内部統制強化委員会を開催しました(2025年12月)

当社は、2025年12月、「2025年度第3回内部統制強化委員会」を開催しました。
一連の不適切事案における再発防止策の実施状況および内部監査の状況、その他各主管部門の取組みについて報告し、委員から評価や助言をいただきました。

委員からのご発言要旨

システム物理分割の進捗状況

  • 小売りシステムにおける不要データ有無の確認・削除について、全体を把握して、漏れがないよう慎重に対応してほしい。
  • 極めて重要なシステムを分割するプロジェクトなので、動作検証を含めしっかり実施してほしい。

企業文化変革の推進に向けた取り組み状況

  • 中国電力のCMで「中国電力は変わろうと思う。見ていてください。」のキャッチフレーズがとても心に響く。こうした企業文化変革に向けた取り組みこそ社外に発信して見てもらうべき。
  • 企業文化の変革に向けては、社外の目を入れることで新しい気づきを得られるため、社外取締役との意見交換など継続してほしい。
  • 「変わろうプロジェクト」に参加した社員は貴重な人材。定期的に「今感じていること」などをヒアリングしてフォローしてほしい。

2025年度「職場実態・社員意識調査」の結果の報告

  • 様々な取り組みが社員の意識変化に繋がっていると感じた。
  • 数値が大きく改善しているということだが、母集団が大きいアンケートで有意に数字が向上するということは、企業文化変革の取り組みの明確な成果であると思ってよい。今後は前回との比較のみならず、絶対値が低い項目に注目することが大切。組織ごとの差の背景なども分析すべき。
  • 本社と現場、組織と組織の間の風通しの良さは重要であるため、組織の垣根をどう超えていくかを考えていくべき。

2025年度前期内部監査結果報告ほか

  • グループ企業監査については、企業によってリスクの大きさや業務の内容が異なるため、監査において重要な観点もそれぞれ異なると考えられる。その点に留意し、引き続き適切な監査を実施することが望ましい。
  • 内部監査の外部評価の実施を計画しているとのこと。実施した企業は2024年でまだ2割以下であるが、「グローバル内部監査基準」が改訂されたことや再発防止策で内部監査の強化を謳っていることを踏まえると、外部評価を実施することを強く推奨する。

電力取引市場に関するリスクへの対応状況

  • 現時点のマニュアル類の整備状況やミドルチェック体制について説明されたが、仮にこれらが万全でも、問題事例は起こり得る。気を緩めず、何が起こり得るかわからないという意識でモニタリングしていくとよい。
  • チェック体制についてはおおむね足りていると考えるが、散らばっている複数のマニュアル類の見直しや整理は大切であり、引き続き進めてほしい。
  • 2線の取り組みとしては、マニュアルの不明点はないか、誰がみてもわかる内容になっているか、抜けているところはないかの観点が重要。確認する範囲や方法については、リソースや実施可否等も踏まえて引き続き検討してほしい。

コンプライアンス推進部門による事業所訪問(再発防止策の実効性等の確認)

  • 行為規制事例集などの教材の認知度が低いとのことだが、よい資料を作成しても読まれていないのでは意味がない。どのように広めていくか検討が必要である。
  • 行為規制と業務のかかわりは組織によって異なるため、個々の部署とコミュニケーションを図って課題やリスクがないか検証したり、これらの組織固有の課題やリスクを事例集等に織り込むなど工夫が必要である。

【参考】「内部統制強化委員会」を設置しました(2023年9月)