台湾洋上風力発電事業への出資参画について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

台湾洋上風力発電事業への出資参画について

 当社は,株式会社中電工(以下「中電工」)と共同で,台湾・(ユン)(リン)県における洋上風力発電事業へ出資参画することとしました。

 当社と中電工が設立した国内投資会社1(以下「C&C」)を通じ,双日株式会社,JXTGエネルギー株式会社および四国電力株式会社と共同出資することとしており,洋上風力投資会社である(ユン)(リン)ホールディングス社※2(以下「雲林社」)の株式27%を取得するもので,このたび,雲林社を所有するドイツの大手再生可能エネルギー開発事業者wpd(wpd A.G.)グループとの間で株式売買契約に署名しました。

 これにより,C&Cは,雲林社を通じて,台湾の洋上風力発電事業者である允能(ユンネン)風力發電股份有限公司(以下「允能社」)の権益の6.75%を取得します。

 允能社は,2021年12月までに,台湾の雲林県沖合で64万kWの洋上風力発電所を建設,発電開始し,台湾の再生可能エネルギー開発法に基づき台湾電力公司に対して,20年間固定価格で電力を販売いたします。こうした海外での風力発電事業への参画は,当社グループとして初めてとなります。

 当社は,国内電気事業の競争環境が厳しさを増す中,海外事業を成長分野の一つと位置づけており,これまで培ってきた電気事業の知見を活用し,新たな海外事業への出資参画を進め,収益力の強化に取り組んでまいります。

 

 ※1 「C&Cインベストメント株式会社」。当社と中電工の出資比率は50%:50%。
 ※2 Yunlin Holding GmbH,本事業の特定目的会社。

以上

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