12月後半(1月20日公表)
不適合の管理状況(平成22年12月後半審議分)
平成22年12月16日~平成22年12月31日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの
なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。
Aグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Bグレード 0件
対象となる事象は,ありませんでした。
Cグレード 76件
No | 審議日 | 号機 | プラント 運転状態 |
不適合事象・処置計画 |
1 | 12月16日 | 1号機 | 停止中 | タービン建物の空気抽出器室排気処理装置の点検において,排気処理装置と架台にズレが認められた。 当該箇所のズレを修正する。 (排気処理装置:建物空調の排気を浄化する装置) |
2 | 12月16日 | 共通 | ― | G-洗濯乾燥機[PDF:63KB]の軸封装置から洗濯水の漏れが認められた。 当該軸封装置を点検補修する。 (軸封装置:流体機器などの軸貫通部分から流体が漏れるのを防止する装置) |
3 | 12月16日 | 共通 | ― | サーベイメータ[PDF:94KB](VIC-59)に指示のふらつきが認められた。 当該機器を点検する。 (サーベイメータ[PDF:94KB]:持ち運び可能な放射線測定器) |
4 | 12月16日 | 共通 | ― | F-洗濯乾燥機[PDF:63KB]の蒸気供給配管接続部から,わずかな蒸気凝縮水の滴下が認められた。 当該接続部を点検補修する。 |
5 | 12月16日 | 1号機 | 停止中 | 高圧タービン点検において,パッキンケースのサポートライナーに小さな傷が認められた。 当該ライナーを取り替える。 (パッキンケース:軸封用の部品が収まるケース) (サポートライナー:すき間を調整する板状の部品) |
6 | 12月16日 | 1号機 | 停止中 | 低圧タービン点検において,パッキンケースドレン配管に詰まりおよび小さな傷が認められた。 当該配管を取り替える。 |
7 | 12月16日 | 共通 | ― | 作業員が放射線管理区域での作業終了後,APDの実効線量が同グループの作業員に比べ低い値であった。このため当該APDを試験したところ,不調が認められた。 当該APDを補修する。 同グループ作業者と同一線量として,当該作業員の被ばく評価を行う。 (APD:警報付ポケット線量計のこと。日々の被ばく線量を管理する器具) |
8 | 12月16日 | 1号機 | 停止中 | 非常用ディーゼル発電設備の冷却水循環ポンプの点検において,羽根車に芯ズレがあることが認められた。 当該羽根車を補修する。 |
9 | 12月17日 | 1号機 | 停止中 | 廃棄物処理建物の燃料プール冷却系プリコートタンク入口流量計配管接続部から,わずかな水の漏えいが認められた。(放射能汚染が無いことを確認済) 当該流量計を点検する。 (プリコートタンク:ろ過脱塩装置のフィルターとして,粉末樹脂をコーティングする際に使用するタンク) |
10 | 12月17日 | 2号機 | 調整運転中 | 廃棄物処理建物において,作業員が被服を運搬中,台車が現地制御盤のスイッチカバーに接触しスイッチカバーが破損した。 当該スイッチカバーを補修する。 |
11 | 12月17日 | 1号機 | 停止中 | 組合せ中間弁の点検において,ストレーナ溶接部およびリベット部を浸透探傷検査したところ,わずかな傷が認められた。 当該箇所を補修する。 (組合せ中間弁:1つの弁箱に2つの弁が組合わされた弁で,タービンを保護するためのもの) |
12 | 12月17日 | 1号機 | 停止中 | 主タービン油移送ポンプの点検において,ポンプ軸と軸受の間隙値が管理値を外れていた。 当該箇所を補修する。 |
13 | 12月17日 | 1号機 | 停止中 | 主タービン油移送ポンプの点検において,「ポンプ前カバーと軸受カバー」および「ポンプ後カバーとグランドケース」の接続部に,当たり不良が認められた。 当該当たり面の調整を行う。 |
14 | 12月17日 | 1号機 | 停止中 | B-排ガスフィルタ入口弁の点検において弁体を浸透探傷検査したところ,わずかな傷が認められた。 当該弁を手入れする。 |
15 | 12月17日 | 1号機 | 停止中 | C-排ガス貯蔵タンクドレンポット出口弁の点検において弁棒を浸透探傷検査したところ,わずかな傷が確認された。 当該弁を手入れする。 (排ガス貯蔵タンク:復水器等から排出されるガスを滞留することで,放射能の減衰を目的とするタンク) |
16 | 12月17日 | 1号機 | 停止中 | 一般弁点検においてD-排ガス貯蔵タンクドレンポット出口弁を浸透探傷検査したところ,弁棒にわずかな傷が確認された。 当該弁を手入れする。 |
17 | 12月17日 | 1号機 | 停止中 | 復水系レジンストレーナ差圧計点検において電源スイッチの動作確認をしたところ,電源が入らなくなった。 当該計器を取り替える。 (レジンストレーナ:復水脱塩器内のイオン交換樹脂が流れ出た場合に捕獲する装置) (イオン交換樹脂:原子炉への給水中の不純物を化学的に除去するもの) |
18 | 12月17日 | 共通 | ― | 作業員更衣室エリアにおいて,「火災」警報が発報した。 当該エリアの煙感知器[PDF:50KB]が作動していたが,火災ではないことを確認した。 当該煙感知器[PDF:50KB]を取り替える。 |
19 | 12月18日 | 2号機 | 調整運転中 | A-原子炉補機海水ポンプ[PDF:94KB]を停止したところ,ポンプが逆転したことから,当該ポンプ出口に設置している逆止弁が完全に閉じていないことが分かった。(12月22日公表済) 当該逆止弁を分解点検し弁箱内の清掃・手入れを行い,異常がないことを確認した。(12月25日確認済) (逆止弁:流体の逆流を防止する弁) (原子炉補機海水ポンプ[PDF:94KB]:原子炉建物内に設置された,ポンプモーター等の機器へ供給している冷却水を冷やす熱交換器へ海水を供給するポンプ) |
20 | 12月20日 | 1号機 | 停止中 | 復水器の下部胴体内の構造物の点検において,溶接部に小さな傷が認められた。 当該箇所を補修する。 (復水器:タービンを回し終えた後の蒸気を海水で冷却し,凝縮させ水に戻す装置) |
21 | 12月20日 | 1号機 | 停止中 | 原子炉浄化ポンプ[PDF:164KB]電流計の点検において,指示針の引っ掛かりが認められた。 当該電流計を取り替える。 (原子炉浄化ポンプ[PDF:164KB]:原子炉内を循環する冷却水中の不純物を取り除き,水質を管理するための系統に設置された,冷却水を循環させるためのポンプ) |
22 | 12月20日 | 1号機 | 停止中 | 原子炉設備弁点検において,原子炉浄化系サージタンク水位計のA-計器元弁を浸透探傷検査したところ,弁棒にわずかな傷が認められた。 当該弁を手入れする。 |
23 | 12月20日 | 1号機 | 停止中 | 原子炉設備弁点検において,原子炉浄化系サージタンク水位計のB-計器元弁を浸透探傷検査したところ,弁棒にわずかな傷が認められた。 当該弁を手入れする。 |
24 | 12月20日 | 1号機 | 停止中 | 主タービン油移送ポンプの点検において,カバーおよびポンプベースのボルトネジ部に損傷が認められた。 当該ボルトを取り替える。 |
25 | 12月20日 | 共通 | ― | サーベイメータ[PDF:103KB](GM-56)の使用前点検において,指示不調(70%以上に指示があがらない)が認められた。 当該メータを点検する。 |
26 | 12月20日 | 共通 | ― | F-洗濯乾燥機[PDF:63KB]の蒸気供給入口弁出口側接続部から,わずかな凝縮水の漏えいが認められた。 当該接続部を点検する。 |
27 | 12月20日 | 1号機 | 停止中 | B-放水路水モニタの不作動ランプが点灯し,「放水路水放射線高」および「放水路水放射線異常高」警報が発報した。(A-放水路水モニタは通常の値を指示していた。) また,B-放水路水モニタの電源異常ランプが点灯した。 当該モニタを補修する。 |
28 | 12月20日 | 2号機 | 調整運転中 | 4号所内ボイラのA-水面計上部に汚れが認められた。 当該水面計を点検する。 (所内ボイラ:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ,蒸気を供給する装置) |
29 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 安全保護系計器点検において,B-校正用計器の校正信号設定用ツマミが回りにくいことが認められた。 当該計器を補修する。 (安全保護系:原子炉を安全に停止させるための計器) |
30 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 安全保護系計器点検において,C-校正用計器の校正信号電流値のデジタル表示の消灯が認められた。 当該計器を補修する。 |
31 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 制御棒駆動水圧制御ユニット[PDF:221KB]の点検において漏えい確認を実施したところ,圧力計の接続部から,わずかな空気の漏えいが認められた。 当該接続部を補修する。 (制御棒駆動水圧制御ユニット[PDF:221KB]:制御棒を動作させるための水圧を制御する装置) |
32 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 制御棒駆動水圧制御ユニット[PDF:221KB]の点検において漏えい確認を実施したところ,スクラムパイロット弁の接続部から,わずかな空気の漏えいが認められた。 当該接続部を補修する。 (スクラムパイロット弁:原子炉の緊急停止信号を受け,スクラム弁を開動作させるための電磁弁) (スクラム弁:原子炉を緊急停止する制御棒を挿入するための弁) |
33 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 制御棒駆動水圧制御ユニット[PDF:221KB]の点検において漏えい確認を実施したところ,スクラム弁の上蓋接続部から,わずかな空気の漏えいが認められた。 当該接続部を補修する。 |
34 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 非常用ディーゼル発電設備の点検において,原子炉補機海水流量計の配管接続部に小さな傷が認められた。 当該接続部を補修する。 |
35 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 水素酸素濃度測定装置の電動弁点検において,サプレッションチェンバ側隔離弁および戻りライン隔離弁の現場電気回路※と電気回路図に違いがあることが認められた。 ※現場には弁動作を確実に行うため,電動機のトルクスイッチを動作させないようにする回路が設置されていた。 当該電気回路図を修正する。 (サプレッションチェンバ:原子炉格納容器下部に位置し水を貯蔵している設備。原子炉圧力容器につながる配管の破断事故などで原子炉格納容器内に放出された蒸気を水中に導いて冷却し,原子炉格納容器圧力の上昇を抑制するとともに,非常用炉心冷却系の水源としての機能を有する。) (トルクスイッチ:弁動作時,電動機に一定以上の力が加わった場合に停止するためのスイッチ) |
36 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 制御棒駆動水圧制御ユニット[PDF:221KB]アキュムレータ圧力計の点検において,昇圧時に指示の引っ掛かりが認められた。 当該圧力計を取り替える。 (アキュムレータ:事故時等に制御棒を緊急挿入する際の動力となる高圧窒素ガスが入った容器) |
37 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 除染室ドレンサンプ水位計の点検において,ポンプ停止用レベルスイッチの汚れによる動作の不調が認められた。 当該レベルスイッチを清掃する。 (ドレンサンプ:発生したドレンを移送するために,ドレンを受けるタンク) |
38 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 高圧タービンダイヤフラムの点検において浸透探傷検査したところ,水平接手面にわずかな傷が認められた。 当該接手面を補修する。 (ダイヤフラム:蒸気の流れを整える部品) |
39 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | B-低圧タービンダイヤフラムの点検において浸透探傷検査したところ,水平接手面にわずかな傷が認められた。 当該接手面を補修する。 |
40 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 復水器点検において,脱気トレイ溶接部が一部損傷していることが認められた。 当該溶接部を補修する。 (脱気トレイ:復水(凝縮水)中の酸素等のガスを除去する部品) |
41 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 復水器の点検において,復水器および送水管のゴムライニングに亀裂・膨れが認められた。 当該ゴムライニングを補修する。 |
42 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | A-外側主蒸気隔離弁リークオフ弁の点検において,弁箱内に詰まりが認められた。 当該弁箱を手入れする。 (リークオフ弁:弁のグランド部から水が出てきた場合に,その水を排水する配管に設置された弁) |
43 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | B-外側主蒸気隔離弁リークオフ弁の点検において,弁箱内に詰まりが認められた。 当該弁箱を手入れする。 |
44 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | C-外側主蒸気隔離弁リークオフ弁の点検において,弁箱内に詰まりが認められた。 当該弁箱を手入れする。 |
45 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | D-外側主蒸気隔離弁リークオフ弁の点検において,弁箱内に詰まりが認められた。 また,弁座を浸透探傷検査したところ,わずかな傷が認められた。 当該弁を手入れする。 |
46 | 12月21日 | 1号機 | 停止中 | 溶接事業者検査において,溶接事業者検査計画書に記載された電流値に誤りが認められた。 当該溶接は水冷溶接で,試験により良好な結果が得られることを確認した電流値で施工しており,溶接部の健全性に問題はない。(検査計画書記載の電流値は,通常溶接時の値であった。) 溶接事業者検査計画書に水冷溶接の場合の電流値を記載する。 (水冷溶接:配管の内面を水で冷却しながら行う溶接) |
47 | 12月22日 | 1号機 | 停止中 | B-タービン補機冷却水ポンプ[PDF:174KB]の点検において,ポンプ羽根車とポンプ軸の固着が認められた。 当該箇所を補修する。 (タービン補機冷却水ポンプ[PDF:174KB]:タービン関係のポンプモーター等の機器へ冷却水を供給するポンプ) |
48 | 12月22日 | 1号機 | 停止中 | B-高圧配電盤内の配線点検において,B-原子炉浄化ポンプ電動機の地絡検出用配線の絶縁被覆が損傷していることが認められた。 当該配線を取り替える。 (地絡:電気が地面に流れる現象) |
49 | 12月22日 | 1号機 | 停止中 | B-循環水ポンプ[PDF:213KB]下部軸受のゴムに亀裂・剥離が認められた。 当該軸受を補修する。 (循環水ポンプ[PDF:213KB]:タービンを回し終えた後の蒸気を冷却し,水に戻すために使用する海水を供給するポンプ) |
50 | 12月22日 | 1号機 | 停止中 | B-循環水ポンプ[PDF213KB]上部軸受のゴムに亀裂・剥離が認められた。 当該軸受を補修する。 |
51 | 12月22日 | 1号機 | 停止中 | 油清浄機サンプリング元弁の点検において,弁蓋の固着および配管の変形が認められた。 当該箇所を補修する。 |
52 | 12月22日 | 1号機 | 停止中 | 水素/酸素濃度計器盤温度計の点検において,温度計の不調が認められた。 当該温度計を取り替える。 |
53 | 12月22日 | 1号機 | 停止中 | 濃縮廃液貯蔵タンク入口圧力計の点検において,ゲージセーバーの不調が認められた。(指示が上昇し続けた。) 当該ゲージセーバーを取り替える。 (ゲージセーバー:過度の圧力がかかった際,計器を保護するための装置) |
54 | 12月22日 | 1号機 | 停止中 | 廃棄物処理建物制御室空調入口圧力計の点検において,ゲージセーバーの不調が認められた。(指示が上昇し続けた。) 当該ゲージセーバーを取り替える。 |
55 | 12月24日 | 1号機 | 停止中 | 原子炉補機冷却ポンプ[PDF:185KB]点検において,ケーシング合わせ面のパッキンに損傷が認められた。 当該合わせ面を補修する。 (原子炉補機冷却ポンプ:原子炉関係のポンプモーター等の機器へ冷却水を供給するポンプ) |
56 | 12月24日 | 1号機 | 停止中 | 電動弁駆動装置の点検において,B,D,E,F-復水デミネ入口弁のトルク動作設定値が高目であることが認められた。 当該弁のトルク動作設定値を調整する。 (トルク動作設定値:弁を駆動する電動機に一定以上の力が加わった場合に停止する値) |
57 | 12月24日 | 共通 | ― | D-ランドリーモニタ使用時に「故障」表示が点灯した。 当該モニタを補修する。 (ランドリーモニタ:洗濯物の汚染の有無を確認する装置) |
58 | 12月24日 | 1号機 | 停止中 | C-レジンストレーナ差圧計の点検において,計器精度内に調整ができないことが認められた。 当該差圧計を取り替える。 |
59 | 12月24日 | 1号機 | 停止中 | C-原子炉給水ポンプ[PDF:129KB]の点検において浸透探傷検査したところ,羽根車の吸込側にわずかな傷が認められた。 当該羽根車を補修する。 (原子炉給水ポンプ[PDF:129KB]:原子炉へ冷却水を送るためのポンプ) |
60 | 12月24日 | 1号機 | 停止中 | 蒸気加減弁リレーおよびタービンバイパス弁リレーの点検において,ブッシュに摩耗が認められた。 当該ブッシュを取り替える。 (蒸気加減弁:原子炉から蒸気タービンへ送られる蒸気の流量を制御する弁) (タービンバイパス弁:原子炉圧力を調整するための弁。タービンバイパス弁が開くと原子炉で発生する蒸気が直接復水器に流れ,原子炉圧力を調整することができる) (リレー:制御信号を発生させる油圧装置) (ブッシュ:リレーの軸とケースの摺動部を保護する部品) |
61 | 12月24日 | 1号機 | 停止中 | 復水器点検において,復水器水室下部フランジ面のゴムライニングに亀裂・剥離が認められた。 当該ゴムライニングを補修する。 (復水器水室:タービンを回し終えた後の蒸気を冷却する海水が流れる箇所) |
62 | 12月27日 | 1号機 | 停止中 | A-低圧タービン点検において,軸受メタルに傷が認められた。 当該軸受メタルを取り替える。 (軸受メタル:タービン軸を支持する部品) |
63 | 12月27日 | 1号機 | 停止中 | 原子炉建物空気冷却設備運転中において,冷凍機が「冷凍機故障」警報を発報し停止した。 当該冷凍機を点検する。 |
64 | 12月27日 | 1号機 | 停止中 | B,C-復水昇圧ポンプ[PDF:106KB]点検において,軸受端部のふたを止めるボルト締付座面に摩耗が認められた。 当該箇所を補修する。 (復水昇圧ポンプ[PDF:106KB]:復水ポンプから出た水の圧力を上げて原子炉へ冷却水を送るためのポンプ) |
65 | 12月27日 | 1号機 | 停止中 | 給水入口逆止弁の点検において,弁体受けに傷が認められた。 また,弁座を浸透探傷検査したところ,わずかな傷が確認された。 当該箇所を補修する。 (弁体受け:弁体が開いた時のストッパー) |
66 | 12月27日 | 1号機 | 停止中 | 高圧注水ポンプ第2入口弁の電動機を点検したところ,ステムナットに摩耗が認められた。 当該ステムナットを取り替える。 (高圧注水ポンプ:原子炉につながる配管が破断して冷却材(水)が流出するような事故を想定して,原子炉内に水を送り冷却するための非常用炉心冷却装置を構成する系統のひとつで,原子炉の圧力が高いときに水を注入するポンプ) (ステムナット:電動機の駆動力を弁に伝える部品) |
67 | 12月28日 | 1号機 | 停止中 | 組合せ中間弁の点検において,部品を締付けるトルク値の減少が認められた。 当該締付部を適正なトルク値で締付ける。 (トルク:部品を締付けるために必要な力) |
68 | 12月28日 | 1号機 | 停止中 | 主蒸気止め弁の点検において,締付ボルトの六角穴に変形が認められた。 当該締付ボルトを取り替える。 (主蒸気止め弁:緊急時にタービンへ流入する蒸気を急速に遮断するための弁) |
69 | 12月28日 | 1号機 | 停止中 | 社員が管理区域からの退域時,管理区域用靴下を着用したまま体表面モニタ[PDF:12KB]を通過した。 非管理区域の汚染がないことを確認した。 靴下を管理区域に戻した。 (体表面モニタ[PDF:12KB]:放射線管理区域出口に設置され,作業者の汚染の有無を測定,判定する装置) |
70 | 12月28日 | 1号機 | 停止中 | 廃棄物処理制御室空調機のファンベルトに劣化が認められた。 当該ファンベルトを取り替える。 |
71 | 12月28日 | 1号機 | 停止中 | 制御棒駆動水圧制御ユニット[PDF:221KB]の点検において,一つのユニットで「水位高」ランプが点灯した。 当該ユニットのレベルスイッチを補修する。 (レベルスイッチ:容器等の水位を検出するためのスイッチ) |
72 | 12月28日 | 1号機 | 停止中 | A-低圧タービン点検において,ダイヤフラムを浸透探傷検査したところ,水平接手面にわずかな傷が認められた。 当該接手面を補修する。 |
73 | 12月28日 | 1号機 | 停止中 | 蒸気加減弁の点検において弁体を浸透探傷検査したところ,シート面にわずかな傷が認められた。 当該弁体について手入れする。 |
74 | 12月28日 | 1号機 | 停止中 | 残留熱除去系ドライウェル第2スプレイ弁の点検において,電動機のトルクスプリングパックに摩耗が認められた。 当該部品を取り替える。 (残留熱除去系:原子炉を停止した後に,燃料から発生する熱を除去・冷却する系統) (トルクスプリングパック:電動機から弁を動かすための力を受ける部品) |
75 | 12月28日 | 1号機 | 停止中 | グリコールポンプ出口流量計の点検において,計器スイッチ部ケース内に小さな傷が認められた。 当該流量計を取り替える。 |
76 | 12月28日 | 2号機 | 調整運転中 | 原子炉棟空調換気系のユニットヒータ用蒸気コイルから,わずかに蒸気の漏えいが認められた。 当該蒸気コイルを点検補修する。 |