑えながら、低廉で安定した電力を供給するために、とても重要な役割を担っています。現在構内では、中国電力と協力会社合わせて約3000人が働き、さまざまな業務に取り組んでいます。

発電所に来たのは初めてです! もっと物々しい雰囲気なのかと思っていたんですが、爽やかなパステルカラーの建物が並んでいて、かわいらしい工場みたいな雰囲気。イメージが変わりました。

津波対策として設置されている「防波壁」の高さは海抜15m! 敷地の海岸沿いに約1.5kmにわたって続いており、万一の自然災害に備えています。

高台から見た時は、まさかこんなに大きいとは思いませんでしたが、真下に来ると、見上げるほどの巨大な壁。しっかりと守られていることを実感しました。

発電所の安全を守る上で欠かせないのが電源です。所内のあらゆる設備を動かすために、さまざまなバックアップ電源が確保されています。その一つ「ガスタービン発電機」は海抜44mの高台に設置されているので、津波の影響を受ける心配がありません。

普段は使われていないということでしたが、電源のバックアップが何重にも用意されていて、それもすぐ稼働できる状態が保たれていると知り、驚くと同時に安心感を覚えました。

万一の事故に備えて、早期復旧への対応力強化を図るため、本社を含めた総合的な訓練、国や自治体などへの通報連絡訓練など、あらゆる状況を想定した訓練を定期的に実施。また自治体の原子力防災訓練にも参加し、地域住民の方の避難訓練や放射性物質による汚染を調べるスクリーニング訓練などを実施しています。

中国電力 島根原子力本部 広報部小川 菜瑠(おがわ なる)さん
私が所属する島根原子力本部は、発電所と地域の皆さまをつなぐ窓口として、発電所の中の情報をお届けすることが主な役割です。私は、そのツールの一つである、広報紙「あなたとともに」を年に4回発行し、運転状況や安全への取り組みなどをお伝えしています。
ホームページからも
ご覧いただけます
https://www.energia.co.jp/atom/kouhoushi.html

島根原子力発電所

住所:島根県松江市鹿島町片句654-1

https://www.energia.co.jp/atom_info/shimane/index.html Google Maps

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枡田絵理奈が現地レポート!
島根原子力発電所の“いま”

後編へ続く
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