当社は，昨日（平成29年11月1日），神鋼メタルプロダクツ株式会社から，玉島発電所1号機（LNG・重原油火力，所在地：岡山県倉敷市，定格出力：35.0万kW）における冷却水冷却器^※1の熱交換器用配管および水島発電所2号機（石炭火力，所在地：岡山県倉敷市，定格出力：15.6万kW）における復水器^※2の熱交換器用配管について，寸法成績表^※3の一部に不適切な記載があった事実を確認したとの報告を受けました。

　報告によると，神鋼メタルプロダクツ株式会社が，当該配管の寸法成績表において，本来，当該配管^※4両端の外径および肉厚の寸法を測定しなければならないところを，実際には配管片側の寸法のみを測定し，もう片側については，測定せずに想定される基準値内の数値を記載していたことが判明したとのことです。

　当該配管については，納入時の外観検査，据付後の漏洩確認試験等で健全性を確認しており，発電所の安全性に問題はありません。

　現在，本件以外に，神戸製鋼グループの不適切な製品が納入されたとの報告は受けておりませんが，引き続き，不適切な製品の納品有無について確認を行い，適切に対応してまいります。

以上