島根原子力発電所 新規制基準適合性審査に係る地質調査の実施について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

島根原子力発電所 新規制基準適合性審査に係る地質調査の実施について

当社は,島根原子力発電所2号機の新規制基準への適合性確認審査を受けるため,平成25年12月25日に原子炉設置変更許可等を原子力規制委員会に申請しました(同日お知らせ済)。
現在,同委員会による審査を受けているところですが,審査会合における敷地周辺海域および敷地周辺陸域の活断層評価に係るご指摘を踏まえ,データ拡充により評価の妥当性を確認するため,追加地質調査を実施することとしました。
このたび,以下のとおり実施計画がまとまり,調査を開始することとしましたのでお知らせします。

【地質調査計画の概要】
1. 調査期間

平成26年5月14日(水)~平成26年8月下旬目途

2. 調査概要(詳細は別紙1のとおり)

(1) 海域活断層に係る地質調査

<調査範囲>

・ 鳥取沖西部断層の西端付近,敷地北東沖,F-III~FK-2断層の両端付近,大田沖断層付近

<調査内容>

・ 海上音波探査,採泥調査による地質・地質構造に係るデータの収集

(2) 宍道断層に係る地質調査

<調査範囲>

・ 宍道断層の両端付近および西方延長海域

<調査内容>

・ ボーリング調査,ピット調査,はぎ取り調査,海上音波探査,地表地質踏査,海底面調査による地質・地質構造に係るデータの収集

なお,当社としては,審査会合におけるご指摘を踏まえた上記調査にとどまらず,より一層安心していただける発電所とするため,更なるデータ拡充に向けた調査についても,検討・実施してまいりたいと考えています。

以上