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INTERVIEW

佐藤 大晃 電源事業本部 原子力安全グループ
2022年度入社

  • ♯技術系
業務内容について

当社は、カーボンニュートラルへの取り組みとして、「安全確保を大前提とした原子力発電の活用」を目標とし、島根原子力発電所2号機の早期再稼働及び3号機の早期運転開始を目指しています。今私が所属している原子力安全Grは、当社の原子力発電所の設備の性能や安全性を評価し、東京電力福島第一原子力発電所事故のような事故を二度と起こさないことを念頭に定められた各種安全基準に適合していることを原子力規制庁に審査して頂くためにご説明することを主な役割としています。

一日のスケジュール

9:00

出社~メールチェック、資料チェックなど

10:00

プラントメーカーとの打合せ

12:00

昼食

13:00

社内打合せ・業務に関する確認会・勉強会

15:00

電事連大の会議参加

17:00

メールチェック、資料作成など

19:00

退社

なぜ中国電力を志望しましたか?
また実際入社してみていかがですか?

大学・大学院で原子力の勉強をしていたことから、卒業後は原子力発電に携わりたいと考えていました。当時、島根原子力発電所は1号機が廃止措置中、2号機が再稼働の審査中、3号機が建設中であり、あらゆる段階の業務を経験できると思い、志望しました。
入社後、島根原子力発電所の発電部で1号機と2号機の巡視点検業務を経験した後、電源事業本部の原子力安全Grで2号機と3号機の審査資料の作成業務などに従事し、様々な側面から原子力発電に関わることができています。

仕事の醍醐味、やりがいについて教えてください。

原子力発電は、カーボンニュートラルの実現や、多様な電源の確保、安定性・経済性という点において、重要な電源である一方で、その安全性をしっかりと確認していく必要があります。また、エネルギーや科学技術的な側面だけでなく、社会的な側面にもしっかりと向き合っていかなければなりません。私たちの仕事は、そういった立場にある原子力発電所を動かし、社会を支えることです。そのため、原子力発電の業務に携わることの責任は非常に大きく重く、やりがいのある仕事だと感じています。

中国電力の中にいないと感じられない中国電力の凄さについて教えてください。

中国電力に入社し、実際に原子力発電の業務に携わってみて、原子力発電は、想像以上に多くの分野・人によって成り立っているのだということを知りました。原子力発電所には電力会社の社員だけでなく、グループ会社や協力会社など多くの人が働いています。さらに、官公庁や自治体、地域のお客様、プラントメーカーや同業他社など、多くの関係者が関わっています。このように、スケールが大きく、社会からの注目度の高い原子力発電の事業を行っていることは、中国電力の凄さの一つだと思います。

今後チャレンジしたいこと、中国電力で成し遂げたいことについて教えてください。

島根原子力発電所2号機が再稼働した後は、次は3号機の審査が本格化します。これまでの経験を踏まえて、3号機の審査では私が所属する原子力安全Grの先頭に立って活躍し、早期運転開始を成し遂げたいと考えています。さらに、3号機の特定重大事故等対処施設の審査や2号機の安全性向上評価など、今後も続いていく業務についても、深く関わっていきたいと考えています。

キャリア変遷

入社前

学部時代は機械工学、大学院では原子力について勉強していました。
サークル活動として競技かるたをしたり、リコーダーを吹いたりしていました。

1年目

新入社員教育の後、島根原子力発電所発電部に配属。当直業務に従事

2年目

電源事業本部(原子力安全Gr)に異動。安全解析など、原子力規制庁や他社の対応業務に従事

3年目

電源事業本部(原子力安全Gr)で安全解析など、原子力規制庁や他社の対応業務に従事

学生・就活生へのメッセージ

今、中国電力は変わろうとしています。電力自由化、脱炭素化、再生可能エネルギーの普及など、会社を取り巻く事業環境がすごい勢いで変わっています。ワークライフバランス、働き方改革、転職市場の拡大など、働き方の価値観も、どんどん変わっています。このように変わっていく社会の中で、会社も変わっていかなければならないと、若手から経営層までそう思っています。また、原子力発電においても、島根原子力発電所2号機の再稼働が目前となっており、これを達成した後は3号機の早期運転開始を目指して動き出す状況にあります。新しい中国電力を是非一緒に作っていきましょう。

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