
國安 哲郎
デジタルイノベーション本部 営業システムグループ
2018年度入社
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♯技術系
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業務内容について
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社内業務に利用されるシステムの開発業務として、業務部門からのニーズに基づき、業務担当者・ITベンダーと協力しながら、システム仕様の検討・認識合わせを行うとともに、開発プロジェクト全体の管理をしています。具体的には、システムのアウトプットとして何を実現したいか、という業務部門からの外部仕様に対し、システム内部でどのようなロジックで実装するか、という内部仕様を検討しています。また、予算や開発スケジュールが予定どおりなのかを管理し、予算超過や進捗遅れが生じる際はその対応策を関係者と調整しています。
一日のスケジュール
- 8:00
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出社
- 9:00
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メールチェック、打ち合わせ資料作成
- 10:00
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社外打ち合わせ(ベンダーとのシステム仕様調整)
- 11:00
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設計書・テスト結果レビュー
- 12:00
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昼休憩
- 13:00
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メールチェック、社内稟議資料作成
- 14:00
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定例打合せ(開発件名の進捗会議ほか)
- 15:00
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事務作業(委託契約手続き、検収など)
- 16:00
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社内グループミーティング
- 17:00
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システム仕様確認、データ検証作業
- 19:00
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退社

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なぜ中国電力を志望しましたか?
また実際入社してみていかがですか? -
社会インフラである電力業界の情報システムに携わってみたかったからです。具体的には、生活の当たり前を支えており、止まることが許されない事業だからこそ、日々緊張感や責任感を持ちながらも、唯一無二のやりがいを感じられると思ったからです。またITベンダー側ではなく、自社内システムの管理担当側の立場となることで、システムの開発と利用の両面からアプローチできると考えました。実際に社内には、お客さまの契約管理~発電・送電~電気の使用量・料金の計算~請求するまでに様々なシステムがあり、その規模の大きさを感じながらも、ベンダーと業務部門の間に立って、開発プロジェクトをまわしていくことに楽しさとやりがいを感じています。
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仕事の醍醐味、やりがいについて教えてください。
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システム開発がスケジュール通りに完了し、リリースできた時は喜びを感じます。これまでに担当してきた開発は、国の定める法制度に応じた案件も多く、運用開始時期が厳密に決められています。新法制度に合わせて全国一律でスタートする必要があり、遅れることが許されないため、日々の業務には緊張感があります。そういった環境の中で、各関係者と協力して壁を乗り越えながらシステム開発を進め、計画通りに完遂し、無事運用開始をむかえられたときはとても達成感があります。
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中国電力の中にいないと感じられない中国電力の凄さについて教えてください。
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風通しがよく、活気あふれる職場が魅力と感じています。どのような業務においても、様々なかたと関わりを持ち、日々やりとりをすることになります。自分が困ったときに親身に相談に乗ってくれる人、的確なアドバイスをくれる人が多く、逆の立場になった際もそういった姿勢を心がけるようにしています。当社の強みの1つとして、特許登録件数業界1位がよく挙げられますが、こういった職場であることが、意見の出しやすさや個々の発想力を引き出せる環境をつくり上げていると思います。
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今後チャレンジしたいこと、中国電力で成し遂げたいことについて教えてください。
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自身の“目利き力”を高めることです。情報通信の分野は裾野が広く、私が関わっているシステム開発分野の他、システムの稼働を支えるサーバー・ネットワーク等のインフラ分野、情報漏洩やサイバー攻撃を防ぐセキュリティ分野など、学ぶべきことが多くあります。また、ITベンダーと品質のよい仕事をしていくことや、価格査定としてベンダーの作業費用の妥当性を判断するには、知識レベルを高めていくことも必要となってきます。今後、他グループの業務を幅広く経験しながら、自らの専門性をさらに磨いていきたいです。
キャリア変遷
- 入社前
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学士は経営情報学部、修士は情報マネジメントを専攻。
無線ネットワークの通信効率向上に関する研究に従事。
軟式野球部 - 1年目
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情報通信部門 情報計画グループに配属。
社内のIT利活用の促進、iOSアプリの開発改良、グループウェア/全社共通システムの運用・保守業務に従事 - 4年目
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情報通信部門 システム第二グループに異動。
託送料金を計算するシステム(託送料金システム)の開発・改良・保守業務に従事 - 5年目
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デジタルイノベーション本部 ネットワークサービスシステムグループに異動。
託送料金システムおよび送配電会社として需要者/発電者の契約情報を管理するシステム(ネットワーク契約管理システム)の開発・改良・保守業務に従事。 - 6年目
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デジタルイノベーション本部 営業システムグループに異動。
数年後の運用開始にむけた、ネットワーク契約管理システムの開発案件業務に従事
学生・就活生へのメッセージ

就職活動から卒論発表にかけて、大学生活の終盤は多忙かと思いますが、そのすべてが将来の糧になり、自分を成長させてくれます。就職活動は自分自身を振り返るよい機会となり、様々な場面を想定した事前準備の大切さを実感できます。また、卒論の執筆は論理的思考や文章力が鍛えられます。こうした能力は社会人になってからも常に必要となるので、学生時代に場数を踏んで身に付けておいて損はありません。目の前の事柄一つひとつに対し、意義を見出して取り組むことで、社会人としての準備につながると思います。