「島根原子力発電所 原子力事業者防災業務計画」の修正について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

「島根原子力発電所 原子力事業者防災業務計画」の修正について

 当社は、原子力災害対策特別措置法に基づき、「島根原子力発電所 原子力事業者防災業務計画」を修正※1し、本日、国に届け出ましたのでお知らせします。

【修正内容】

 (1)緊急時対策支援システム(ERSS)※2伝送項目の追加に伴う修正

    原子力規制庁からの依頼に基づき、島根2号機のERSS伝送データを96項目追加。

 (2)発電所構内の医療活動に関する修正

    原子力災害時における発電所構内の医療活動について、公益財団法人原子力安全研究協会と連携して対応する旨を追記。

 (3)「島根地域の緊急時対応」等を踏まえた修正

    関係機関の緊急時の対応や関係自治体の避難計画を含む「島根地域の緊急時対応」等において、原子力災害発生時の当社の対応として充実を図った事項(避難退域時検査への動員、福祉車両の確保、食料等の物資供給など)を追記。

 (4)その他

    記載の適正化 等

 当社は、引き続き、原子力災害の発生を未然に防止するための対策に鋭意取り組むとともに、原子力防災訓練等を通じて、万一の場合にも円滑かつ迅速に対応できるよう努めてまいります。

 ※1 原子力災害対策特別措置法において、毎年、原子力事業者が原子力事業者防災業務計画について検討を加え、必要があると認められる場合は自治体と協議のうえ修正し、国へ届出を行うとともに、その内容を公表することが義務付けられている

 ※2 ERSS(Emergency Response Support System):原子力施設から常時伝送されるプラントパラメータ情報を受け、原子力施設の状況を把握するための国のシステム

以上