年末年始、“ズボラ×センス”でいこう!

ごちそう続きで、ちょっと胃が重たい。外食にもおせちにも、そろそろ飽きてきた…。そんなときこそ、食材を使い切り、ムダを減らす“やさしいごはん”が力になります。フライパンひとつ、電子レンジひとつ、冷凍ストックひとつで整う台所は、気持ちまで軽くしてくれるはず。
“ズボラ×センス”で、無理なく、おいしく。ちはるさんと一緒に楽しむ、年末年始の簡単ごはんをご紹介します。

「だけメシ」ちはるさんと作る、包丁いらずの時短レシピ3選（動画あり）

年越しの夜は、ワンパンでごちそう気分!ワンパンでガーリックしょうゆチキンプレート

作り方（調理時間：約15分）

1

じゃがいもを皮ごと丸ごとラップで包み、5分レンチンする。（600W）

2

フライパンに塩こしょうをして皮目から中火で5分焼く。

3

鶏もも肉をひっくり返したら①のじゃがいもをフライパンに入れて上から少し押しつぶす。冷凍いんげんも一緒に入れて5分焼く。

4

Aを混ぜ合わせておく。

5

チキン以外をお皿に取り出し、いったん火を弱め、Bを加えて火を戻し、煮詰めながら絡ませたら火を止め、5分程度置いて肉汁を落ち着かせる。
※熱々で切ると肉汁が流れ出てしまい、ジューシーさが減っちゃいます。

6

チキンを2等分にし、お皿に盛って、ソースをかける。

フライパンひとつで同時調理できるから、洗い物も最小限でエコ! 包丁いらずで簡単に作れます。この仕上がり、ワンパンとは思えないほど豪華に見えませんか!

お正月明けは、“胃やすめレンチンごはん”厚揚げツナおろし蒸し煮風

びっくりするほど簡単で、あっという間に完成! お正月明けの疲れた胃にやさしく寄り添う味です。無理をしたくない日の“リセットごはん”にぴったり。

冷凍ストックが、帰省明けの救世主にジップロックでリゾット風（２食分まとめて作る）

●トマトリゾット 作り方

1

ベーコンは細切り、しめじはほぐし、ジップロック（Sサイズ使用）に材料を全て入れて冷凍する。

2

食べる前に冷凍庫から①から取り出し、深さのある耐熱皿に生米、オリーブオイル、水を加えてよく混ぜ、①をのせる。

3

隙間をあけてラップして、11分レンチンする。（600W）

4

ピザ用チーズを加えてよく混ぜ、ラップせずに１分レンチンする。
※小さな子ども向け・芯のあるお米が苦手な方向けに、ふつうのごはんでも作れます! その場合、水は加えずにレンチン時間を2分程度にして、加熱具合をみて追加加熱してください!

帰宅後はレンチンだけでOK! 包丁いらず・洗い物ほぼなし。しかも生米から作れるなんて、この手軽さは本当にすごいんです! 未来の自分を助けるつもりで仕込んでおくと、心にも余裕が生まれます。

“ズボラ×センス”は、暮らしにも地球にもやさしい選択

年末年始のように忙しい時期こそ、“簡単な台所”が、自分の時間と気持ちを取り戻す助けになります。食材を無理なく使いきること。電子レンジや冷凍を上手に使うこと。洗い物を減らして水や洗剤のムダを省くこと。そんな小さな工夫が、暮らしを軽やかにし、家計の負担を減らしながら、地球にもやさしい選択につながります。
2026年のはじまりは、“おいしくて、環境にもやさしい”ごはんから。自分のためのズボラが、まわりのためのセンスにもなりますように。