CROSS TALK 若手社員座談会

- 所属は取材当時のものです
- 中国電力に入社を決めた理由は何ですか?
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自分が育った地域に貢献したくて、Uターン就職をしました。生活や産業になくてはならない電力の仕事は、たくさんの人を支える影響力があると思います。実は、父が中国電力の社員で、いつも楽しそうに仕事をしていたんです。その姿を見て、カッコいいなと憧れていました。
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そうなんですね。自分も家族がいる地元で働きたくて、Uターン就職しました。大学では土木を専攻していたので、その知識や技術を生かせる地元の企業に就職して、インフラに関わる仕事がしたいと思っていました。だったら、これからもずっと必要な電気だろう。そう思って中国電力を志望しました。
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私も、中国地方の地域貢献を就職活動の軸にしました。中国電力の魅力は、電気を届けるだけでなく、国際事業や広報活動、燃料調達など、多様な方法で社会に貢献しているところだと思います。大学では地学を専攻していたので、中国地方の地盤が発電所建設に適していることも知っていました。そんな学びも生かしながら、いろんなことを経験できると期待して入社しました。
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みなさんと違って、一番の志望動機はサンフレッチェ広島です。いつでも応援に行きたいので、地元を離れられません(笑)。もちろん、それだけではなく、機械工学を専攻する中で環境問題に興味を持ち、脱炭素化に向けて発電時にCO₂を出さない原子力発電の仕事をしたいと思っていました。あ、これも地域貢献ですね。
- 実際に入社してみていかがでしたか?
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入社前に抱いていたイメージ通りでした。とにかく人が温かいんです。就活ではインターンシップに20社くらい行ったのですが、一番親身に対応してくださいました。今は、上司の方がいつも優しくサポートしてくださるおかげで、自分からすすんでチャレンジできる業務が増えています。
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コロナ禍の就活だったので会社説明会もオンラインでしたが、それでも人のよさは伝わってきました。社内の雰囲気もよくて、「こんな先輩がいる会社なら働いてみたい」と思ったのです。その印象は入社後も変わりませんが、驚いたのは、想像していた以上に業務の専門性が高いことです。
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その気持ちは分かります。希望通り、原子力発電に関わる部署に配属されたのですが、まず現場を経験して設備系統の多さに驚き、本社の業務で関係する法令や審査資料の複雑さにも驚きました。それに携わっている先輩方の知見には、凄さを感じています。
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そうですね。技術系や事務系、経験者採用など、様々な職歴の先輩に囲まれて、質問をすれば何でも答えていただけるような職場です。私の同期も、それぞれの配属先で専門性の高い仕事をしています。新入社員のときから、活躍できる場や機会がたくさん用意されているという点は、入社前に期待していた通りでした。
- 今の仕事でどんな時にやりがいを感じますか?
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山口統括セールスセンターで法人営業を担当しています。電気の契約に関することや環境への取り組みなど、お客さまの課題に対して解決策を考えるのが私たちの仕事です。最初は上司について行くだけでしたが、どんなことでも「いったんチャレンジしてみよう」と言われ、「私もお客さまに提案してみたいです」と手をあげました。チャンスをいただいて、初めて提案した案件が成約できた時はうれしかったですね。仕事が本当に楽しいです。
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チャレンジさせてもらえる環境は、私の職場も同じです。今は、需給・トレーディング部門で、地域の事業者や自治体の設備で発生する太陽光や風力などの余剰電力を、当社の供給力として購入する仕事を担当しています。入社してすぐに情報量が多いこの部門に配属され、「1年目からこの環境に置かれることはなかなか無い」と言われることもしばしばありました。知らない単語が飛び交う日々に戸惑いもありましたが、学んだことがすべて自分の成長につながる、恵まれた環境にいると思っています。
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「若手にもこんな仕事を任せてもらえるの?」と思うことは、確かにありますね。今は、電源事業本部で島根原子力発電所を安全に稼働させるための設備の設計を担当しています。設備面の安全対策が十分であることを説明する資料づくりも重要な仕事で、自分が作成した内容に納得していただけた時には達成感がありました。社会全体から注目され、家族や友人からも期待されている事業に参加できることは、大きなやりがいです。
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赤木さんは原子力設備グループですよね。自分は耐震土木技術グループに所属して、島根原子力発電所の構造物を設計しています。冷却水を貯める貯水槽や、地表の水を海に流すための水路など、安全対策を徹底する構造物です。国の審査で承認を得るための資料作成にも携わり、担当者に説明する役割も任せていただきました。もちろん、先輩方にフォローしてもらいながらですが、責任のある仕事なので毎日が勉強です。
- これからチャレンジしたいことは何ですか?
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中国電力の強みは、電気事業の長い歴史の中で培ってきた信頼だと思います。その会社の一員として、目の前のお客さまに信頼していただくことが何より大切だと思っています。電気のこと以外でも、「まずは相談してみよう」と思われる人になりたいですね。お客さまにとって最適な解決策を見つけるために、これまでになかった新しいサービスなども積極的に提案していきたいと思います。
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まずは、島根原子力発電所の2号機の再稼働・3号機の起動に貢献することが目標です。これからの人生において、貴重な経験になることは間違いありません。また、土木に携わる者として、当社の業務の幅広さは大きな魅力です。様々な経験を積めるチャンスがあるので、いつかは海外事業にも挑戦してみたいですね。そして、DXの推進など、社内業務の改善につながる提案ができる人になって、会社を変えていきたいと思っています。
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そうですね。会社が大きく変わろうとしている今、もっと魅力的な会社になるために、私たちにも出来ることがあると思います。社内の最新情報が真っ先に集まる需給・トレーディング部門では、数字の検討方法や制度などの知識を常にバージョンアップする必要があります。これらの経験を生かして人間関係を広げ、将来は様々な業務やプロジェクトにチャレンジしてみたいですね。そして、頼られる人になることが目標です。
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これからの大きな目標は、発電所をゼロからつくることです。2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、新しい発電方法が考案される可能性もあるので、まだ世の中にないものをつくることにチャレンジしたいですね。これまで発電所建設に力を尽くしてきた先輩方の凄さは、この仕事を知れば知るほど実感しています。その凄さを受け継いで、未来につないでいく役目も担っていると思います。
- 学生のみなさんへメッセージをお願いします。
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何度も言いますが、人がいい会社です(笑)。リフレッシュ休暇などの制度もあって、休みが取りやすい環境なのでプライベートな時間もしっかり楽しめますよ。
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みなさんが想像しているより、もっとスケールが大きくて派手な仕事ができる会社です。それに、新しいサッカースタジアムには、本社から歩いて行けます(笑)。
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働く環境がとてもいい会社です。あらゆる分野の経験や知識が豊富な人たちから学べることや、ライフスタイルに合わせた働き方を選べる制度が整っているのは、大きな魅力だと思います。
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いろんなことにチャレンジできる会社。このひと言に尽きると思います。自分自身も、やりたいことはまだまだたくさんあるので、これから先が楽しみです。
PROFILE

- 赤木 喜久
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電源事業本部 原子力設備グループ
2022年入社

- 大釜 友香
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需給・トレーディング部門 電力購入グループ
2022年入社

- 山本 菜子美
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山口統括セールスセンター 販売推進課
2024年入社

- 高橋 航平
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電源事業本部 耐震土木技術グループ
2023年入社