
菰下 雅也
東部水力センター 津山水力電気課
2024年度入社
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♯技術系
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業務内容について
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水力発電所には、ダムなどの土木設備と、水車や発電機などの発電設備があります。私が所属する水力電気課は、発電設備の維持・管理を行っており、不調によって計画外の発電停止をしないよう保守を行うとともに、古くなった設備を取り替えるとなどの業務を行っています。津山管内には13カ所もの水力発電所があります。水力発電所は、各発電所毎に一点ものであり、それぞれ構造も違うことから、各発電所で適切な維持管理や工事が行えるよう日々の仕事に取り組んでいます。
一日のスケジュール
- 7:00
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起床
- 8:00
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通勤
- 9:00
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iPadデータ入力等の巡視準備
- 10:00
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発電所①へ移動
- 11:00
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発電所①巡視
- 12:00
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昼食・発電所②へ移動
- 13:00
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発電所②巡視
- 14:00
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事務所へ移動
- 15:00
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巡視データ整理・アップロード
- 16:00
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メール確認
- 17:00
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資料作成
- 18:00
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退勤

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なぜ中国電力を志望しましたか?
また実際入社してみていかがですか? -
私は、以前から近年のエネルギー問題や環境課題について興味がありました。現在の電力業界が、カーボンニュートラルによる太陽光などの不安定電源の増加と安定供給との相対する課題に取り組んでいることに、やりがいがあると感じ、中国電力を志望しました。入社して水力電気課に配属となってからは、直接、エネルギー問題等の諸課題に関わることはありませんが、再生可能エネルギーの重要な役割を持つ水力発電を支える業務に携わることができ、嬉しく思っています。
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仕事の醍醐味、やりがいについて教えてください。
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カーボンニュートラルなど、脱炭素化が求められる社会で、水力発電はCO₂を排出しない発電として注目されています。社会的に水力発電が、よりたくさん発電することが期待されているわけです。そんな水力発電では、回転する機械のため少なからず機器のトラブルの予兆があります。その予兆を事前に発見し、設備の修理・取替を計画して、発電所が働けるように維持しています。このように、手間をかけた発電所が社会に期待され、貢献していることにやりがいを感じます。
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中国電力の中にいないと感じられない中国電力の凄さについて教えてください。
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入社前から中国電力の業務内容は調べて知っているつもりでしたが、実際に業務に携わる中で、会社の中ではとても大きなお金や多くの人が動いていることを実感しました。急速に変化している電力業界でどういった運用をしていくのか、先の先まで予測し、持続的可能性や社会的責任の観点も取り入れつつ、正解が分からない中で適切な判断を続けようとする会社の姿勢に驚きを感じました。
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今後チャレンジしたいこと、中国電力で成し遂げたいことについて教えてください。
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水力発電には、オーバーホールという水車発電機を全て分解し、清掃や修理、消耗品の交換を行い、再度10年以上安定的に運転を行えるよう実施する作業があります。大きな水車発電機を小さな部品の1つ1つにまで分解するスケール感やその行程の大変さから、先輩社員から「大変だがやりがいがある仕事」だと聞いています。水力電気課に所属しているからには、経験してみたい仕事だと思っています。また、ゆくゆくは揚水発電所など、さらに大きな発電所のオーバーホールや水力発電所を一新する改修工事にも携わりたいと思っています。
キャリア変遷
- 入社前
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工学部電気電子工学科に所属、リアクトル磁性材料の研究
- 1年目
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東部水力センター津山水力電気課にて発電所の維持管理業務に従事
学生・就活生へのメッセージ

私が学生の皆さんに伝えたいことは「義務感を捨てる」ことです。勉強や就職活動に追われていると、やらないといけないこと考えないといけないことが沢山あるかと思います。1つ1つに負い目を感じていると、物事を楽しむ余裕がなくなるのでは、ということです。夢が無くても、失敗が続いても人生はたいていどうにかなります。目の前のことをひたむきにやっていれば、おのずと次の目標ができ、いつの間にか夢ができているものです。義務感を捨て、今しかできない失敗を楽しむマインドで頑張ってください!