水族館の楽しみ方、スタッフさんに聞いてみた!

「海響館」展示部 海獣展示課　田代真菜さん

バンドウイルカ、カリフォルニアアシカ、ゴマフアザラシ、スナメリの飼育展示を担当。主に飼育エリアの掃除や解説イベント、動物たちの健康管理などを行っています。

水族館の魅力は、生きものの体の特徴や季節ごとの変化をじっくり学べること。かわいらしい“本物”の姿をすぐそばで観察でき、“本物”の感動を味わうことができるのも、大きな醍醐味のひとつです!
水族館を巡るコツは、まず目の前の生きものをじっくり観察し、美しさや能力のすごさ、かわいらしさを素直に感じること。そこから解説を読んだり、スタッフの話を聞いたりすることで、その生きものへの理解が深まり、魅力をさらに深堀りできます。視覚で感じた印象と知識が組み合わさることで、より豊かな体験につながりますよ♪

アシカもフグも! 見どころ満載の新しい海響館 下関市立しものせき水族館「海響館」

2025年8月にリニューアルした海響館。注目の新展示が、アシカの新施設「ひれあしビーチ」です! カリフォルニアアシカが暮らすメキシコ・マグダレナ島をモチーフに再現したエリアで、砂浜や波の音までリアル。アシカの繁殖にも力を入れていて、今後は赤ちゃんアシカの子育てシーンも見られるかも…! さらに、フグの生態や下関との歴史が学べる新展示「フグペディア」も登場。“フグの町・下関”ならではの魅力がギュッと詰まって、見どころ満載です。

じっと見つめられちゃいました!　

2025年1月23日投稿のこの1枚、じっと見つめるアシカの大きな目が印象的な写真。これは、イルカスタジアムでトレーナーが撮影したものです。新施設「ひれあしビーチ」のプールでも、ガラス越しに、写真のようにアシカと目が合う瞬間があるかもしれませんよ!

「海響館」田代さん

今回、新たにオープンしたアシカの展示繁殖施設「ひれあしビーチ」では、四頭のアシカとの、初めての群れ飼育に試行錯誤を重ねました。日々彼らの行動が安定し、順応力の高さに感動しています!
他にも海響館では、生きものの自然な姿やイキイキとした姿を間近で体感いただけます。展示を通して、“かわいい”だけじゃない、命の力強さと魅力に触れていただけたらうれしいです。

下関市立しものせき水族館「海響館」

住所：山口県下関市あるかぽーと6-1
TEL：083-228-1100
開館時間: 9:30～17:30（入館は閉館の30分前まで）
休館日：年中無休
入館料：大人（高校生含む）2,500円、小・中学生 1,200円、幼児（3歳以上）500円

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シロイルカに会える! 癒しのアクアス 島根県立しまね海洋館アクアス

「アクアス」といえば、西日本で唯一飼育展示しているシロイルカ! パフォーマンスでは、シロイルカの特徴を紹介しながら、「幸せのバブルリング」®や「マジックリング」など、ここでしか見られない技も披露しています。ほかにも、通年展示が珍しいトビウオや、島根県のサメの神話をモチーフにした大水槽「神話の海」、ペンギンが空を飛ぶように見える「ペンギン館」なども大人気です。

脱皮するイルカ!?　

2024年8月6日に投稿した、シロイルカの脱皮にまつわる内容は特に反響が大きかったです! シロイルカは自然界でも脱皮すると考えられており、なかでも生後1カ月前後の脱皮は、皮がかなり分厚く剝けるんです。今回はシロイルカ・アンナの子どもが脱皮したときの皮と、脱皮中の姿を投稿しました。「シロイルカって脱皮するの!?」という驚きの声も多く、まだまだ知られていない不思議な生態を、ぜひみなさんに知っていただきたいです。

島根県立しまね海洋館アクアス

住所：島根県浜田市久代町1117-2
TEL：0855-28-3900
開館時間: 9:00～17:00（入館は閉館の1時間前まで）
休館日：火曜（祝祭日が火曜の場合、翌平日が休館日）
※春休み、ゴールデンウィーク、夏休み（7/20～8/31）、年末年始は休まず開館
入館料：大人 1,550円、小・中・高校生 500円、幼児（未就学児童）無料
https://aquas.or.jp

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“ここだけ!”が詰まった、
ちょっとエモい水族館

中国地方にはここにしかない穴場の水族館がまだまだあります! 他にはない専門的な展示や、小さいながら“エモさ”が詰まった個性的なスポットを紹介します。

カニ好き必見! 鳥取観光にぴったりの水族館 鳥取県立とっとり賀露かにっこ館

カニを中心に、さまざまな水の生きものを展示している「かにっこ館」は、「見て」「触れて」「体験できる」がテーマの、カニが主役の水族館です。入口正面には、館内でいちばん大きな「鳥取の魚水槽」があり、真鯛やスズキ、エイなどがのびのびと泳ぐ姿が楽しめます。そのほか、迫力満点のタカアシガニや、冬の味覚・松葉がになど、個性豊かなカニたちにも出会えます。子ども連れの家族旅行や、鳥取観光の立ち寄りスポットとしてもおすすめ!

鳥取県立とっとり賀露かにっこ館

住所：鳥取県鳥取市賀露町西3丁目27-2
TEL：0857-38-9669
開館時間: 9:00～17:00（入館は閉館の15分前まで）
休館日：火曜（祝祭日が火曜の場合、翌平日が休館日）
※3月24日～4月8日、7月20日～8月31日及び12月24日～1月8日は休まず開館
入館料：無料
https://kanikko.jp/

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子どもたちが夢中! 大人気タッチングプール なぎさ水族館

「瀬戸内のハワイ」といわれる周防大島にある水族館。展示コーナーでは、食卓でおなじみの魚はもちろん、ちょっと変わった海の生きものたちも展示。世界ではじめて人工繁殖に成功したニホンアワサンゴや、周防大島の美しいクラゲなど、見どころたっぷり♪また、国内最大級の屋内タッチングプールでは、ヒトデやナマコ、大きなヤドカリなど、海の生きものに直接触れることができます。奥のプールには、大小さまざまな魚や、なんとサメまで! 子どもたちの歓声が絶えない、大人気の体験コーナーです。

なぎさ水族館

住所：山口県大島郡周防大島町大字伊保田2211-3
TEL：0820-75-1571
開館時間: 9:00～16:30（入館は閉館の30分前まで）
休館日：水曜（祝祭日が水曜の場合、翌日または翌々日が休館日）、12月29日～1月3日
入館料：大人 210円、小・中学生 100円
https://nagisapark.jimdofree.com/

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ウミガメにも会える! じっくり楽しめる海洋博物館 渋川マリン水族館（玉野市立玉野海洋博物館）

昭和28年に開館した歴史ある海洋博物館。ウミガメやアザラシなど水族館のさまざまな生きものに直接触れるイベントが開催され、海を身近に感じられるアットホームさが魅力! 瀬戸内海の魚を中心に、約180種2,000点が飼育・展示されています。瀬戸内海に春を告げる魚・イカナゴや、「ままかり」の名でおなじみのサッパなど、全国的に珍しい魚の展示も。併設されている陳列館では魚類、甲殻類の剥製をはじめ、貝類標本や船舶模型など多くの貴重な資料を展示しています。

渋川マリン水族館（玉野市立玉野海洋博物館）

住所：岡山県玉野市渋川2丁目6-1
TEL：0863-81-8111
開館時間: 9:00～17:00（入館は閉館の30分前まで）
休館日：水曜（祝祭日が水曜の場合、翌日が休館日）、1月4日、12月29日～12月31日
※1月1日～3日、3月25日～4月10日、4月29日～5月5日、7月・8月は休まず開館
入館料：大人 800円（15歳以上）、小人 400円（5歳以上15歳未満）
https://www.city.tamano.lg.jp/site/kaihaku/

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NEW OPEN!

2025年秋OPEN! 街なかで楽しむ新感覚水族館 広島もとまち水族館

2025年秋、広島中心部にあるショッピングセンター「パセーラ」にオープンする「広島もとまち水族館」は、空間演出型の新感覚水族館。子連れでのおでかけやデートスポットを探している人にもおすすめの注目施設です。館内は「生命の舞台」をテーマにした8つのシーンで構成され、音や光、映像を使った没入型の展示で、自然の驚きや命の尊さを体感できます。インタラクティブな仕掛けや学びの要素も充実。ショッピングの合間に立ち寄れる立地も魅力です♪

広島もとまち水族館

住所：広島県広島市中区基町6-78　基町クレド・パセーラ7F
https://aquarium-hiroshima.com/

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