メニューを開閉する
FIELD

つくる

電力の安定供給のために

火力 THERMAL POWER

いつの時代も社会の要請に応じて、様々な燃料を組み合わせ良質で低廉な電気を作り続けてきた火力発電。
火力部門では、火力発電所の運転・メンテナンスや、次世代の発電システムに関する研究・開発、火力発電技術の事業化等を行っています。
火力発電においては、最新技術およびバイオマス混焼を採用した三隅発電所2号機の導入や非効率石炭フェードアウトに着実に取り組むとともに、2050年カーボンニュートラルに向けて、CO₂を回収しカーボンリサイクルに繋げる技術や、水素・アンモニアによるカーボンフリー発電技術の開発を進めていきます。

TOPICS

革新的低炭素石炭火力発電の実現を目指し、実証試験を推進している「大崎クールジェンプロジェクト」。
発電効率を高めることに加え、発電時に発生するCO₂を取り出す実証試験を行っており、カーボンリサイクル技術と組み合わせることでカーボンニュートラル実現のための有望な選択肢になり得ると考えています。

原子力 NUCLEAR POWER

発電時にCO₂を排出せず、少量の燃料で大量のエネルギーを長期間にわたり取り出すことができる原子力発電。
原子力部門は、原子力発電の安全確保を最優先に発電所の運転・メンテナンス、使用済燃料や放射性廃棄物の管理などを行っています。
原子力発電所は非常に多くの機器・設備で構成されており、それらの点検・保守は安全で安定的な運転のために極めて重要です。
機器や設備の点検保守、あらゆる緊急時に備えた訓練など、何よりも安全を最優先し、決められた基準を満たすだけでなく、さらなる安全性を追求しています。

TOPICS

島根原子力発電所2号機は、2021年9月に、原子力規制委員会から新規制基準に適合しているとする 「原子炉設置変更許可」を受領しました。
今後も引き続き、2号機の再稼働および3号機の稼働に向けて安全確保に万全を期して取り組んでいきます。

再生可能
エネルギー
RENEWABLE ENERGY

水力や風力、太陽光などの再生可能エネルギーは、エネルギー資源が乏しい日本にとって貴重なエネルギーです。
再生可能エネルギーを、地球環境問題への対応のためだけでなく、成長領域の一つと位置づけ、日本国内における水力や風力等の導入に加え、海外での再生可能エネルギー開発も含め、積極的に取り組んでいます。
現在90箇所ある水力発電所については、既存設備の更新や改修を行い、最新技術を導入することで発電電力量の増加を図るリパワリングなどを継続的に実施しています。
木質バイオマスを石炭と混焼するバイオマス発電についても既存の石炭火力発電所の設備改良を行うことで利用拡大を図り、更なるCO₂の排出抑制に努めています。

TOPICS

1951年に発電を開始した滝山川発電所(広島県山県郡)。
2019年より水車・発電機の取り換え工事を実施し、2021年4月に営業運転を開始しました。
最新技術の活用により、発電電力量は年間で約1割増加しています。

燃料 FUEL

発電に欠かせないLNG・石油・石炭・ウランなどの燃料。
その燃料を経済的かつ安定的に確保することは電力の安定供給に欠かせません。
燃料関係部署ではその調達を主な業務としています。
再生可能エネルギーの拡大などにより、火力燃料の消費量が大幅に変動する中、燃料調達先・契約の多様化や、電力の需要動向に応じた追加調達などを実施することで、電力の安定供給に欠かせない燃料を経済的・安定的に確保しています。

TOPICS

シンガポールの現地法人Chugoku Electric Power Singapore Pte. Ltdでは、 海外投資案件の発掘・具体化だけでなく、アジア地域のエネルギー需給や燃料取引に関する情報収集を行うことで、燃料の機動的調達のサポートを 行っています。

事業領域トップへ